2025年7月31日発表!猛暑対策に効果的な冷却グッズ検証結果
ベストカレンダー編集部
2025年7月31日 12:48
猛暑対策冷却商品検証
開催日:7月31日

猛暑の熱中症対策としての新しい商品
不二貿易株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役:田坂 良祐)は、2025年7月31日に、猛暑日における熱中症対策として「クールタオル」と「4WAYハンディファン」の効果をサーモグラフィーカメラを用いて検証したことを発表しました。特に、35℃を超えるような猛暑日が続く中で、これらの商品の冷却効果を徹底的に評価しました。
クールタオルは2025年4月9日の発売から約3か月で約2万枚を販売し、また4月30日に発売されたハンディファンも2か月で約400個が売れ、多くの反響を得ています。これらの商品は、インターネットや全国のディスカウントストアで購入可能です。

猛暑日続出!今夏の危険な暑さ
今年の夏は九州・中国・近畿地方で特に猛暑が続いており、気象庁のデータによると、2024年の7月前半における猛暑日を観測した地点の合計は897地点だったのに対し、2025年はその数が1,450地点に達し、約1.6倍に増加しています。このような異常気象により、熱中症リスクが非常に高まっており、こまめな対策が求められています。
具体的なデータとして、以下のような情報があります。
- 2024年7月前半の猛暑日観測地点数: 897地点
- 2025年7月前半の猛暑日観測地点数: 1,450地点
- 熱中症リスクの高まりを受けた対策の必要性

冷却効果の検証
不二貿易株式会社は、以下の2つの商品について冷却効果を検証しました。

1. 4WAY冷却ハンディファンの効果
猛暑日では、ハンディファンの風が温風となり、体表の汗を蒸発させることで熱中症リスクが高まる可能性があります。しかし、「4WAY冷却ハンディファン」には最大-14℃まで冷える冷却プレートが搭載されており、首元や腕に直接あてることで、風だけでは得られない冷却効果を実感できます。
具体的な検証結果は以下の通りです。
状況 | 首元の表面温度 |
---|---|
屋外で20分過ごした後 | 32.9℃ |
最大風量で3分風を当てた後 | 34.1℃(+1.2℃) |
冷却プレートを10秒あてた後 | 27.9℃(-5℃) |
風を当てただけでは体温が上昇する結果となり、逆効果であることが示されました。冷却プレートを10秒あてるだけで約5℃の温度低下が実現されています。

2. UVクールタオルの効果
次に、当社のUVクールタオルについても検証を行いました。このタオルは水に濡らして軽く絞り、数回振ることで気化熱によるひんやり感を得られる仕組みです。屋外での使用を想定し、ハンディファンを使用した後に首元の温度を測定しました。
具体的な検証結果は以下の通りです。
状況 | 首元の表面温度 |
---|---|
水で濡らして軽く絞った直後 | 24.2℃ |
タオルを30秒間しっかり振った後 | 22.6℃(-1.6℃) |
首に巻いて1分後 | 31.9℃(-2.2℃) |
濡らして振ることで気化熱効果が高まり、タオル自体が約2℃冷却されます。また、首に巻くことで全身の熱を効率的に逃がすことが可能です。

商品概要
以下に、今回検証された商品の概要をまとめます。
- UVクールタオル
- 濡らして絞って振るだけでひんやり感を得られる。紫外線カット率は96%以上で、日焼け対策にも効果的。約100cmのロングサイズで、性別・年代問わず使いやすい。
- サイズ
- 30cm×100cm
- カラー
- ライトグレー、グリーン、ブルー
- 4WAY冷却ハンディファン
- 首掛け、卓上、スマホスタンド、モバイルバッテリーとして使える4WAY仕様。-14℃まで冷える冷却プレート付きで、風量は5段階に調整可能。
- サイズ
- 幅17.2cm×高さ2.9cm×奥行7.9cm
- カラー
- ホワイト、グレー

まとめ
不二貿易株式会社が発表した「クールタオル」と「4WAYハンディファン」は、猛暑日が続く中での熱中症対策において非常に有効な商品であることが検証により明らかになりました。特に、冷却プレートの使用や気化熱を利用したクールタオルは、体温を効果的に下げる手段として注目されています。これらの商品は、今後の暑い季節に向けて、特にアウトドアやスポーツシーンでの活用が期待されます。
商品名 | 効果 | 特長 |
---|---|---|
UVクールタオル | 気化熱による冷却 | 紫外線カット率96%以上、ロングサイズ |
4WAY冷却ハンディファン | 冷却プレートによる瞬間冷却 | 4WAY仕様、-14℃まで冷却可能 |
これらの商品は、猛暑日が続く中での熱中症対策として非常に役立つアイテムであることが示されています。今後もさらなる研究と開発が期待されます。