8月8日開始「プレミにゃむプラン」猫可賃貸で空き家活用
ベストカレンダー編集部
2025年8月8日 05:44
猫可賃貸管理開始
開催日:8月8日
新しい空き家活用の選択肢「プレミにゃむプラン」
株式会社ネコ不動産(本社:熊本市南区平田)は、2025年8月8日、世界猫の日に合わせて「プレミにゃむプラン」の提供を開始します。このプランは、空き家を収益化するための新たな管理モデルであり、特に猫を飼うための賃貸物件に特化しています。
近年、猫可賃貸物件の需要が高まっている中、空き家を持て余している不動産オーナーに向けて、猫と暮らしやすい住環境を提供し、収益性を高めることを目的としています。
「プレミにゃむプラン」の特徴とメリット
このプランには、以下のような特徴があります。
- 原状回復費用の負担:退去時の原状回復費用は原則としてネコ不動産が負担します。
- 多頭飼育対応:猫を複数匹飼うことができる賃貸物件としてのニーズに応えます。
- 賃料加算による収益性向上:猫1匹につき賃料が月額2,000円加算されます。
このように、オーナーにとってはリスクを抑えながらも、収益を上げることが可能なプランとなっています。
猫可物件の需要の増加
猫の飼育頭数は2014年以降、犬の飼育頭数を上回り、緩やかな上昇傾向が見られます。特に、猫の多頭飼育ができる賃貸物件に対する需要が高まっていることがデータからも明らかです。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、猫を飼っている世帯の約48.5%が1匹または2匹を飼っており、3匹以上を飼っている世帯も37.6%に達しています。これにより、多頭飼育可能な賃貸住宅の重要性が増しています。
賃貸物件の現状
現在、多くの「ペット可」とされる賃貸物件は、小型犬のみ可や猫は1匹または2匹までと制限されています。このため、猫の多頭飼育が可能な賃貸物件は非常に少なく、需要と供給のギャップが存在しています。
「プレミにゃむプラン」は、このギャップを埋めるための新しい提案であり、空き家を猫の多頭飼育ができる賃貸物件として活用することが可能です。
プランの具体的な内容
「プレミにゃむプラン」の具体的な内容は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン名 | プレミにゃむプラン |
| 管理料 | 10% |
| 原状回復費用負担 | 原則ネコ不動産が負担 |
| 賃料加算 | 猫1匹につき月額2,000円 |
管理料は相場の約5%に対し、10%に設定されていますが、これは原状回復費用をネコ不動産が負担するためです。このため、オーナーは退去時の負担が軽減されるメリットがあります。
大家さんへのメリット
管理料が10%であっても、実際には手取り賃料が増える可能性があります。例えば、家賃6万円の物件で猫2匹を飼う入居者がいる場合、賃料は6万4千円となり、管理料を差し引いた手残りは57,600円になります。これにより、オーナーは手取り賃料を増やしつつ、原状回復費用の心配がなくなります。
入居者への配慮とサポート体制
ネコ不動産では、入居者が猫を適正に飼えるようにサポートしています。代表の鶴上は「ペット共生住宅管理士」や「愛玩動物飼養管理士」などの資格を持ち、猫との生活に関する知識を活かした内装提案を行っています。
また、入居希望者に対しては猫の避妊去勢手術の有無をヒヤリングし、多頭飼育崩壊を防ぐための情報提供も行っています。これにより、猫と人が共生できる住環境を提供することを目指しています。
相談方法と今後の展開
空き家や空室に関する相談は、ネコ不動産の公式LINEから受け付けており、相談は無料です。登録後、「空室相談」と入力することで、スムーズに相談を行うことができます。
ネコ不動産は、猫との暮らしを希望する入居者と、空室に悩むオーナーとの間をつなぎ、収益構造を両立させる仕組みを提供していく方針です。
まとめ
「プレミにゃむプラン」は、猫可賃貸物件に特化した新しい賃貸管理プランであり、空き家を収益化するための有効な手段を提供します。オーナーにとっては、原状回復費用の負担を軽減しつつ、賃料収入を増やすことができるメリットがあります。また、入居者にとっても、猫との共生を実現できる住環境が整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン名 | プレミにゃむプラン |
| 管理料 | 10% |
| 原状回復費用負担 | 原則ネコ不動産が負担 |
| 賃料加算 | 猫1匹につき月額2,000円 |
このように、空き家を有効活用するための新しい選択肢として「プレミにゃむプラン」が注目されています。
参考リンク: