7月17日開始！能登・金沢の味で支援するOisix特集

能登半島地震からの復興を支援する取り組み

2025年7月17日（木）から、オイシックス・ラ・大地株式会社が展開する食品のサブスクリプションサービス「Oisix」において、特別企画「能登・金沢のおいしいもの特集」が開催されます。この特集では、震災から1年半が経過した能登の被災地や生産者の復興に向けた活動を紹介し、消費者が直接支援できる機会を提供します。

特に注目されるのは、ミールキット「Kit Oisix 川嶋流 万願寺唐辛子と甘辛そぼろごはん」などの限定商品が販売される点です。この企画を通じて、能登の食文化を守り、復興を支援する取り組みが続けられています。

寄付つき商品の販売とその意義

Oisixでは、能登半島の食に関わる生産者の復興を持続可能な形で支援するため、関連商品の購入ごとに50円の寄付が行われます。この寄付金は、能登の食の作り手が集まり、学び、行動するためのコミュニティ「のとのもん」を通じて、地域の復興に役立てられます。

「のとのもん」は、一般社団法人東の食の会が立ち上げたプロジェクトで、東日本大震災後の食産業再生の経験を活かし、能登半島地震で被災した食の作り手と共に地域の食文化を支える活動を行っています。このような取り組みを通じて、消費者は日常の買い物を通じて復興支援に参加することができます。

コラボレーションメニューの詳細

今回の企画では、ミシュラン星を獲得した名店「日本料理 一本杉」の川嶋亨店主とのコラボメニューが登場します。川嶋流の季節の炊き込みごはんは、ほろ苦い万願寺唐辛子と、いかを原料とした魚醤「いしり」が絶妙に絡み合った一品です。この料理は、生姜の香りが爽やかで、暑い季節にもぴったりです。

川嶋店主は、この料理について「万願寺唐辛子の旬の時期に、じゃこと万願寺唐辛子の炊き込みごはんを出しています。今回はじゃこを豚肉に替えて、より食べやすい味わいにアレンジしました」と語っています。プロの技を学びながら、家庭で楽しめる味を提供することを目指しています。

伝統調味料の復興と販売

能登半島の家庭料理を支えてきた伝統調味料「よしる」と「いしり」は、震災後も復興の道を歩んでいます。これらの調味料は、塩と米麹とともに漬け込み、数年かけて発酵・熟成されるため、非常に手間がかかります。震災によって多くの貯蔵槽が倒壊しましたが、倒壊したタンクから可能な限り原料を救い出し、復興作業を進めています。

2025年2月には、生き残ったタンクを使用して「よしる」の仕込みを再開しました。Oisixでは、震災で無事だった原料を使った調味料「あんちょびーの」を7月10日より予約販売し、消費者にその味を知ってもらう機会を提供しています。

商品概要

販売期間は2025年7月17日（木）10:00から2025年7月24日（木）10:00までとなっており、特設ページでの予約が可能です。詳細はこちらをご覧ください。

Oisixのサービスと企業理念

オイシックス・ラ・大地株式会社は、2000年の設立以来、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」という理念のもと、有機野菜や特別栽培野菜を中心に、安心・安全な食品を提供しています。会員数は2025年3月末時点で354,285人に達し、全国で多くの人々に利用されています。

特に、2013年に販売を開始したミールキット「Kit Oisix」は、必要量の食材とレシピがセットになっており、主菜と副菜の2品が20分で完成するという利便性から、シリーズ累計出荷数が2億食を突破しています。これにより、家庭での食事作りをサポートし、食の社会課題の解決に貢献しています。

まとめ

今回の「能登・金沢のおいしいもの特集」は、能登半島の復興支援を目的とした重要な取り組みであり、消費者が参加することで地域の食文化を守ることができます。ミシュラン星を獲得したシェフとのコラボメニューや伝統調味料の販売を通じて、能登の食を楽しみながら支援することが可能です。

以下に、今回の企画の要点をまとめます。

この特集を通じて、能登の食文化の復興に貢献することが期待されています。