2025年夏 小豆島で楽しむ昭和ノスタルジックなアート旅
ベストカレンダー編集部
2025年7月14日 16:18
小豆島昭和ノスタルジー旅
開催期間:7月21日〜11月30日
瀬戸内 小豆島でのアートと昭和ノスタルジックの旅
今年の夏休みは、瀬戸内の小豆島でアートと昭和ノスタルジックな体験を楽しむことができます。特に注目すべきは、映画『二十四の瞳』の舞台となった「二十四の瞳映画村」です。この映画村は、ただの観光地ではなく、映画の世界観を超えた自然と融合した独特の空間を提供しています。
二十四の瞳映画村は、映画『二十四の瞳』のオープンセットを改装したもので、1950年代の邦画黄金期をテーマにしたギャラリーや、原作者・壺井栄の文学館、ミニシアター、古民家などが並び、昭和の雰囲気を存分に味わえます。
向日葵畑と昭和の風物詩
夏の訪れとともに、映画村内には15,000本の向日葵が咲き誇ります。向日葵畑は7月下旬から見頃を迎え、訪れる人々に色鮮やかな夏の風景を提供します。さらに、映画村内では風にそよぐ風鈴の音も聞こえ、まさに昭和の夏を感じさせる風物詩が楽しめます。
また、映画村内のカフェでは、懐かしいアルマイト食器を使用した給食セットや、小豆島のB級グルメである醤丼(ひしおどん)、さらに「ヤザイモン蛸」にちなんだ新メニュー「蛸っと丼」も登場します。これらの料理を味わいながら、昭和の雰囲気に浸ることができます。
短冊に思いを込める七夕まつり
旧七夕に合わせて、8月5日から7日までの期間中、映画村では短冊に思いを込める七夕まつりが開催されます。7日には入場者全員にお土産が当たる抽選会も実施され、多くの人々が参加します。このようなイベントは、訪れる人々に楽しさと思い出を提供する素晴らしい機会です。
映画村は、過去38年間にわたり、数多くの映画の撮影地として利用されてきました。特に『二十四の瞳』は、過去11回も映像化されており、1954年の公開当時は「国民映画」として広く知られました。監督の木下惠介や主演の高峰秀子の名演技は、今も多くの人々に愛されています。
瀬戸内国際芸術祭2025とアートの魅力
2025年には瀬戸内国際芸術祭が開催される予定で、8月1日から夏会期がスタートします。この芸術祭では、映画村内でも3つのアート作品が常設展示されており、清水久和の「愛のボラード」、入江早耶の「漁師の夢」、尾身大輔の「ヤザイモン蛸」が楽しめます。
アートと自然が融合したこの場所では、訪れる人々が新たな発見をし、感動することができるでしょう。さらに、映画村内の「渡し舟」は、オリーブビーチから出航し、内海湾をショートカットすることで、非日常的な体験を提供します。車での移動よりも短時間で、潮風を感じながらの旅が楽しめます。
アクセスと入場料金
二十四の瞳映画村へのアクセスは、車やバス、渡し舟など多様です。土庄港からは約60分、池田港からは約40分、福田港からは約30分、坂手港からは約15分で到着します。また、路線バスを利用する場合は、土庄港から田ノ浦線で映画村前下車が便利です。
入場料金は、シーズンによって異なります。例えば、3月15日から7月19日までは大人900円、小人450円ですが、7月21日から11月30日までは大人1,000円、小人500円となります。映画村と岬の分教場両方を訪れる場合は、セット券を利用するとお得です。
| シーズン | 大人 | 小人 |
|---|---|---|
| 3月15日~7月19日 | 900円 | 450円 |
| 7月21日~11月30日 | 1,000円 | 500円 |
| 12月1日~3月14日 | 850円 | 430円 |
このように、今年の夏休みには、瀬戸内の小豆島でアートと昭和ノスタルジックな旅を楽しむことができる多くの魅力があります。映画村やアート作品、イベントを通じて、訪れる人々が新たな体験を得ることができるでしょう。ぜひ、この機会に小豆島を訪れてみてはいかがでしょうか。