8月18日発売|猛暑対策に効く薬膳63レシピ

熱取り薬膳発売

開催日:8月18日

熱取り薬膳発売
この本で猛暑の不調は本当に楽になるの?
本書は中医学の視点で「こもり熱」を食事で和らげる実践書。トマトや冬瓜など身近な食材で作る63レシピとドリンクで、だるさや不眠、ほてりなど夏の不調緩和を目指せます。重い症状は医療機関へ。
いつ買える?どこで買えるの?
発売日は2025年08月18日で、全国の書店やオンライン書店で購入可能です。出版社は河出書房新社。電子書籍版も近日配信予定のため、各ストアで発売情報を確認してください。

猛暑で高まる「こもり熱」と夏の不調——薬膳で考える体の冷まし方

2025年の記録的な猛暑が続く中で、疲れ・だるさ・不眠・渇き・めまい・ほてり・倦怠感・熱中症・頭痛など、体内に余分な熱がこもることで生じる不調が目立ってきました。こうした状態を中医学では「こもり熱」と呼び、食材の性質や組み合わせで熱を取る養生法が用いられます。

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、漢方専門薬局「薬石花房 幸福薬局」代表で中医師の幸井俊高(こうい・としたか)監修、料理を検見﨑聡美が担当した新刊『体にこもった熱を取る薬膳』を2025年8月18日に刊行すると2025年8月12日付で発表しました。本書は、身近な食材で作れる熱取りレシピを厳選し、食事を通じてこもり熱を取り除く実践的な内容をまとめています。

〈記録的な猛暑は薬膳で乗り切る!〉疲れ、だるさ、不眠、熱中症……夏の不調を改善させる熱取りレシピ集『体にこもった熱を取る薬膳』が8月18日発売! 画像 2

手に入りやすい素材で作る63の熱取り薬膳レシピとドリンク

本書には63点の熱取り薬膳レシピが収録されており、トマト、なす、とうもろこし、きゅうり、冬瓜など、どれも入手しやすい食材を中心に構成されています。日常の食事に取り入れやすいレシピのほか、巻末には毎朝でも飲めるかんたん薬膳ドリンクとスープが掲載されており、食欲がないときや体調に合わせて手軽に摂れるメニューが揃っています。

以下では、本書に収められたレシピ群を可能な限り網羅して紹介します。調理法のバリエーションや組み合わせを知ることで、日々の献立に熱取りの観点を取り入れやすくなります。

〈記録的な猛暑は薬膳で乗り切る!〉疲れ、だるさ、不眠、熱中症……夏の不調を改善させる熱取りレシピ集『体にこもった熱を取る薬膳』が8月18日発売! 画像 3

こもり熱を取る最強メニューと基本の提案

まずは「こもり熱を取る最強メニュー」として、比較的取り入れやすい定番メニューが提示されています。これらは素材の組み合わせや味付けで熱を取る効果を高める工夫がされています。

掲載されている代表メニューは次の通りです。

  • ラタトゥイユ
  • 中華風塩炒め
  • いろいろマリネ
  • フレッシュせん切り野菜の肉みそかけ
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トマトを主役にしたレシピ

トマトは本書で「最強熱取り野菜」の一つとして扱われ、冷やす働きと甘酸っぱさで夏の不調を和らげる素材として幅広い調理に用いられます。

トマト関連のレシピは次の通りです。

  • トマトとまぐろのアヒージョ
  • たこの軽いトマト煮込み
  • トマトとしょうがのシャーベット
  • トマトとミントのサラダ
  • トマトとミントのサラダで 冷製パスタ
  • トマトとミントのサラダで鯛のカルパッチョ
  • トマトとぶどうの中華ごまだれあえ
  • トマトの酒粕煮
  • ミニトマトのフリット
  • ミニトマトのおかか炒め
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冬瓜を使った涼感レシピ

冬瓜は水分が多く、熱を取りやすい食材として重宝されています。本書ではスープや和え物、炒めものなど多彩なメニューが提案されています。

冬瓜の掲載レシピは次の通りです。

  • おろし冬瓜と鶏ひき肉のおかずスープ
  • 冬瓜のうざく風
  • 冬瓜と牛肉の中華風カレー炒め
  • 冬瓜とえびのエスニックスープ
  • 冬瓜のアンチョヴィにんにく炒め
  • 冬瓜の梅肉あえ
  • 冬瓜とお刺身鯛のごま油サラダ
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きゅうり・なす・とうもろこしの個別レシピ

きゅうりは冷たくさっぱりとしたメニューに適しており、なすは火を通すことで旨みを引き出しつつ熱を和らげる調理法が中心です。とうもろこしは甘みを活かした多様な料理が登場します。

各食材のレシピ一覧は次の通りです。

  • きゅうりの豚バラ巻きの山椒焼き
  • きゅうりの冷たい香味スープ
  • きゅうりと油揚げのなます
  • きゅうりのヨーグルトサラダ
  • きゅうりのフライ
  • たたききゅうりの豆板醤あえ
  • きゅうりの韓国風薬味炒め
  • なすと油揚げの煮浸し
  • なすと油揚げの煮浸しで薬味そば
  • なすと豚肉のしょうがみそ炒め
  • なすの土佐漬け
  • なすと鶏肉のココナッツミルクカレー煮
  • 焼きなすのエスニックサラダ
  • 焼きなすのペーストサラダ
  • なすのコンポート
  • とうもろこしのタルタルサラダ
  • とうもろこしのタルタルサラダで鮭のタルタル焼き
  • とうもろこしと豆腐の中華風うすくず煮
  • とうもろこしのかき揚げ
  • とうもろこし、もずく、オクラの酢の物
  • とうもろこしとアボカドの明太子あえ
  • とうもろこしと大葉のチヂミ
  • とうもろこしと小豆のチャウダー
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その他の熱取り野菜と関連メニュー

