2025年8月3日掲載|山口聖子が語るグラミン日本の社会支援活動
ベストカレンダー編集部
2025年8月3日 09:46
山口聖子インタビュー掲載
開催日:8月3日
インタビュー記事掲載のお知らせ
2025年8月3日、一般社団法人グラミン日本は、SMBC日興証券株式会社が運営する「Money for Good」において、当団体理事である山口聖子のインタビュー記事が掲載されたことをお知らせします。このインタビューでは、当団体の活動内容や、山口がグラミン日本に参画するまでの経緯、さらに「聴く力」の重要性について詳しく語られています。
記事の詳細は、以下のリンクからご確認いただけます。「聴く力」が、社会をやさしく変えていく。グラミン日本が描く、対話でつながる経済のかたち
インタビューの内容
インタビュー記事では、以下の目次に沿って、さまざまなテーマが取り上げられています。
- 見えない困窮に光を当てたい。キャリアを経てグラミン日本と出会うまで
- 「時間がない」「お金がない」「自信がない」。「3ない」をどう支えるか
- 「できそう」ではなく、「やりたい」を見つける
- リスキリングとインパクト雇用で、地方の「働く」を変えていく
- お金は「応援」と「共感」の形のひとつ
- 誰もが持つ「物語」。聴く力が世界を変える
- 編集後記
これらのテーマは、グラミン日本の活動の核心に迫るものであり、山口の個人的な経験を通じて、社会的な課題に対する深い洞察が示されています。
見えない困窮に光を当てたい
山口聖子は、キャリアを経てグラミン日本と出会うまでの道のりを振り返ります。彼女は、困窮している人々が直面する「見えない困窮」に光を当てることが重要であると強調しています。
具体的には、彼女自身の経験を通じて、どのようにして困窮者の声を聴き、彼らのニーズに応えることができるかを考察しています。
「3ない」をどう支えるか
次に、山口は「時間がない」「お金がない」「自信がない」という「3ない」の問題に直面している人々をどのように支えるかについて語ります。
これらの課題に対して、具体的な支援策やアプローチについても触れ、その背景にある社会的要因を分析しています。
「できそう」ではなく、「やりたい」を見つける
山口は、単に「できそう」と思うことではなく、「やりたい」と思えることを見つけることの重要性を強調します。自分のやりたいことを見つけることで、より充実した人生を送ることができるとしています。
この考え方は、特に経済的に困難な状況にある人々にとって、希望を持つための大きな力となるでしょう。
リスキリングとインパクト雇用
さらに、山口はリスキリングとインパクト雇用についても言及します。地方における「働く」を変えていくためには、新しいスキルを身につけることが必要であり、これにより経済的自立を促進することができます。
具体的な取り組みや成功事例を交えながら、どのようにしてこれらの課題に取り組んでいるかを説明しています。
お金は「応援」と「共感」の形のひとつ
山口はまた、お金の役割についても考察します。お金は単なる取引の手段ではなく、人々の「応援」と「共感」の形の一つであるとし、これを通じて社会的なつながりを築くことができると述べています。
この視点は、グラミン日本が目指す「対話でつながる経済」の実現に向けての重要な要素となっています。
誰もが持つ「物語」
最後に、山口は「聴く力」の重要性について語ります。誰もが持つ「物語」を聴くことで、社会を変える力があるとし、聴くことがいかに大切であるかを訴えています。
この考え方は、グラミン日本の活動の根幹にあり、様々な人々との対話を通じて、より良い社会を築くための基盤となっています。
一般社団法人グラミン日本の概要
一般社団法人グラミン日本は、ムハマド・ユヌス博士によって設立されたバングラデシュのマイクロファイナンス機関「グラミン銀行」の日本版として、2018年に設立されました。グラミン銀行は、生活困窮層の自立を支援することにより、2006年にノーベル平和賞を受賞しました。
グラミン日本は、「誰もが活き活きと社会で活躍する持続可能な社会」の実現を目指し、主に生活困窮の状態にある女性に対して、生活資金ではなく「起業や就労の準備資金」を融資するマイクロファイナンスを提供しています。また、多様なパートナーとの共創を通じて、「一歩を踏み出す機会」を提供することをミッションとしています。
団体の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋室町 |
設立 | 2018年9月13日 |
代表者 | 理事長 百野 公裕 |
事業内容 | マイクロファイナンス/小口融資、就労支援 |
グラミン日本は、特定非営利金融法人として、無担保で小口融資を行うことにより、生活困窮者の支援を行っています。私たちは、チャンスを願い、一歩を踏み出そうとする人々の伴走者として、共に歩み続けます。
まとめ
この記事では、一般社団法人グラミン日本の理事・山口聖子のインタビュー記事について詳しく紹介しました。山口の個人的な経験や、グラミン日本が取り組む社会的課題へのアプローチが、どのように社会を変える力となるのかを考察しました。
以下に、本記事で取り上げた内容をまとめます。
テーマ | 内容 |
---|---|
見えない困窮に光を当てたい | 困窮者の声を聴く重要性 |
「3ない」をどう支えるか | 時間・お金・自信の問題へのアプローチ |
「やりたい」を見つける | 充実した人生を送るための視点 |
リスキリングとインパクト雇用 | 地方の働くを変える取り組み |
お金の役割 | 応援と共感の形としてのお金 |
聴く力の重要性 | 物語を聴くことで社会を変える |
これらの取り組みを通じて、グラミン日本は持続可能な社会の実現に向けて邁進しています。