2025年8月開催 古楽×朗読『ハプスブルク帝国の路』公演決定
ベストカレンダー編集部
2025年7月3日 15:14
ハプスブルク朗読公演
開催期間:8月29日〜8月31日
新作朗読公演『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』の上演決定
宝塚歌劇団でトップ娘役を務めた彩乃かなみが朗読を担当し、古楽アンサンブルによる生演奏が融合した新作朗読公演『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』が、2025年8月29日から31日まで東京・西麻布の音楽空間「霞町音楽堂」にて上演されることが決定しました。
本公演は、15世紀末のヨーロッパを舞台に、政略結婚で結ばれたブルゴーニュ公女マリーと、後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の愛と理想の人生を描き出します。情感豊かな語りと古楽の調べが融合し、観客に新たな舞台体験を提供します。
公演の詳細情報
公演の詳細は以下の通りです。
- 公演名:古楽器で聴く新しいルネッサンス歌劇『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』
- 上演日時:2025年8月29日(金)〜31日(日)全5回公演
- 会場:霞町音楽堂(東京都港区西麻布4丁目2−6 B1)
- 出演者:
- 朗読・歌唱:彩乃かなみ
- 古楽器演奏:ソフィオ・アルモニコ(前田りり子、菅きよみ、相川郁子、野崎真弥)
- リュート演奏:ルネ・ジェニス=フォルジャ
- 歌唱:望月万里亜
- 主催:株式会社 霞町音楽堂
- 共催:ソフィオ・アルモニコ
- チケット料金:8,000円(全席指定)
チケットは、彩乃かなみオンラインコミュニティLeoneや霞町音楽堂のWebサイトでの先行発売が予定されており、一般販売はチケットぴあ・カンフェティ・イープラス等で行われます。
物語の背景と内容
『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』は、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世とその妻マリーの物語を描いています。彼らの結婚は、単なる政略結婚ではなく、深い愛情に支えられたパートナーシップであったと伝えられています。この婚姻が、ハプスブルク家の歴史を大きく変える転機となりました。
物語は、ブルゴーニュ公国の麗しき公女マリーと、後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世となる若き騎士マクスとの出会いから始まります。彼らの愛と運命は、500年の時を超えて今、音楽と朗読を通じてよみがえります。
出演者のコメント
朗読・歌唱を担当する彩乃かなみは、「15世紀末ブルゴーニュ公国の『美しき姫君』マリーと『白馬の王子』マクシミリアン1世のお話を、古楽のスペシャリストの皆様と共にお届け致します。美しく厳かな劇場で、遥かなる時代へと旅するような贅沢な時間を是非、ご堪能ください」とコメントしています。
また、古楽器演奏を担当するソフィオ・アルモニコは、「古楽というアプローチで、当時の楽器や奏法を使って作品を再現します。この『古楽×朗読劇』は、音楽が生きた時代のドラマとともに楽しむ“音楽時代旅行”の試みです」と述べています。
公演の意義と期待される体験
本公演は、歴史と芸術が交差する新たな舞台体験を提供します。中世後期のヨーロッパ史を知らない方には初めての出会いを、知っている方には新しい発見をお届けすることを目指しています。上演台本・演出を手掛ける保科由里子は、「マクシミリアン一世とその妻マリーが歩んだハプスブルク帝国の路を古楽と歌と朗読で綴ります」と語っています。
この公演では、ルネサンス音楽の美しさを感じながら、歴史の転換点を生きた二人の恋と運命を体験することができます。観客は、音楽と朗読を通じて、500年前のヨーロッパの息吹を感じることができるでしょう。
公演情報のまとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 公演名 | 古楽器で聴く新しいルネッサンス歌劇『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜` |
| 上演日時 | 2025年8月29日(金)〜31日(日)全5回公演 |
| 会場 | 霞町音楽堂(東京都港区西麻布4丁目2−6 B1) |
| 出演者 | 彩乃かなみ、ソフィオ・アルモニコ、ルネ・ジェニス=フォルジャ、望月万里亜 |
| チケット料金 | 8,000円(全席指定) |
この公演は、古楽の魅力を存分に楽しむことができる貴重な機会です。歴史と音楽が交差する舞台で、観客は新たな体験を得ることができるでしょう。
参考リンク: