2025年8月開催「Peace Toilet Japan」未来トイレの社会課題挑戦
ベストカレンダー編集部
2025年7月24日 12:09
Peace Toilet Japan出展
開催期間:8月7日〜8月9日

QRコードが未来のトイレを語り出す
2025年7月24日、株式会社miraNEX(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:中村聡)は、株式会社YONEDA(本社:東京都大田区、代表取締役:米田英一)が主催する「Peace Toilet Japan」プロジェクトに、紙媒体とQRコードを組み合わせた反響可視化ツール『われどこ』を提供することを発表しました。この取り組みは、名刺やグッズなどにQRコードを組み込むことで、どのように情報が伝わるかを測定し、社会課題の解決に向けた新たなアプローチを提供するものです。
QRコードを利用することで、情報の伝達がどのように行われ、どのタイミングで関心を持たれたのかをデータとして可視化することが可能になります。これにより、社会課題に向き合う場において、情報の届き方を把握する仕組みが構築されます。

「Peace Toilet Japan」とは
「Peace Toilet Japan」は、日常のインフラであるトイレを通じて、衛生、健康、尊厳、防災、ジェンダー、障がい者支援など、さまざまな社会課題と向き合うプロジェクトです。このプロジェクトは、未来のトイレの役割を再定義し、来場者との対話を通じて共創の場を生み出すことを目指しています。
トイレは単なる設備ではなく、尊厳を支える重要なインフラであるという視点から、泌尿器科医やアプリ開発会社、マーケティングの専門家など、さまざまな領域のプロフェッショナルが参画しています。彼らは、高齢者の排尿トラブルや文化・生活習慣の違いに関する多角的な視点から、誰にとっても使いやすいトイレとは何かを再考し、異文化理解やユニバーサルデザインを具体的に反映した取り組みを行っています。

プロジェクトの目的と意義
このプロジェクトは、万博を通じてすべての人が安心して使えるトイレ、そして社会の在り方について共に考える機会を広げることを目的としています。トイレを通じて、衛生や健康に関する意識を高め、社会全体の理解を深めることが期待されています。
『われどこ』の特徴と機能
『われどこ』は、紙媒体にQRコードを貼付することで、Webへの誘導と反響データの取得を可能にする反響可視化ツールです。このツールは、株式会社frame and surface(FAS)が提供し、miraNEXが開発・運用を担っています。
以下は『われどこ』の主な特徴です:
- 多様な媒体に対応:チラシ、ダイレクトメール、名刺、ポスターなどにQRコードを設置可能。
- 反響データの取得:QRコードの読み取り場所やタイミングを分析し、情報の届き方を把握。
- 簡単な設定:Google Analyticsのような煩雑な設定やダッシュボード構築が不要。
- 即時性:QRコード設置からすぐに、どの地域で・どのタイミングで・どの媒体経由で読まれたかが分かる。
今回の「Peace Toilet Japan」において、名刺やグッズに『われどこ』を活用し、プロジェクトの広報活動の一環として、どのような接点から認知が広がったかを計測・分析します。紙とデジタルを融合させたこの取り組みは、情報の社会実装に挑戦するものです。
出展概要と今後の展望
「Peace Toilet Japan」の出展概要は以下の通りです:
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | Peace Toilet Japan |
日程 | 2025年8月7日(木)~8月9日(土) |
会場 | 大阪・関西万博「共創チャレンジテーマウィーク」内 区画 TE2~TE4 |
主催 | 株式会社YONEDA |
運営 | 株式会社miraNEX(情報設計・トイレマップ制作・PR支援) |
このように、miraNEXとYONEDAの協力によって、未来のトイレに関する新たな視点が提供され、社会課題の解決に向けた一歩が踏み出されます。QRコードを活用した反響可視化ツール『われどこ』が、どのように社会に影響を与えるのか、注目が集まります。
最後に、今回の記事で紹介した内容を以下の表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Peace Toilet Japan |
提供ツール | われどこ |
主催者 | 株式会社YONEDA |
運営者 | 株式会社miraNEX |
出展日程 | 2025年8月7日~9日 |
会場 | 大阪・関西万博 |
このように、QRコードを活用した新たな試みが、未来のトイレや社会課題の解決に向けた重要な一歩として期待されています。