7/13開始「あべの猫ごよみ展」大阪で猫アートと癒し体験

大阪市阿倍野区で開催される「猫ごよみ展」

2025年7月13日から8月3日まで、大阪市阿倍野区三明町に位置する保護猫施設「ホーリーハウス」にて、チャリティ作品展「あべの 猫ごよみ展」が開催されます。このイベントは、保護猫団体であるNPO法人CATS WELCAREが主催し、訪れることで保護猫たちの支援に繋がる貴重な機会です。

「ホーリーハウス」は、古民家を改装したカフェと保護猫ルームを併設した施設で、訪れる人々に癒しの空間を提供しています。今回の展覧会では、猫作家の個展を月替わりで開催し、その収益の一部が保護猫たちの飼育費に充てられます。

「あべの 猫ごよみ展」の詳細

この展覧会の記念すべき第1回目の作家は、イラストレーターのちかきみさとさんです。彼女は香川県出身で、大阪を拠点に活動しており、猫にとって有毒ではない植物との暮らしをテーマにした作品を描いています。ちかきさんは、猫とアートを通じて動物保護活動にも貢献しています。

「あべの 猫ごよみ展」の開催概要は以下の通りです：

また、7月13日には「譲渡会」が開催されるため、保護猫ルームは里親希望者のみの利用となります。作家在店日は7月13日と8月3日で、特に猫ファンには見逃せない機会です。

ホーリーハウスの魅力

ホーリーハウスは、ただの保護猫カフェではなく、訪れる人々にとって「癒し」の場でもあります。1階には「自然派ごはんのお店～夏目」があり、体に優しいランチや名店「しづく」の和菓子を楽しむことができます。古民家の雰囲気の中で、和庭園や猫たちを眺めながら、リラックスした時間を過ごせることが特徴です。

2階の「保護ねこルーム」では、甘えん坊な猫たちが皆さまをお待ちしています。猫たちとふれあい、遊ぶことができるほか、おやつをあげて人気者になることも可能です。訪れる人々はそれぞれのスタイルで楽しむことができ、癒しのひとときを過ごせます。

• 猫とふれあい、癒しの時間を過ごす
• 自然素材を活かした体に優しい料理を味わう
• 作家のオリジナル作品を鑑賞し、購入する

これらの活動は、全て保護猫たちへの支援に繋がります。

NPO法人CATS WELCAREの取り組み

NPO法人CATS WELCAREは、2019年に設立され、2023年にNPO法人化しました。主な活動は、保護活動や譲渡活動を通じて、庇護を受けられない猫たちに安住の場所を提供し、幸せな家庭へと導くことです。多頭飼育崩壊からのレスキューや、高齢者の入院・死去により取り残された猫の保護、地域で迫害を受ける野良猫の保護など、日々活動を続けています。

これまでに300匹を超える猫たちを新しい家庭へとつなげてきましたが、保護の依頼は年々増加しており、特に「保護猫」や「保護猫カフェ」という言葉の認知度が高まる中でも、一般の人々にとってはまだ特別な場所というイメージが強いのが現状です。

このような状況を打破するため、CATS WELCAREは「ホーリーハウス」をオープンし、様々なイベントを通じて保護猫の存在を広く知ってもらうことを目指しています。

まとめ

「あべの 猫ごよみ展」は、猫とアート、そして美食を楽しむことができる貴重なイベントです。保護猫の支援にも繋がるこの機会を通じて、猫好きの皆さまにとって素晴らしい体験が待っています。

このイベントを通じて、猫と人との素敵な出会いが生まれることを期待します。