2025年7月30日チャイルド・ファンド・ジャパン50周年記念動画公開

チャイルド基金50周年

開催日:7月30日

チャイルド基金50周年
チャイルド・ファンド・ジャパンってどんな活動してるの?
チャイルド・ファンド・ジャパンは1975年からアジアの貧しい子どもたちを支援し、教育や栄養、暴力からの保護などを行う国際協力NGOです。
郷ひろみさんはどう関わってるの?
郷ひろみさんはスポンサーシップ・プログラムを通じてフィリピンの子ども2名を支援し、50周年記念動画で支援の意義や子どもたちの成長への思いを語っています。

郷ひろみさんからのメッセージ動画がチャイルド・ファンド・ジャパン50周年を祝う

特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(東京都杉並区、事務局長:武田勝彦)は、2025年7月30日をもって国際協力活動を開始してから50周年を迎えます。この記念すべき節目に、支援者である郷ひろみさんから特別なメッセージ動画が寄せられました。

郷ひろみさんは、チャイルド・ファンド・ジャパンの「順送りの恩返し」という理念に基づき、海外から受けた恩を開発途上国の子どもたちへと返していく姿勢を称賛し、50年間の活動の重要性を語っています。

郷ひろみさんから、チャイルド・ファンド・ジャパン50周年への記念動画メッセージ! 画像 2

チャイルド・ファンド・ジャパンの歴史

チャイルド・ファンド・ジャパンは、第二次世界大戦直後にアメリカなどからの資金援助を受けながら、日本国内で戦災孤児支援を行っていました。1974年までの26年間にわたり、のべ86,000名の日本の子どもたちが、総額約56億円もの支援を受けました。

その後、日本の経済成長に伴い、子どもたちを取り巻く環境が改善されたため、海外からの資金援助を辞退しました。1975年には、日本がアジアの貧しい子どもたちを支援するという国際協力の道を歩み始め、この「順送りの恩返し」がチャイルド・ファンド・ジャパンの原点となっています。

郷ひろみさんから、チャイルド・ファンド・ジャパン50周年への記念動画メッセージ! 画像 3

国際協力の拡大

1975年にフィリピンの子どもたちへの支援を開始して以来、チャイルド・ファンド・ジャパンは活動を拡充し、2005年にNPO法人化しました。現在では、フィリピン、ネパール、スリランカの3カ国を中心に、年間約25,000人の子どもたちを支援しています。

具体的な支援内容としては、以下のような分野で活動を展開しています:

  • 教育
  • 栄養
  • 暴力からの子どもたちの保護

これらの活動は、SDGsの目標1(貧困をなくそう)、3(すべての人に健康と福祉を)、4(質の高い教育をみんなに)、5(ジェンダー平等を実現しよう)、16(平和と公正をすべての人に)に関連しています。また、最近では生成AIによる児童性的虐待コンテンツの問題にも取り組んでいます。

郷ひろみさんから、チャイルド・ファンド・ジャパン50周年への記念動画メッセージ! 画像 4

郷ひろみさんのメッセージ動画

郷ひろみさんは、チャイルド・ファンド・ジャパンのスポンサーシップ・プログラムを通じて、フィリピンの子ども2名の成長を見守っています。このプログラムでは、寄付を通じて現地の子どもや家族、地域に支援を届けると同時に、子どもたちとの手紙のやりとりや年に1回届く「成長の記録」を通じて、子どもたちの成長を見守ることができます。

メッセージ動画の中で、郷ひろみさんは支援によって無事に卒業したフィリピンの子どもたちへの思いや、手紙や成長の記録を通して感じたことを語っています。また、郷ひろみさん自身も2022年に50周年を迎え、多くのファンの支えを受けてきたことを振り返りながら、心温まるメッセージを寄せてくださいました。

特設サイトでの公開

このメッセージ動画は、チャイルド・ファンド・ジャパンの特設サイトで公開されています。特設サイトでは、50周年記念事業に関する情報や各支援地域のストーリー、数字で見る50年、支援者メッセージ、50周年記念募金のお願いなども掲載されています。

今後も新しいコンテンツが特設サイトで随時公開される予定です。チャイルド・ファンド・ジャパンは、支援者や関係者と共に50年という節目を祝い、これからの10年、20年、50年を共に作り上げていくことを目指しています。

チャイルド・ファンド・ジャパンの概要

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年よりアジアを中心に貧困の中で暮らす子どもたちの健やかな成長と、家族や地域の自立を目指して活動している国際協力NGOです。具体的には、以下のような活動を行っています:

スポンサーシップ・プログラム
現地の子どもとの手紙のやりとりを通じて成長を見守りながら支援するプログラム。
SDGsの達成に向けた取り組み
オンラインでの子どもの性搾取問題や生成AIによる児童性的画像の問題に取り組んでいます。
国際的な連携
11ヵ国のチャイルド・ファンドのメンバー団体と連携し、世界70ヵ国、2300万人の人々へ支援を届けています。

また、ウクライナやパレスチナ・ガザにおける緊急支援活動も行っており、幅広い地域での国際協力を推進しています。

まとめ

チャイルド・ファンド・ジャパンは、50年間にわたり貧困に苦しむ子どもたちを支援し続けてきました。郷ひろみさんからのメッセージ動画は、その活動の重要性を再確認させるものであり、今後もさらなる支援を通じて健やかな成長を促進していくことが期待されます。以下に、この記事で紹介した内容をまとめました。

項目 内容
団体名 チャイルド・ファンド・ジャパン
設立年 1975年
支援国 フィリピン、ネパール、スリランカ
年間支援人数 約25,000人
50周年記念動画メッセージ 郷ひろみさんからのメッセージ
特設サイト こちら

このように、チャイルド・ファンド・ジャパンは、これからも子どもたちの未来を守るための活動を続けていくことでしょう。

参考リンク: