2025年7月15日開始:ahamoに新本人確認サービスLIQUID eKYC導入で契約が安全に

ahamo本人確認刷新

開催日:7月15日

ahamo本人確認刷新
ahamoの本人確認ってどう変わるの?
新しいLIQUID eKYCサービスはICチップと顔認証を使い、目視確認不要で審査を自動化。不正利用防止も強化され、契約手続きがより安全でスムーズになります。
LIQUID eKYCって他と何が違うの?
LIQUID eKYCはeKYC市場で6年連続No.1の実績があり、ICチップ読み取りと顔認証を組み合わせた高度な本人確認技術で、偽造防止や入力負担軽減も実現しています。

ahamoに新たなオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が導入

株式会社Liquidは、株式会社NTTドコモが提供する「ahamo」において、ICチップと顔認証を活用したオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を提供することを発表しました。このサービスは、2025年7月15日15時30分に発表され、目視確認を必要とせず、審査を自動化することが特徴です。また、偽造書類などによる不正利用を防止する仕組みも備えています。

今回の「LIQUID eKYC」は、携帯電話不正利用防止法に準拠した本人確認の方式で、ICチップと顔認証を組み合わせた二つの方式を採用しています。これにより、従来の本人確認方法の課題を解決し、より安全で迅速なサービスの提供が期待されています。

導入のポイント

LIQUID eKYCの導入により、以下のような利点があります。

  • ICチップ活用による審査の自動化
    目視確認が不要となり、審査工数を大幅に削減します。これにより、書類撮影時の画像不鮮明などの不備が解消されます。
  • 不正利用防止のための生成AIの活用
    偽造書類や本人確認書類の譲渡・詐取に対応するため、ICチップの電子署名検証を行い、改ざんの有無を確認します。また、自撮りの顔画像と本人確認書類の顔情報の一致を確認することで、なりすましを防止します。
  • 基本情報の自動取得
    氏名、住所、生年月日、性別といった基本4情報の入力が不要で、本人確認書類のICチップから自動取得されるため、ユーザーの入力負荷を削減します。

ahamoとLIQUID eKYCの関係

ahamoは、NTTドコモが提供する新しい携帯電話サービスで、オンラインでの契約や手続きが可能です。LIQUID eKYCは、このahamo契約時の本人確認に特化したサービスとして位置づけられています。

これまでLiquidは、ドコモオンラインショップやd払い、ドコモ・バイクシェアの本人確認においてもLIQUID eKYCを活用してきました。これらの実績を背景に、ahamoへの導入が実現しました。

LIQUID eKYCの市場シェアと技術力

LIQUID eKYCは、eKYC市場において6年連続でNo.1のシェアを誇ります。オンラインでの契約やアカウント登録、口座開設時に必要な身元確認をスムーズに行うためのサービスです。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影やICチップの読み取り、自撮りの顔写真との照合を行う方式を採用しています。

さらに、独自のAI技術や生体認証技術、OCR技術を駆使し、撮影開始から完了までの離脱率を低く抑えることに成功しています。これにより、ELEMENTSグループ全体で累計約1.3億件の本人確認を行い、約600社との契約を実現しています。

株式会社Liquidと株式会社ELEMENTSの概要

株式会社Liquidは、東京都中央区に本社を置き、代表取締役は長谷川敬起です。2018年に設立され、生体認証を活用した認証サービスの提供を行っています。Liquidの目指すところは、世界中の人々が簡単かつ安全にサービスを利用できる社会の実現です。

一方、株式会社ELEMENTSは、同じく東京都中央区に本社を置き、代表取締役会長は久田康弘、社長は長谷川敬起です。2013年に設立され、生体認証や画像解析、機械学習技術を活用した個人認証ソリューションの開発・提供を行っています。

まとめ

今回の「LIQUID eKYC」の導入により、ahamoの契約時における本人確認がより安全かつ迅速になることが期待されます。ICチップと顔認証を活用したこの新しいサービスは、ユーザーにとっての利便性を高め、不正利用を防止するための強力な手段となるでしょう。

項目 内容
サービス名 LIQUID eKYC
提供会社 株式会社Liquid
対象サービス ahamo
導入日 2025年7月15日
主な機能 ICチップと顔認証による本人確認、自動化、偽造防止
市場シェア eKYC市場6年連続No.1
累計本人確認件数 約1.3億件
契約社数 約600社

このように、LIQUID eKYCは、携帯電話契約における本人確認の新たなスタンダードとして、今後の展開が注目されます。技術の進化により、より安全で便利なサービスが提供されることが期待されます。

参考リンク: