2025年7月発売『新装版 恐竜のつくりかた』で立体造形を学ぶ
ベストカレンダー編集部
2025年7月2日 14:15
恐竜造形書籍発売
開催日:7月1日
リアルな恐竜造形の極意を学ぶ『新装版 恐竜のつくりかた』
株式会社グラフィック社は、2025年7月に新たに『新装版 恐竜のつくりかた』を発売します。この書籍は、小学生から大人までの幅広い年齢層が楽しめる内容となっており、恐竜のリアルな立体造形を学ぶためのテクニックが満載です。恐竜はどのような姿をしていたのか、化石からは骨や皮膚の一部しかわからない中で、どのように恐竜の姿を再現するのか、その方法を詳しく解説しています。
本書では、トリケラトプスの親子や、首の長いカマラサウルス、さらに人気のティラノサウルスのうろこバージョンと羽毛バージョンを作成する方法を通じて、立体造形の技術を学ぶことができます。使用する材料も多様で、石塑粘土やポリマークレイなど、レベルに応じた材料を用いた作り方が紹介されているため、初級者から上級者まで幅広く楽しむことができます。
恐竜造形の基礎知識と道具
恐竜を作る前に必要な知識や道具についても詳しく説明されています。実際に恐竜を作る際には、骨や生物の構造を理解することが重要であり、どのポイントに注目すればよいかのコツが解説されています。また、造形を行う際に必要な基本的な道具も紹介されており、初心者でも安心して取り組むことができる内容です。
以下に、恐竜造形に必要な基本的な道具をまとめます。
- 粘土(石塑粘土、ポリマークレイなど)
- 造形用ナイフ
- 彫刻ツール
- サンドペーパー
- 塗料(アクリル絵具など)
これらの道具を使用することで、リアルな恐竜を作り上げることができます。特に、骨格から作り始める手法や、リアルに見せるためのテクニックが詳しく説明されているため、読者は具体的な制作手順を理解することができるでしょう。
具体的な制作手順とテクニック
本書では、作業の手順ごとにテクニックやコツを細かい写真付きで説明しています。恐竜の骨格を観察しながら、どのように立体的に造形していくかを学ぶことができます。特に、リアルな恐竜に見せるためのテクスチャ―(表面の質感)の作り方についても詳しく解説されており、細かいテクニックを習得することが可能です。
具体的な制作手順の一例を以下に示します。
- 骨格を観察し、全体のバランスを確認する。
- 粘土を使って骨格を形成する。
- 表面を整え、テクスチャを付ける。
- 塗装を行い、完成させる。
このように、段階的に進めることで、初心者でもリアルな恐竜を作り上げることができるのです。
著者と監修者のプロフィール
本書の著者は、造形作家の竹内しんぜん氏です。彼はオリジナルガレージキットメーカーとして活動しており、生物や怪獣、アニメキャラクターなどのガレージキットやフィギュアの原型制作を行っています。著書には『粘土で作る!いきもの造形』や『粘土で作る!いきもの造形 恐竜編』などがあり、造形に関する豊富な知識を持っています。
また、監修を行っているのは国立科学博物館の真鍋真氏です。彼は古脊椎動物学が専門で、中生代の化石から恐竜や鳥類の進化を研究しています。1994年から国立科学博物館に勤務し、同館副館長を経て2025年に退職後は名誉研究員に就任する予定です。彼の豊富な知識と経験が、本書の信頼性を高めています。
書籍の詳細情報
『新装版 恐竜のつくりかた』の基本情報は以下の通りです。
| 書名 | 新装版 恐竜のつくりかた |
|---|---|
| 著者 | 竹内しんぜん |
| 監修 | 真鍋真(国立科学博物館) |
| 発売日 | 2025年7月 |
| 仕様 | B5変 並製 総128頁 |
| 定価 | 1,980円(10%税込) |
| ISBN | 978-4-7661-4073-6 |
本書は、恐竜造形を楽しむためのあらゆる情報が詰まった一冊であり、リアルな恐竜を作りたい方にとって必携の書となるでしょう。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
このように、恐竜の造形技術を学ぶことができる『新装版 恐竜のつくりかた』は、恐竜好きな方々にとって魅力的な内容が盛り込まれています。具体的な制作手順や必要な道具、著者や監修者の情報を踏まえ、リアルな恐竜造形の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。