2025年7月25日発売『タイムボムQ』量子力学テーマの新作ボードゲーム

タイムボムQ発売

開催日:7月25日

タイムボムQ発売
タイムボムQってどんなゲーム?
タイムボムQは量子力学をテーマにした正体隠匿系ボードゲームで、プレイヤーは2陣営に分かれ、ウソや観察を駆使して勝利を目指します。運だけでなく戦略も重要です。
どこで体験イベントがあるの?
大阪・関西万博の8月16日と日本科学未来館の9月15日に体験会が開催され、量子力学の基本をゲームで学べるトークイベントも実施されます。

新作『タイムボムQ(キュー)』の概要

株式会社アークライトが2025年7月25日(金)に発売予定の新作ボードゲーム『タイムボムQ(キュー)』は、文部科学省の協力を得て、量子力学の世界をテーマにした作品です。このゲームは、正体隠匿系ゲームの金字塔として知られる『タイムボム』シリーズの最新作であり、シリーズ累計60万本を超えるヒット作となっています。

『タイムボム』は、サークル「新ボードゲーム党」のゲームデザイナー佐藤雄介によって2014年に発表され、プレイヤーが自分の所属陣営を隠しつつ、他のプレイヤーの陣営を予想するゲームです。このゲームは、全員がプレイヤーとして最後まで参加可能であり、運要素が加わっているため、ウソが苦手な人でも楽しめる内容となっています。シリーズは14以上の言語で販売されており、特にドイツ語版『Tempel des Schreckens』は、ドイツ年間ゲーム大賞2017の推薦リストに名を連ねています。

シリーズ累計60万本を超えた、正体隠匿系ゲームの金字塔に待望の新作!『タイムボムQ(キュー)』2025年7月25日(金)発売! 画像 2

『タイムボムQ』のゲーム内容

新作『タイムボムQ』では、舞台が電脳世界に設定されています。プレイヤーは「Nボマーズ」と「Qポリス」に分かれ、ノイズンというモンスターを相手に戦います。ノイズンは同種が4匹揃うと爆発してしまうため、Qポリスは量子を正しく「観測」し、規定回数の「量子ゲート突破」を行う必要があります。

ゲームの進行は、1人が「観測者」となり、自分以外の手札を1枚めくることで行われます。Qポリス陣営は「突破カード」をすべてめくることで勝利し、Nボマーズ陣営は「同種のノイズンカード」を4枚めくることで勝利します。カードの効果は多様で、プレイヤーは「私《突破》を2枚持ってるからめくってよ!」といったように、ウソをつくドキドキ感やカードをめくるハラハラ感を楽しむことができます。

シリーズ累計60万本を超えた、正体隠匿系ゲームの金字塔に待望の新作!『タイムボムQ(キュー)』2025年7月25日(金)発売! 画像 3

進化したポイント

『タイムボムQ』は、前作からの進化ポイントが多数あります。以下にその主なポイントを紹介します。

  • ボムの種類が9種に増加:本作では、ボムの爆発を阻止するQポリス陣営と、爆発を狙うNボマーズ陣営に分かれます。ボムの種類が増えることで、手札の強さに左右されずに会話に参加しやすくなり、全員で盛り上がることができます。
  • 運だけでは勝てないバランス:勝利には、カードの残り枚数やプレイヤーの動きなどを観察する力が求められます。ウソをつく側も見破る側も高度な駆け引きが必要ですが、ルールはシンプルで、初心者から上級者まで楽しめるバランスが魅力です。
  • 量子の世界を体験:本作は、量子力学をテーマにしたゲームであり、株式会社QunaSysの協力の下、実際の量子力学の考え方をモチーフにしています。大阪大学の藤井啓祐教授が監修に参加しており、教育的な要素も含まれています。
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イベント情報と体験会

『タイムボムQ』は、大阪・関西万博や日本科学未来館での体験会も予定されています。特に大阪・関西万博では、8月16日(土)に「Quantum Gamification」というステージイベントが開催され、ゲームを通じて量子技術の基本的な仕組みを学べる内容となっています。イベントでは、原作者や編集者が登壇し、トークセッションも行われます。

また、日本科学未来館では9月15日(月・祝)に量子ボードゲーム体験会が開かれ、量子を使った暗号や通信に関するワーク&トークイベントも行われます。これらのイベントは、一般や小学生から大人まで幅広い年齢層が参加可能です。

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イベント詳細

イベント名 日時 場所 主催
Quantum Gamification 8月16日(土)11:30~14:30 大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」 一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)
量子ボードゲーム体験会 9月15日(月・祝) 日本科学未来館 日本科学未来館
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『タイムボムQ』商品情報

『タイムボムQ』は、2~8人でプレイ可能で、プレイ時間は20~40分、対象年齢は10歳以上です。価格は2,750円(税込)で、発売元は株式会社アークライトです。内容物には、ボード、陣営カード、Qビットカード、ノイズンカード、ルール説明書などが含まれています。

この新作ゲームは、量子力学の要素を取り入れつつ、誰でも楽しめる心理戦を提供する内容となっています。アークライトは、アナログゲームの総合メーカーとして、新作ボードゲームの開発を行っており、今後も多様な作品を発表する予定です。

商品名 タイムボムQ(キュー)
プレイ人数 2~8人
プレイ時間 20~40分
対象年齢 10歳以上
価格 ¥2,750(税込)
発売元 株式会社アークライト

以上の情報をもとに、『タイムボムQ』は新たな楽しみを提供し、教育的な要素も兼ね備えたボードゲームとして注目されています。ゲームを通じて量子力学の世界に触れながら、友人や家族と一緒に楽しむことができるでしょう。

参考リンク: