2025年8月9日締結 コロワイドと名取市の包括連携協定の詳細

コロワイドと宮城県名取市が包括連携協定を締結

2025年8月9日、株式会社コロワイド（本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長：野尻公平）は、宮城県名取市（市長:山田司郎）と災害時の迅速かつ適切な対応や地域活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定は、コロワイドにとって初めての自治体との包括連携協定であり、名取市役所において双方の代表者が出席する中で締結式が行われました。

この協定に基づき、コロワイドと名取市は相互に連携し、地域における社会課題の解決に向けた取り組みを推進していくことになります。特に、災害時の支援や地域の活性化、子育て支援など多岐にわたる分野での協力が期待されています。

協定締結の背景と経緯

コロワイドは、社会の持続可能な発展への貢献と企業価値向上を目指し、「サステナビリティ基本方針」を策定しました。その中で、「地域・社会への貢献」を重要課題の一つとして位置付けています。これまでにも、東日本大震災や能登半島沖地震などの大規模災害において物資支援や義援金の拠出を行ってきました。

名取市は、毎年発表される「住みよさランキング」で北海道・東北編で1位を獲得するなど、震災からの復興や持続可能なまちづくりにおいて顕著な進展を見せています。コロワイドはこのような名取市の取り組みを評価し、協定締結に至りました。

連携項目と具体的な取り組み

本協定では、以下のような連携項目に基づいて取り組みが進められます。

• 防災・減災に関すること
• 市の魅力創生、シティプロモーションの推進に関すること
• 健康増進、食育に関すること
• 子どもの健全育成、子育て支援に関すること
• 高齢者支援に関すること
• その他、目的達成に資する事項に関すること

特に、子どもの健全育成や子育て支援に関連して、コロワイドはキッチンカーを派遣し、出張こども食堂の開催を予定しています。また、児童向けの食育プログラムとして「寿司にぎり体験」の実施も決定しています。これにより、地域の子どもたちに対する支援が強化されることが期待されています。

名取市長のコメントと今後の展望

名取市長の山田司郎氏は、コロワイドとの包括連携協定締結を喜び、同社が選ばれたことに感謝の意を表しました。コロワイドは、地域貢献活動に力を入れており、災害時の支援でも実績があります。今後は、未就学児から中学3年生を対象にしたカレーの無償提供や、環境フェアでの寿司にぎり体験など、地域の安心・安全、活性化に向けた取り組みを進めることが期待されています。

具体的な取り組みの一環として、以下のイベントが予定されています。

1. 出張こども食堂
   • 実施日時：令和7年8月13日(水)～17日(日) 8時～10時
   • 場所：イオンモール名取 1階駐車場
   • 対象者：未就学児（3歳）～中学3年生まで
   • 提供食数：1,000食（200食×5日間）
2. ゆりあげ港夜市への出展
   • 開催日時：令和7年8月13日(水)～17日(日) 16時～21時
   • 販売商品：クラシックチーズバーガー、枝豆、からあげ、生ビール
3. 寿司にぎり体験
   • 開催日時：令和7年10月13日(月) 11時～・14時～ (2回開催）
   • 開催場所：みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター
   • 定員：各24人（計48名）

まとめ

コロワイドと名取市の包括連携協定は、地域の災害時対応や活性化、子育て支援を強化するための重要な取り組みです。コロワイドはこれまでの地域貢献活動を基に、さらなる社会貢献を目指していくことになります。今回の協定締結を通じて、地域の課題解決に向けた新たなビジネス機会の創出が期待されます。

このように、コロワイドと名取市の協定は地域に根ざした取り組みを進めるための重要なステップとなります。今後もこの連携を通じて、地域の発展に寄与していくことが期待されます。