2025年8月5日開始!大阪・関西万博で広島県が平和と食文化を体験発信
ベストカレンダー編集部
2025年6月27日 15:20
広島県ブース出展
開催期間:8月5日〜8月9日

2025年大阪・関西万博に広島県ブース「RE:WORLD HIROSHIMA」出展
2025年8月5日(火)から9日(土)にかけて、大阪・関西万博が開催されます。この万博において、広島県は「RE:WORLD HIROSHIMA」というブースを出展します。広島県は、被爆から80年を経て、平和都市としての発展を遂げた姿や、人々を支え続けてきた食文化の魅力を発信することを目的としています。
出展期間は、広島の「原爆の日」である8月6日の前日である8月5日から、長崎の「原爆の日」である8月9日までの5日間です。この期間中、国内外から訪れる万博来場者に向けて、広島が持つエナジーと魅力をアピールします。

ブースの構成とメインコンテンツ
ブースの中央には、被爆から復興までの歴史や現在の広島の魅力をインタラクティブに体験できるデジタルコンテンツが設置されます。来場者は、視界いっぱいのプロジェクション映像を通じて、広島の力強いエナジーを全身で感じ、楽しむことができます。
また、被爆の実相に触れ、平和の取組を「自分ごと」として捉えてもらうため、資料展示に加え、VR技術を用いた体験プログラムも実施します。これにより、核廃絶の重要性や平和の尊さを、見て・聞いて・体感できる機会を提供します。

エナジーゾーンとピースゾーン
ブース内は、メインコンテンツを中心に「エナジーゾーン」と「ピースゾーン」の2つで構成されています。
- エナジーゾーン:広島の「美味しさの宝庫」を体験
- ピースゾーン:広島の被爆の歴史と平和への想いに触れる

エナジーゾーンの詳細
エナジーゾーンでは、広島の復興を支えた食文化に焦点を当て、「美味しさの宝庫」としての広島を体験することができます。ここでは、広島の豊かな食文化を歴史や風土、食べ方などから五感を使って知っていただく展示が行われます。
具体的には、広島の企業が発祥のふりかけを通じて「おいしい!広島」を視覚・味覚・香りで体感できるコンテンツが用意されています。田中食品株式会社の協力により、広島のソウルフードである「お好み焼」味のふりかけがバージョンアップされ、来場者はその場でオリジナルの「お好み焼味マイふりかけ」を持ち帰ることができます。

ピースゾーンの詳細
ピースゾーンでは、被爆の実相や復興の歩みを知っていただくための展示が行われ、広島県およびへいわ創造機構ひろしま(HOPe)の平和の取組も紹介されます。VRゴーグルを用いて原爆投下前後の広島を再現した映像を観ることができ、被爆の当時の状況や復興に向けて立ち上がる人々の思いを体験することができます。
さらに、SNSと折り鶴を通じて平和のメッセージを世界に発信する「#未来へのおりづるキャンペーン」と連携し、実際に折り鶴を折る体験を通じて、来場者一人ひとりの平和への願いを可視化します。特に、8月6日の広島原爆の日には、国際平和のためのユース対話イベントが万博会場でも配信され、平和実現への誓いを共有します。

出展概要
出展概要は以下の通りです。
名称 | RE:WORLD HIROSHIMA |
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テーマ | 被爆80年―いのち輝き、おいしい!があふれる広島のピース&エナジー |
日程 | 2025年8月5日(火)~ 9日(土) |
会場 | 大阪・関西万博 ギャラリーEAST(東ゲートゾーン) |
詳細 | 広島県ブース特設サイト |
また、広島県ブースの公式インスタグラムアカウントも開設されており、出展内容の詳細や最新情報を随時発信しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
広島の復興の歴史や食文化を体験し、平和の大切さを感じることができる「RE:WORLD HIROSHIMA」ブースでの体験は、訪れる人々にとって貴重な機会となるでしょう。