本書は枝豆、オクラ、かぼちゃ、苦瓜、ピーマンなども推奨食材として挙げ、これらを使った具体的なレシピが掲載されています。野菜ごとの効能や組み合わせのヒントも示されています。

関連メニューは次の通りです。

  • 5つの野菜の中華サラダ
  • さつまいものずんだあえ
  • オクラ、長いも、オリーブの粒マスタードサラダ
  • かぼちゃの梅じゃこサラダ
  • かぼちゃの豆乳ポタージュ
  • 苦瓜ともやしのピーナッツ酢あえ
  • 苦瓜とツナの卵とじ
  • ピーマンと蒸し鶏のごま油山椒あえ
  • ピーマンの丸ごとおろし煮

かんたん薬膳ドリンクの紹介

巻末には朝の一杯や体調不良時に飲みやすい薬膳ドリンク・スープが多数掲載されています。冷たいものばかりでなく、食材の組み合わせで冷却効果を引き出す工夫が紹介されています。

掲載されているドリンク・スープは次の通りです。

  • ガスパチョ風
  • トマト、すいか、ヨーグルト
  • きゅうり、大葉、キウイ
  • 苦瓜、パイナップル、レモン
  • 冬瓜、なし、セロリ、牛乳、ミント
  • ココナッツミルク、山いも、トマト、ぶどう、ピーナッツ
  • 甘酒、トマト、パイナップル、小豆、しょうが
  • 緑茶、苦瓜、冬瓜、きゅうり、塩昆布
  • 冬瓜、オクラ、豆乳、黒酢
  • とうもろこし、牛乳、しょうが、はちみつ

幸井俊高氏によるQ&A(熱取り野菜に関する疑問)

本書には幸井氏による実践的なQ&Aが設けられており、読者が抱きやすい疑問に対して具体的な回答が示されています。野菜の性質、加熱の影響、果物や加工品の効能、摂り過ぎの注意などが扱われています。

掲載されているQ&Aは以下の通りです。

Q1.
夏野菜はすべて熱取り野菜?
Q2.
加熱したら、熱取り野菜の効能はなくなる?
Q3.
夏に、温性・熱性の野菜は食べないほうがいい?
Q4.
果物にも、体の熱を取り除く効果はある?
Q5.
アイスにも、体の熱を取り除く効果はある?
Q6.
缶詰や冷凍の熱取り野菜でも効能はある?
Q7.
熱取り野菜をたくさん食べたほうが、元気になる?
Q8.
熱取り野菜を食べ過ぎて、体が冷えない?

監修者・料理担当と刊行の背景

監修者の幸井俊高氏は「薬石花房 幸福薬局」代表で中医師。東京大学薬学部卒、中国・国立北京中医薬大学卒、ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年に中国政府より日本人として18人目の中医師認定を受けています。著作・監修書には『症状・疾患別にみる漢方治療指針』(日経BP社)、『舌をみれば病気がわかる』『50歳からの体ととのう漢方ごはん』(ともに河出書房新社)などがあります。

料理を担当した検見﨑聡美氏は料理研究家、管理栄養士で1965年生まれ。故・滝沢真理氏に10年師事した後、雑誌・テレビ・書籍などで活動し、作りやすくヘルシーな家庭料理の提案に定評があります。本書では実際に調理しやすい工夫を数多く盛り込んでいます。

本書は2012年刊行の『最強! 涼野菜レシピ』を大幅に加筆・再編集し、改題して刊行されるもので、現代の猛暑事情に応じたメニューの再構築が図られています。

刊行情報と入手に関する詳細

刊行情報は次の通りです。

書名 体にこもった熱を取る薬膳
監修・料理 幸井俊高(監修)/検見﨑聡美(料理)
仕様 B5判/並製/64ページ
発売日 2025年8月18日
定価(税込) 1,485円(本体1,350円)
ISBN 978-4-309-29538-1
出版社 河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)
書誌URL https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309295381/
備考 近日中に電子書籍発売予定(詳細は各電子書籍ストアで確認)

刊行は河出書房新社によるもので、2025年8月12日08:00にプレスリリースが出されています。書籍は書店およびオンライン書店で購入可能となる予定です。

本書の位置づけと要点整理

『体にこもった熱を取る薬膳』は、猛暑で増える「体の中の余分な熱」を食で調整することを重視した実用書です。中医学の視点から食材の効能を整理し、日常的に取り入れやすい63のレシピと、朝や体調不良時に飲める薬膳ドリンク・スープを収録しています。

以下の表は、この記事で挙げた主要情報を整理したものです。本書の基本情報、収録点数、主要食材、刊行日や購入情報を一覧できるようまとめています。

項目 内容
書名 体にこもった熱を取る薬膳
監修・料理 幸井俊高(監修)/検見﨑聡美(料理)
収録点数 63レシピ(料理+ドリンク・スープ含む)
主な熱取り食材 トマト、冬瓜、きゅうり、なす、とうもろこし、枝豆、オクラ、かぼちゃ、苦瓜、ピーマン ほか
刊行日 2025年8月18日
出版社 河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)
定価(税込) 1,485円(本体1,350円)
仕様 B5判/並製/64ページ
ISBN / URL ISBN 978-4-309-29538-1 / https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309295381/
備考 2012年刊『最強! 涼野菜レシピ』の加筆再編集・改題版。電子書籍版は近日発売予定。

記事では書籍の内容を網羅的に紹介しました。食材の効能や調理法を知ることで、猛暑による諸症状に対して日々の食事を通じた対処が可能になります。本書は冷暑対策としての食養生を具体的に実践するための一冊として設計されています。

参考リンク: