2025年6月30日開始|Datachemical LABが英語表示機能を新搭載
ベストカレンダー編集部
2025年6月30日 09:58
英語表示機能リリース
開催日:6月30日
データケミカルが英語表示機能をリリース
データケミカル株式会社(代表取締役:吉丸昌吾、本社:東京都渋谷区)は、2025年6月30日より、同社が展開する材料開発のAI・機械学習クラウドサービス「Datachemical LAB(データケミカルラボ)」において、英語表示切り替え機能をリリースすることを発表しました。この新機能は、外国人研究者やエンジニアがよりスムーズに「Datachemical LAB」を活用できる環境を整備することを目的としています。
今後、米国をはじめとしたグローバル市場への展開も加速することが期待されています。
データ活用の推進とグローバル化
金属、ゴム、薬品などの材料開発においては、膨大な実験条件の検討が必要であり、従来は技術者の知見や経験に大きく依存していました。そこで、データケミカルの「Datachemical LAB」は、分子・材料設計からプロセス設計・管理まで幅広いテーマに対応し、手持ちの実験・製造データをもとにAI・機械学習で最適な条件を予測し、開発プロセスを効率化することができます。
2022年のリリース以来、約60社に導入され、高く評価されている「Datachemical LAB」ですが、従来は日本語にのみ対応していました。しかし、既存顧客の国内メーカーからは、研究開発現場での人材が多様化する中で、外国人技術者にも活用を広げていきたいとの要望が増えており、今回の英語表記対応が実現しました。
直感的な英語インターフェースとサポート機能
新たに追加された英語表示機能により、操作画面はもちろん、データ解析の流れを学習できるチュートリアルセクションや、豊富なマニュアルを提供するサポートサイトも全て英語で確認できるようになります。このことにより、英語話者のユーザーもスムーズに「Datachemical LAB」を活用できる環境が整いました。
また、データケミカルでは今後、グローバル展開の足掛かりとして米国市場での営業活動を本格化させ、現地法人での新規採用を目指しています。Datachemical LABを通じて地域や分野を問わず、あらゆる材料開発でのデータサイエンス活用を推進し、大きな技術革新を生み出す姿を実現していく方針です。
Datachemical LABの特徴
「Datachemical LAB」は、データ化学工学研究室の知見をもとに開発された、あらゆる開発・製造現場で有用なデータ解析・機械学習プログラムを容易に扱うことができるクラウドサービスです。以下にその特長をまとめます。
- 活用領域が幅広い:ラボでの実験から量産化までトータルの効率化が図れます。
- 高い予測精度:少量の実験データでも手順を踏むことで高い予測精度を実現し、短期間で開発目標に到達できます。
- シンプルな操作画面:プログラミングなしに実行でき、初学者が犯しがちな解析ミスを防げます。
このように、「Datachemical LAB」は、使いやすさと高い機能性を兼ね備えたクラウドサービスとして、多くの企業に支持されています。
会社概要と連絡先
データケミカル株式会社の基本情報は以下の通りです。
- 会社名:
- データケミカル株式会社
- 所在地:
- 東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階
- 設立:
- 2021年10月
- 事業内容:
- 化学・工学分野を専門としたAIクラウドサービスの提供
- 会社サイト:
- https://www.datachemical.com/
- お問合せ先:
- E-Mail:info@datachemical.com TEL:03-6778-2045
「Datachemical LAB」の詳細やサービスに関する情報は、公式サイトをご覧ください。
まとめ
データケミカル株式会社は、AI・機械学習を活用したクラウドサービス「Datachemical LAB」に英語表示機能を追加し、外国人技術者の利用を促進することで、グローバル市場への展開を加速する方針を示しました。この新機能により、より多くのユーザーが「Datachemical LAB」を利用し、材料開発におけるデータサイエンスの活用が進むことが期待されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Datachemical LAB |
| リリース日 | 2025年6月30日 |
| 主な機能 | 英語表示切り替え機能 |
| 活用領域 | 材料開発、データ解析、機械学習 |
| 導入企業数 | 約60社 |
| 会社名 | データケミカル株式会社 |
| 会社所在地 | 東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階 |
このように、データケミカルの取り組みは、材料開発の現場におけるデータ活用を一層促進し、技術革新をもたらすことが期待されます。