2025年8月開始、東邦ガスの奨学金返還支援制度で社員の負担軽減
ベストカレンダー編集部
2025年8月5日 11:17
奨学金返還支援制度開始
開催日:8月1日

奨学金返還支援制度の導入
東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社(愛知県名古屋市、取締役社長 玉田勝也)は、2025年8月より新たに「奨学金代理返還支援制度」を導入することを発表しました。この制度は、社員が抱える経済的・心理的な負担を軽減し、安心して働ける環境を提供することを目的としています。
独立行政法人日本学生支援機構の調査によると、大学生・大学院生の半数以上が奨学金制度を利用しており、当社の社員からも奨学金返還に関する不安の声が寄せられていました。このような背景から、従業員の経済的・心理的負担を少しでも解消するために、福利厚生制度の一環としてこの制度が導入されることとなりました。

奨学金代理返還支援制度の概要
この制度の対象となるのは、独立行政法人日本学生支援機構の貸与型奨学金を受けた正社員です。具体的には、以下のような条件が設定されています。
- 貸与を受けた奨学金の返還開始が見込まれる正社員
- 貸与を受けた奨学金を現在返還中の正社員で、奨学金の返還を開始した月から起算して10年(120か月)以内の者
新卒・キャリア採用者を問わず、全ての正社員が対象となります。支援対象期間は、奨学金の返還を開始した月から起算して10年間(120か月間)となっており、支援額は月額1万円で、総額で120万円の支援が受けられます。
支援の具体的な内容
支援方法としては、当社から直接日本学生支援機構に対して奨学金の代理返還を行う形になります。具体的な支援内容は以下の通りです。
- 支援額:月額1万円
- 支援期間:奨学金の返還開始から10年間(最大120万円)
- 支援方法:当社が直接日本学生支援機構に返還
この制度により、奨学金を返還中の社員は、経済的な負担を軽減し、仕事に集中できる環境が整います。
社員の声と期待される効果
奨学金代理返還支援制度は、2025年7月より一部社員に先行導入されており、その利用者からはポジティブな声が寄せられています。具体的には、経済的な不安が軽減されることで、業務に対する集中力が向上したり、キャリアアップに向けた取り組みがしやすくなったという意見が多く見られます。
この制度がもたらす効果として、以下の点が挙げられます。
- 経済的な安心感の提供
- 社員の心理的負担の軽減
- 業務に対する集中力の向上
- キャリアアップの促進
これにより、社員は自分の能力を最大限に発揮しやすくなり、企業全体の生産性向上にも寄与することが期待されます。
会社概要
東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社は、1985年に設立され、愛知県名古屋市に本社を置いています。現在、506名の従業員が在籍し、都市ガス設備の設計・施工・メンテナンスをはじめとする多岐にわたるサービスを提供しています。
具体的な営業品目は以下の通りです。
- 1. 都市ガス設備の設計・施工・メンテナンス
- LNG設備、LNGサテライト基地、その他設備
- 2. 各種プラント設備・電気設備の設計・施工・メンテナンス
- 水素設備、エコ・ステーション、受配電設備、太陽光発電設備など
- 3. エネルギーサービス
- エネルギー利用設備の費用平準化サービス
- 4. コージェネレーション設備・空調設備の設計・施工・メンテナンス
- 地域冷暖房施設・エネルギーセンターの運転管理
また、カーボンニュートラルに係るコンサルティングや各種機器販売も行っており、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
制度名 | 内容 | 対象者 | 支援額 | 支援期間 |
---|---|---|---|---|
奨学金代理返還支援制度 | 奨学金の代理返還 | 正社員(奨学金返還開始見込み者及び返還中の者) | 月額1万円(総額120万円) | 返還開始から10年間 |
このように、東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社は、社員が安心して働ける環境を整えるために、奨学金返還支援制度を導入しました。社員の経済的・心理的負担を軽減することで、より良い職場環境の実現が期待されています。