2025年8月7日開始、NAVISとWINZ plusが介護人材受入れ強化

介護人材受入れ開始

開催日:8月7日

介護人材受入れ開始
NAVISとWINZ plusの統合って何が変わるの?
NAVISとWINZ plusの統合により、介護人材育成と受入れの体制が強化され、特にインド人介護人材の育成や日本での就業支援が一層充実します。
SOMPO ケアとのインド人介護人材プロジェクトはどんな内容?
インド人介護人材を現地で日本語や介護技術を教育し、日本での就労を支援。ビザ取得や生活定着まで包括的にサポートする国際連携プロジェクトです。

株式会社NAVISとWINZ plusのグループ統合について

2025年8月7日、株式会社NAVISは、WINZ plusをグループ統合し、新たに「SOMPO ケア」とのインド人介護人材受入れプロジェクトを開始することを発表しました。このプロジェクトは、日本の介護人材不足とアジアの若年層雇用課題という二つの社会的ニーズを同時に解決するための革新的な国際連携モデルです。

日本の高齢化が進む中、質の高い介護人材を安定的に確保することは国家的な優先課題となっています。一方、インドをはじめとするアジア諸国では、人口ボーナス期を迎え、若年層の雇用創出やグローバル人材の育成が喫緊の課題となっています。このような背景の中、NAVISは「語学 × 教育 × キャリア」を軸とした国際人材スキームを展開し、アジアと日本を結ぶ介護人材の育成・受入体制を再構築しています。

株式会社NAVIS、株式会社WINZ plus をグループ統合し、SOMPO ケアとのインド人介護人材受入れプロジェクトを開始 画像 2

WINZ plusの役割と新たなブランド戦略

2025年3月、NAVISは、介護・福祉分野の人材紹介会社である株式会社スタッフプラスの全株式を取得し、WINZ plus(ウィンズ プラス)としてリブランディングしました。WINZ plusは、NAVIS HRグループ内で現地送出機関との連携型モデルの中核企業として、インド、ネパール、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、インドネシアなどへの多国籍展開を担っています。

WINZ plusは、介護人材の育成に特化したプログラムを展開し、アジア地域の若者に日本での就業機会を提供することを目指しています。これにより、アジア地域の人材が日本の介護業界で活躍できるよう支援していく計画です。

SOMPO ケアとのインド人介護人材受入れプロジェクトの詳細

2024年より、SOMPO ケア株式会社は、インド国家技能開発公社(NSDCI)と連携し、インド人介護人材を対象とした現地での育成及び日本受入れのプロジェクトを開始します。このプロジェクトにおいて、WINZ plusは日本側の登録支援機関(登録番号:21 登-005989)として、ビザ取得支援から配属調整、生活定着支援に至るまでを包括的に担います。

具体的な支援内容は以下の通りです:

  • 日本語(N3相当)の教育
  • 介護技術の教育
  • 異文化理解の教育
  • 「SOMPO ケアユニバーシティモデル」での実技研修
  • 試験合格者のビザ取得・配属・生活支援対応

これにより、インド人介護人材が日本の介護現場で即戦力として活躍できるよう、万全のサポート体制が整えられています。

NAVIS HRグループのスキーム分類とその概要

NAVIS HRグループは、介護人材の育成と受入れに関するスキームを以下のように分類しています。

類型 スキーム概要 担当法人
第1類型 グループ一気通貫型 株式会社NAVIS (日本)、NAVIS Human Resources Private Limited (インド)、NAVIS HR Lanka(スリランカ)
第2類型 現地送出機関との連携型1 WINZ plus × 東南アジア地域パートナー
第3類型 現地送出機関との連携型2 WINZ plus × SOMPO ケア × インドパートナー

これらのスキームにより、NAVIS HRグループは、アジアと日本を結ぶ介護人材の育成と受入れを効率的に行う体制を整えています。

株式会社NAVISは、2017年2月13日に設立され、インド人技能実習生・特定技能の派遣や、インド人材紹介、登録支援機関としての業務を行っています。代表取締役社長は中島耕平氏です。東京本社は渋谷区広尾に位置し、介護業界に特化した転職支援サービスや離職防止ソリューションの提供を行う株式会社WINZ plusも同じく広尾に所在しています。

今後、日本の介護業界における人材不足の解消に向けて、NAVISとWINZ plusの取り組みが重要な役割を果たすことが期待されます。

参考リンク: