2025年7月25日発刊|医療現場の挑戦を伝えるドクターズマガジン8月号特集

ドクターズマガジン8月号発刊

開催日:7月25日

ドクターズマガジン8月号発刊
ドクターズマガジンってどんな雑誌なの?
ドクターズマガジンは医療現場の医師や専門家向けに毎月発行され、医療従事者の挑戦や最新医療情報を伝える専門誌です。
今回の8月号の特集は何がメイン?
8月号は東京科学大学の朝蔭孝宏教授を中心に、頭頸部外科の最先端治療や患者支援の挑戦、睡眠障害の専門医松井健太郎氏などが特集されています。

DOCTOR’S MAGAZINE 8月号の発刊

株式会社クリーク・アンド・リバー社の医療分野の子会社である株式会社メディカル・プリンシプル社は、医療業界のヒューマンドキュメント誌『DOCTOR’S MAGAZINE [ドクターズマガジン] 8月号』を発刊しました。この雑誌は、医療に従事する人々の情熱や挑戦を伝えることを目的としています。

ドクターズマガジンの公式ウェブサイトでは、最新号の情報や過去の号のアーカイブが確認できます。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

巻頭特集: 朝蔭孝宏氏の挑戦

今号の巻頭記事「ドクターの肖像」では、東京科学大学 医学部 頭頸部外科教室の教授である朝蔭孝宏氏が特集されています。頭頸部外科は耳鼻咽喉科の一分野であり、命をつなぎ、患者のQOL(生活の質)を維持するための重要な役割を果たしています。

朝蔭氏は、山形大学医学部の4年生時に准教授の頭頸部がん手術の話を聞き、強い衝撃を受けました。この経験がきっかけとなり、彼は人の命に関わる仕事を志すようになりました。手術の面白さに惹かれた彼は、国立がんセンター東病院に赴任後、病理学分野の研究やデータベースの構築に取り組み、頭頸部外科医としての基盤を築きました。

東京大学での活動

その後、朝蔭氏は恩師の期待に応える形で東京大学に移り、耳鼻咽喉科・頭頸部外科チームの発展に尽力しました。2015年には東京医科歯科大学(現・東京科学大学)の頭頸部外科の2代目教授に就任し、口腔がんへのアルミノックス治療などの先進医療の推進に取り組んでいます。

朝蔭氏の活動は、患者のために誰もが手を付けられない難症例に挑む姿勢に表れています。彼の半生を追った特集記事では、患者の命を救うためにどのような努力をしているのかが描かれています。

他の特集記事

今月号には、他にも興味深い特集が掲載されています。特に注目すべきは「Challenger -挑戦者-」のコーナーです。このセクションでは、精神疾患を抱える患者の睡眠障害治療に精通し、若き睡眠医療の第一人者として知られる松井健太郎氏が特集されています。

松井氏は、睡眠領域の“何でも屋”として活動しており、重度の不眠症やナルコレプシーなど、一般の精神科では治療が難しい患者に対応しています。2024年には全国でも珍しい「小児睡眠障害外来」を開設予定であり、後進の育成や生成AIに関する書籍の出版など、新たな挑戦を続けています。

地域医療の取り組み

また、「FORTE -日本列島病院探訪-」では、宮崎市とその周辺地域の心臓病を中心とした急性期医療を支える宮崎市郡医師会病院が取材されています。この病院では、どんな状況でも患者を断らず、最善を尽くすことをモットーにしています。副院長兼心臓病センター長の柴田剛徳氏が同院の歩みや進化、未来への展望について語っています。

その他のコンテンツ

さらに、「押し売り書店“仲野堂”」では、すい臓がんで亡くなった夫を持つ倉田真由美氏や、最近逝去された森永卓郎氏、テレビで活躍していた金子哲哉氏の闘病記が紹介されています。これらの書籍を通じて、彼らの生き様や医療への思いを知ることができます。

今号も全国各地で活躍する医師や医療法人を、多様な観点から紹介しています。医療現場での挑戦や努力を知ることで、読者は医療の現状や未来に対する理解を深めることができるでしょう。

DOCTOR’S MAGAZINE 8月号の基本情報

『DOCTOR’S MAGAZINE』は毎月発行されており、医師や医療機関など医療分野におけるプロフェッショナル向けに65,000部を発行しています。最新号の詳細は以下の表にまとめました。

項目 内容
タイトル DOCTOR’S MAGAZINE 8月号
発行日 2025年7月25日
特集 朝蔭孝宏氏、松井健太郎氏、宮崎市郡医師会病院
定価 500円
発行元 株式会社メディカル・プリンシプル社

このように、DOCTOR’S MAGAZINEは医療現場のリアルな声を伝える貴重な情報源です。医療に興味がある方は、ぜひ一度手に取ってみることをおすすめします。

参考リンク: