2025年7月2日開始 和栗茶事が大阪・関西万博で開催伝統文化と地域共創の対話

和栗茶事開催

開催期間:7月2日〜7月6日

和栗茶事開催
和栗茶事ってどんなイベントなの?
和栗茶事は、大阪・関西万博で開催される茶と和栗をテーマにした文化交流イベントで、地域共創や農業の未来について議論しながら伝統文化を世界に発信します。
誰が参加してどんな話をするの?
政財界人やオピニオンリーダーなど10名の正客が参加し、地域“志”本主義や農業の未来、食文化の世界発信などをテーマにトークセッションを行います。

大阪・関西万博 日本国際芸術祭「和栗茶事」の開催について

2025年7月1日、有限会社春華堂(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:山崎貴裕)は、2025年7月2日(水)から7月6日(日)の5日間にわたり、大阪・関西万博の日本国際芸術祭において「和栗茶事」を開催することを発表しました。このイベントは一般社団法人和栗協議会との共同開催で、日本の伝統的な菓子文化やおもてなしの心を世界に広めることを目的としています。

「和栗茶事」は、日本が誇る“茶”と“和栗 WAGURI”を主役に据え、歴史的な背景を持つ「庫裡(くり)」を現代に再現します。この茶事では、国境や世代、業種を超えて人々が集まり、共に囲み、笑い、考える場を提供します。資本主義の先を見据えた地域“志”本主義を掲げ、イノベーティブなつながりを生み出すことを目指しています。

大阪・関西万博 日本国際芸術祭「和栗茶事」開催 画像 2

和栗茶事の具体的な内容とトークセッション

イベント期間中には、静岡県や関西を代表する政財界人や日本の各界のオピニオンリーダー、有識者を招待し、10名の正客によるトークテーマに基づいて、一次産業の課題解決や地域共創の未来について議論します。具体的なテーマとしては、「地域“志”本主義」、「栗をはじめとする農業の未来」、「食文化の世界発信」などが設定されており、一服の茶と和栗を囲みながら熱く語り合う場となります。

以下は、トークセッションの詳細です:

日付 時間 セッション内容
7/2(水) 13:00-14:15 セッション1
7/2(水) 15:00-16:15 セッション2
7/2(水) 17:00-18:15 セッション3
7/3(木) 11:00-12:15 セッション4
7/3(木) 13:00-14:15 セッション5
7/4(金) 13:00-14:15 セッション6
7/5(土) 11:00-12:15 セッション7
7/5(土) 13:00-14:15 セッション8
7/5(土) 15:00-16:15 セッション9
7/6(日) 11:00-12:15 セッション10
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和栗茶事の意義と背景

「和栗茶事」は、戦国時代の武士たちが刀を外し、頭を下げ、腹を割って語り合った席を21世紀に再現することを目的としています。千利休が茶の湯を通じて人々をつなぎ、豊臣秀吉が大阪に文化と流通を集め、徳川家康が静岡で平和を築いたように、現代においても新たな茶室から生きる意味を再考する場を創出します。

この茶事では、静岡と大阪という歴史的都市の記憶を軸に、未来を担う方々を招待し、茶と栗を囲む対話を通じて、人と地域を結びなおす新たな循環や共創のかたちを考えます。かつての茶事が社会を動かす場であったように、私たちも一服の時間から人と土地の未来を紡ぐ新しい生き方を探求します。

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和栗協議会の取り組みと春華堂の参加理由

和栗協議会は、「地域“志”本主義」に基づくリジェネラティブなまちづくりを推進しています。静岡県掛川の貴重な農作物である和栗は、後継者不足や農家の高齢化により存続の危機に直面しています。この状況を受け、2022年7月に「遠州・和栗プロジェクト」がスタートしました。このプロジェクトは、地域を持続発展させるために、掛川栗を周知させ、全国の栗農家と連携して「WAGURI」ブランドの創出を目指しています。

春華堂は、創業138年を迎え、地域のつながりやご縁を重視しながら、和栗協議会に参画しています。栗農家や地域を持続発展させるための取り組みとして、自治体や広域にわたる企業と連携し、一次産業全体の課題解決を目指しています。これにより、和栗のラットフォームを通じて街づくりや人づくりを進めることを考えています。

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まとめ

「和栗茶事」は、大阪・関西万博において日本の伝統文化を世界に発信する重要なイベントです。茶と和栗を通じて、地域の課題解決や共創の未来を考える場として、多くの人々が集まります。以下に本記事で紹介した内容を整理します。

項目 詳細
開催期間 2025年7月2日(水)〜7月6日(日)
開催場所 大阪・関西万博
主催 一般社団法人和栗協議会、有限会社春華堂
トークセッションテーマ 地域“志”本主義、農業の未来、食文化の発信など
協賛企業 株式会社ありあけ、スズキ株式会社、リボン食品株式会社など

このように、「和栗茶事」は日本の文化を深く理解する機会であり、地域の未来を考える重要なイベントであることがわかります。詳細については、春華堂の特設ページをご覧ください。

春華堂特設ページ

参考リンク: