7月1日開始「たのしいたけ園」クラファンで障がい者支援と新商品展開

障がい者の経済的自立を応援する「たのしいたけ園」

株式会社チームのちからが運営する「たのしいたけ園」は、障がいのある方々が経済的自立を目指すための支援を行っています。2025年7月8日、同園は肉厚でジューシーなブランドしいたけ「たのしいたけ」を全国の食卓へ届けるため、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にてプロジェクトを開始しました。

このプロジェクトは「知的障がい・発達障がいを乗り越え、経済的自立を目指す方々をトコトン応援する」というミッションを掲げており、障がいのある方が主体となって栽培した「たのしいたけ」の魅力を発信し、共感する仲間を増やすことを目的としています。支援金は作業棟の増設や新たな雇用創出に活用される予定です。

「たのしいたけ」とオリジナルカレーの魅力

「たのしいたけ園」で栽培されるしいたけは、徹底した管理のもとで菌床栽培され、肉厚でジューシーな食感が特徴です。焼くと傘にあふれ出す黄金色のエキスは、まさに「出汁の塊」といえるでしょう。和・洋・中、さまざまな料理に合わせやすく、食卓を豊かに彩ります。

今回のクラウドファンディングでは、この「たのしいたけ」を贅沢に使用したオリジナルレトルトカレーも用意されています。動物性原料不使用でグルテンフリーの「ダールカレー」とのあいがけが楽しめるこのカレーは、常温で180日保存可能で、忙しい日の食事や非常食としても最適です。

オリジナルカレーの詳細

• 名称：椎茸カレー&豆カレー
• 内容：１箱（椎茸カレーと豆カレー 各１パック）
• 重量：各約90g
• サイズ：幅約130mm×高さ175mm×奥行20mm
• 保存方法：直射日光を避け常温で保存

原材料やアレルゲン情報はお届け商品のラベルに表記されます。アレルゲンとしては乳成分、小麦、大豆が含まれていますので、注意が必要です。

クラウドファンディングの概要

「たのしいたけ園」のクラウドファンディングプロジェクトは以下の通りです。

リターン例として、菌床付きしいたけや採れたての肉厚「たのしいたけ」満喫セットなどが用意されており、支援者は新鮮なしいたけを楽しむことができます。

リターンの詳細

1. 菌床付きしいたけ：届いたその日から約30個前後の新鮮なししいたけを収穫可能。
2. 採れたて！肉厚「たのしいたけ」満喫セット：約750g（約25〜30個分）の採れたて生しいたけをお届け。
3. 超おすすめ！カレー2箱4袋入＋菌床付きしいたけ＋干ししいたけ：オリジナルレトルトカレー２箱、菌床付きしいたけ、干ししいたけ（約100g）をセットで提供。

詳細はそれぞれのリンクから確認できます。

「たのしいたけ園」に込めた親子の夢

「たのしいたけ園」の事業責任者である植竹剛氏は、自閉症スペクトラムとてんかんを持つ息子、カイ君の存在からこの事業を始めることを決意しました。「苦手」をなおすのではなく、「好き」を伸ばすことを目指し、カイ君が食べることを楽しめるように、しいたけ栽培を始めました。

初めは失敗の連続だったものの、「止めたら失敗。続けている限り失敗ではない」という信念のもと、親子で試行錯誤を続け、カイ君は毎日しいたけに話しかけ、その成長をブログに記録しました。

カイ君の「しいたけが生えてくのが、たのしい！」という言葉が「たのしいたけ園」誕生の原動力となり、今では全国の障がい者施設にも広がりを見せています。

今後の展望

本プロジェクトを通じて、「たのしい！おいしい！」の輪を全国に広げ、障がいのある方の新たな雇用創出と経済的自立を後押ししていく方針です。将来的には、「しいたけポタージュスープ」や「しいたけ茶」などの新商品開発や、海外への輸出展開も視野に入れています。

まとめ

「たのしいたけ園」は、障がい者の経済的自立を支援するための活動を行っています。クラウドファンディングを通じて、肉厚でジューシーな「たのしいたけ」を全国に届けることを目指しています。支援金は新たな雇用創出や作業棟の増設に活用され、障がいを持つ方々の笑顔と未来を育むための重要な役割を果たします。

以下に本記事で紹介した内容をまとめます。

この活動が障がいを持つ方々の自立と、多くの笑顔につながることが期待されています。