2025年7月29日開催|デジタル漫画出版社が挑む紙出版の未来とは
ベストカレンダー編集部
2025年7月10日 11:49
よすみ編集者交流会
開催日:7月29日
デジタル漫画出版社が「紙」に挑む理由
2025年7月29日(火)19:30から、株式会社ソラジマが主催する漫画編集者向け交流イベントが開催されます。このイベントでは、ソラジマの新漫画レーベル『よすみ』の編集長である藁谷周太郎が登壇し、デジタル漫画出版社がなぜ今、「紙」に挑むのか、その理由や背景を語ります。
ソラジマは、デジタル漫画を中心に展開している出版社ですが、近年の出版業界の変化を受けて、紙出版に新たな挑戦を行うことを決定しました。参加者は、漫画の未来を本気で考え、新たな挑戦を求める若手編集者を対象としています。
イベント詳細
この交流イベントは、以下の詳細で開催されます。
- 開催日時:2025年7月29日(火)19:30〜22:00(カジュアル懇親会含む)
- 開催場所:ソラジマ本社(東京都港区芝浦1丁目12-3 Daiwa芝浦ビル2階)
- 対象および定員:15名まで
- 参加費:無料
定員に達し次第、参加申し込みは締め切られますので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。申し込み後には、イベントに関する案内がメールで送信されますので、必ずご確認ください。
出版業界の現状と『よすみ』の目標
現在、出版業界はデジタル化が進み、特に漫画においては電子版が主流となっています。これにより、紙の売上は年々減少していますが、名だたる漫画賞の受賞作は依然として紙で出版されていることから、紙とデジタルの間には矛盾した状況が存在しています。
『よすみ』は、この矛盾に真正面から挑むことを目指しています。具体的には、漫画が文芸や映画、演劇など他のカルチャーと交わり、新しい空間を広げることを目指しています。また、多様な価値観や表現を持つクリエイターが安心して制作に打ち込める場所を提供することも重要な目標です。
イベントの内容とタイムテーブル
イベントの内容は以下の通りです。
- 19:25-19:30:受付
- 19:30-19:40:オープニング
- 19:40-20:40:『この時代に、あえて紙出版レーベル!?ソラジマ『よすみ』編集長が語る、逆張りの紙出版戦略とは』
- 20:40-22:00:カジュアル懇親会(食事あり)
藁谷周太郎編集長は、デジタル漫画出版社がなぜ今、紙に挑むのか、また『よすみ』の誕生秘話や戦略についてリアルなストーリーを語ります。
参加対象者とおすすめポイント
このイベントは特に以下のような方々におすすめです。
- 「紙で大ヒットを出す」という夢を諦めきれない方
- 本気で面白いと思う作品を手掛けたい方
- 出版業界への課題意識があり、新たな挑戦の場を求めている方
- 若くても大きな裁量で、新しい挑戦やレーベルを立ち上げたい方
- ゼロから環境を作り上げることに興味・関心がある方
これらの条件に当てはまる方は、ぜひ参加を検討してみてください。
登壇者情報と『よすみ』のビジョン
登壇者の藁谷周太郎は、大手出版社で5年間少女漫画の編集を経験した後に、ソラジマに移籍し、社内最年少の編集長として『よすみ』を立ち上げました。彼は、ゼロから場を創ることに喜びを感じており、「今世紀を代表する漫画編集部」を目指しています。
藁谷は、出版業界が縮小の一途を辿っている中でも、IPとしての「MANGA」が世界中の読者を魅了していることに着目しています。彼は、紙出版の未来を探るために『よすみ』を立ち上げ、その活動を通じて今後の出版と漫画について考えていくことを目指しています。
まとめ
今回のイベントでは、デジタル漫画出版社であるソラジマがなぜ「紙」に挑むのか、その理由や背景について深く掘り下げられます。また、若手編集者同士の交流を通じて、新たなアイデアや視点を得る貴重な機会となるでしょう。
以下に本記事で紹介した内容をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | ソラジマ『よすみ』編集長による漫画編集者向け交流イベント |
| 開催日時 | 2025年7月29日(火)19:30〜22:00 |
| 開催場所 | ソラジマ本社(東京都港区芝浦1丁目12-3 Daiwa芝浦ビル2階) |
| 対象および定員 | 若手編集者 15名まで |
| 参加費 | 無料 |
このような貴重な機会を通じて、出版業界の未来について考える場が提供されることは、参加者にとって非常に意義深いものとなるでしょう。