2025年7月11日開始、GxPがMicrosoft Surface Copilot+ PC開発で連携

株式会社GxP、Microsoft Surface Copilot+ PC 開発パートナーとして連携を開始

2025年7月11日、グロースエクスパートナーズ株式会社（以下、GxP）は、Microsoft社が提供するNPU搭載「Copilot+ PC」の開発パートナーとしての連携を開始したことを発表しました。この連携により、GxPは日本マイクロソフト株式会社と協力し、企業向けにオンデバイスAIソリューションを提供することを目指します。

Copilot+ PCは、45TOPSのNPU（Neural Processing Unit）を搭載し、生成AIの処理をクラウドに依存せずにローカルで実行できる次世代のWindowsデバイスとして注目を集めています。このデバイス上では、Windows 11に統合されたWindows AI Foundryを通じて、さまざまなAIモデルの機能をAPI経由で利用することが可能です。

背景とGxPの取り組み

GxPは、これまでデータおよびAI駆動型のサービスを活用したアジャイル開発や業務システムのモダナイゼーションを強みとしており、エンタープライズ企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援してきました。今回の連携により、GxPはCopilot+ PCという革新的なプラットフォームを最大限に活用し、オフライン環境でも高い生産性とセキュリティを実現する新たなソリューションの提供に取り組むことになります。

具体的には、GxPは以下のような価値提供内容を通じて、顧客のニーズに応えていく予定です。

• オフラインAIデモPoC開発支援：ネットワーク遮断環境でも稼働する顧客のニーズに合わせたPoCフェーズからのアプリケーション開発支援を行います。
• カスタムアプリ開発支援：SFA、フィールドサービス、製造ライン監視など、企業固有の業務に最適化したアプリケーションを個別に開発します。
• オフラインAIモデルの検証：引き続きAzure AI Foundry Localの活用ユースケースを日本マイクロソフトと検証し、Surface導入企業におけるオフラインAIニーズを発掘します。
• 体験会・ワークショップ開催：実際の導入を想定し、実機を用いたオフライン環境でのAIアプリケーションの活用体験を提供します。

今後の展望と企業のコメント

GxPは、2025年7月より日本マイクロソフトと連携し、Surface導入企業のオフラインAIモデル開発に関する要件定義、モデル選定、アプリケーション開発・実装、社内展開を支援します。これにより、オフライン利用やデータガバナンス要件が厳しい現場でも、安全かつ迅速にAIサービスを導入し、エンタープライズ企業におけるデジタルを前提とした事業価値の創造を目指します。

この連携について、Microsoft Asia Surface Asiaのシニアビジネスディレクター、ジェーン・マッカレル氏は、「株式会社GxP様が、Copilot+ PC上でのEdge AIアプリケーション開発パートナーとしてビジネス展開を開始されたことを心よりお祝い申し上げます。オフライン環境でも高い応答性とセキュリティを両立したAIアプリケーションの開発に取り組まれる姿勢は、次世代のエンタープライズDXを象徴するものです」と述べています。

また、GxPの代表取締役、鎌田悟氏は、「この度、Microsoft Surface Copilot+ PCの開発パートナーとして、日本マイクロソフト様との連携を開始できたことを大変光栄に思います。Copilot+ PCは、オンデバイスで生成AIを活用できる革新的なプラットフォームであり、企業の現場における業務効率化や意思決定の高度化を支援する新たな可能性をもたらすものです」と語っています。

企業情報と連絡先

グロースエクスパートナーズ株式会社は、東京証券取引所グロース市場に上場しており、エンタープライズDX事業を中心に活動しています。GxPは、エンタープライズ顧客のDX推進において、企画・開発・導入から運用、継続開発までを一気通貫で支援するDXパートナーとして、顧客のニーズに応えるサービスを提供しています。

以下は、GxPの企業情報です。

GxPは、今後も日本マイクロソフト様と連携し、Edge AIの可能性を広げ、より多くの企業のデジタル変革と社会的価値創出に寄与できるよう取り組んでいく予定です。今回の発表を通じて、エンタープライズ企業におけるAIの活用が一層進展することが期待されます。