2025年7月1日発表！世代別人気トレカランキングまとめ

トレーディングカードゲーム（TCG）の魅力と人気調査

マーキュリー株式会社は、2025年7月1日に、トレーディングカードゲーム（TCG）に関する調査結果を発表しました。この調査は、10代から50代までの男女200名を対象に行われ、各世代の人気トレカの傾向を明らかにしました。時代が変わっても色あせない魅力を持つTCGは、今や大人にとってもコレクションや趣味として親しまれるカルチャーへと進化しています。

今回の調査結果を基に、あなたの世代の人気トレカNo.1を確認してみてください。

調査概要

本調査の概要は以下の通りです。

• 調査対象：200名の男女
• 年齢層：全年齢
• 調査方法：インターネットアンケート調査
• 実施期間：2025年6月18日〜2025年6月22日

人気トレカのランキング

調査の結果、ポケモンカードゲームが約73%の支持を集め、全世代で人気No.1となりました。次いで、遊戯王OCGが32%、ワンピースカードゲームとデュエル・マスターズがそれぞれ11.5%の支持を得ています。

特にポケモンカードは、全年代・男女ともに安定した支持を得ており、世代を超えて広く親しまれているカードゲームであることが分かります。一方、遊戯王OCGは30代男性を中心に特に高い支持を集めており、原作やアニメに親しんだ遊戯王世代からの根強い人気が伺えます。ワンピースカードゲームは、アニメやマンガといった原作の影響を受けた若年層からの支持が中心です。

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トレカファンの年齢層

アンケート回答者の約73.5%が30代（50.0%）および40代（23.5%）で構成されており、カードゲームファンの中心はこの2世代に集中しています。20代以下の若年層（10代・20代の合計）は22.5%、50代以上はわずか4%にとどまっています。

特に30代は、かつて「遊戯王」や「デュエル・マスターズ」「ポケモン」などのカードゲームに熱中していた世代であり、当時の経験や思い出が現在の趣味・コレクション活動にも強く影響していると考えられます。また、40代においても一定のファン層が存在し、カードゲームが遊びにとどまらず、コレクション性や資産価値など多面的な魅力を持っていることが示されています。

トレカを好きな理由

カードゲームが好きな理由として最も多く挙げられたのは、「幼少期や学生時代の思い出がある」という回答で、114人（57%）がこの理由を挙げています。次いで、「コレクションするのが楽しい」と答えた人が92人（46%）、そして「イラストやアートが好き」という回答が91人（45.5%）となっています。

特に「幼少期や学生時代の思い出がある」と回答したのは、30代の男性（20%）と女性（13.5%）に集中しており、当時熱中していたカードゲームの体験が、現在も思い出として残っていることがうかがえます。これらの傾向から、現在のトレーディングカード市場では、対戦を楽しむよりも、カードを集めたり眺めたりして楽しむといった、コレクション目的の趣味としてカードに親しむ人が増えているといえます。

トレカの購入頻度

トレーディングカードの購入頻度では、「月に1回程度」と答えた人が全体の約41%となっており、次いで「月に2~3回程度」が17%、そして「数ヶ月に1回」が12%という結果になりました。この結果から、トレカが「毎月のちょっとした楽しみ」や「新パック発売のタイミング」に合わせて購入されるなど、定期的に楽しまれる趣味として定着していることがうかがえます。

コレクションが主流の楽しみ方

カードゲームの楽しみ方では、「コレクションが中心であまり遊ばない」と回答した人が全体の43%（86人）と最多となり、遊ぶよりもコレクションが中心のファン層が多いことが明らかになりました。一方で、「週に何度も遊ぶ」および「月に数回遊ぶ」と回答した人は全体の約35%にのぼり、対戦やプレイといったゲームとしての側面も、依然として一定の支持を集めていることがうかがえます。

今回のアンケート結果から、トレーディングカードゲームが「思い出」や「コレクションの楽しさ」、「イラストの魅力」といった多様な価値を通じて、世代や性別を問わず幅広く楽しまれている実態が明らかになりました。

調査結果のまとめ

本調査を通じて、自分にとっての一番好きなカードゲームをあらためて振り返るきっかけになれば幸いです。トレーディングカード市場は今後も、対戦以外にもコレクション性やデザイン性といった要素が評価され、多様な層を巻き込みながら拡大を続けると予想されます。