2025年9月開始、規格外果物使った新くりーむパン発売へ

規格外果物くりーむパン発売

開催日:9月1日

規格外果物くりーむパン発売
なんで規格外の果物を使ったくりーむパンを作るの?
規格外果物は形や色が基準を満たさず流通しにくいですが、高品質で食品ロス削減や持続可能な農業推進に役立てるためです。
どこで新しいくりーむパンを買えるの?
八天堂の店舗やオンラインショップ、またPlan・Do・Seeが運営するホテルやレストランで購入可能で、2025年9月から販売開始です。

持続可能な農業に向けた新たな取り組み

2025年8月1日、株式会社八天堂、株式会社マイナビ、株式会社Plan・Do・See(以下、PDS)の3社は、持続可能な農業を推進するための連携協定を締結しました。この協定は、消費者が食べることで実現する「持続可能な農業」プロジェクトの一環として、規格外果物を活用した新たな「くりーむパン」を共同開発することを目的としています。

記者発表会は東京都内で行われ、八天堂の代表取締役社長森光孝雅氏、マイナビの取締役常務執行役員内田龍之氏、PDSの代表取締役社長浅葉翔平氏が出席しました。森光社長は「事業を通して社会貢献をしていく事は弊社の使命です。この度のプロジェクトで貴重なご縁をいただけたことを感謝しております。」と述べ、プロジェクトへの期待を表明しました。

マイナビ農業、Plan・Do・Seeと持続可能な農業に向けて3社連携協定を締結 画像 2

プロジェクトの背景と目的

八天堂は、地域に貢献することを目指し、日本各地の魅力的な食材を使用した商品開発を行ってきました。特に、食の安全保障や食品ロスに貢献する取り組みが重要視されています。マイナビ農業とPDSが実施している『でりさす×ご馳走旅』の理念に賛同し、3社での共同商品開発が実現しました。

このプロジェクトでは、通常の流通に乗せることができない高品質な規格外果物を活用し、消費者に持続可能な農業の重要性を伝えることを目指しています。具体的には、兵庫県の「丹波栗」と宮城県の「ミガキイチゴ」を使用したくりーむパンを開発し、地域の農業を支える新たな価値を創出します。

マイナビ農業、Plan・Do・Seeと持続可能な農業に向けて3社連携協定を締結 画像 3

共同開発商品について

本プロジェクトで開発されたくりーむパンは、以下の2種類です。

  • 丹波栗くりーむパン
    兵庫県丹波市を中心に栽培される丹波栗を使用し、しっとりとしたパン生地の中に特製の栗クリームを包み込みました。丹波栗は粒の大きさや美しい色艶、上品な甘さで知られ、2020年から2024年までの丹波栗品評会で連続入賞を果たしています。発売日は2025年9月1日で、販売場所は八天堂店舗やオンラインショップ、PDSホテル・レストランなどです。
  • ミガキイチゴくりーむパン
    宮城県山元町で栽培される「ミガキイチゴ」を使用した商品です。ミガキイチゴは厳選された上質ないちごのブランド名であり、いちご本来の味わいを生かしたジャムとクリームを2層にしたシンプルな味わいが特長です。発売日は2026年3月1日を予定しています。
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プロジェクトに参加する企業の紹介

本プロジェクトに参加する企業は以下の通りです。

株式会社マイナビ
農業総合情報サイト『マイナビ農業』を運営し、農家や家庭菜園愛好者に向けた情報を提供しています。
株式会社Plan・Do・See
日本国内外でホテルやレストランの運営を行い、地域特性を生かした事業を展開しています。
株式会社こうはた
兵庫県丹波市を拠点に、丹波栗の生産から加工、販売までを手掛けています。
株式会社GRA
宮城県山元町で「ミガキイチゴ」の生産を行い、農業の付加価値を創出する事業を展開しています。
株式会社八天堂
広島県三原市に本社を持ち、冷やして食べる「くりーむパン」をはじめとする様々な商品を企画・開発・製造しています。
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まとめ

この度の連携協定によって、持続可能な農業に向けた新たな取り組みが始まります。八天堂、マイナビ、PDSの3社が協力し、規格外果物を活用した新たなスイーツを開発することで、地域の農業や食品ロス問題に取り組む姿勢が示されました。今後の展開に注目が集まります。

商品名 使用する素材 発売日 販売場所 価格
丹波栗くりーむパン 丹波栗 2025年9月1日 八天堂店舗、オンラインショップ、PDSホテル・レストラン 450円(税込)
ミガキイチゴくりーむパン ミガキイチゴ 2026年3月1日 八天堂店舗、オンラインショップ、PDSホテル・レストラン 調整中

このように、持続可能な農業に向けた新たな取り組みが進められています。今後の展開が期待される中、消費者としてもこのプロジェクトに注目していくことが重要です。

参考リンク: