8月16日放映　ONE PIECEカードゲーム3周年CMの見どころ

3周年を迎えたONE PIECEカードゲームが示す“熱さ”──最新CMの狙いと放映情報

株式会社バンダイ カード事業部は、2025年8月14日04時00分付のリリースで、ONE PIECEカードゲームの3周年を記念した最新TVCMを発表した。本CMはシリーズ名として定着している“ワンピカードの会”の新作で、従来のコミカルな作風から一転し、「熱さ」を前面に押し出す映像表現で制作されている。

CMは2025年8月16日（土）より全国で放映される予定で、放映に先駆けて同年8月23日（土）に発売されるブースターパック『受け継がれる意志【OP-13】』の内容を大きく伝える役割を担う。プレスリリースは同社が展開するカードゲームの制作背景として、尾田栄一郎氏の協力とアニメ・描き下ろしイラストを特色に挙げており、視覚面のこだわりが製品訴求の中核になっていることが読み取れる。

TVCMの公開スケジュールと視聴手段

放映開始日：2025年8月16日（土）、エリア：全国。テレビ放映に加え、YouTubeでも公開される。公式の視聴リンクはYouTubeの該当URLおよび公式商品ページが案内されている。

YouTubeリンク：https://youtu.be/ntUJokGYlEE
公式サイト（製品情報）：https://www.onepiece-cardgame.com/products/boosters/op13.php

表情を捉えた映像演出とCMの構成要素

今回のCMは神木隆之介、山田裕貴、山田杏奈の三人を起用し、俳優それぞれの表情を大きく捉える映像演出が特徴になっている。映像は白黒を基調としたシリアスなトーンで統一され、これまでのシリーズが見せてきた軽妙なやり取りから明確に距離を置いた作りになっている。

具体的なシーン構成は、以下の流れで展開される。神木さんの目元のアップから「ワンピカードの3周年は熱・強・弾」と力強く語るカットで始まり、新レアリティである「レッドスーパーパラレル」の三兄弟が映し出される。続いて山田杏奈さんがブースターパックを覗き込み、『あの伝説の海賊団、ついに降臨』と反応する場面があり、山田裕貴さんは圧倒されるような表情で倒れ込む描写が挿入される。最終的に謎に包まれた「イム」のリーダーカードが登場し、映像の緊張感が高まる構成になっている。

映像における特筆点

・芥見下々氏（『呪術廻戦』作者）による描き下ろしの「五老星」がカードイラストとして登場し、作品性の強いアピールにつながっている。¥n

・映像表現は、これまでの“カードを引く楽しさ”や“兄妹の微笑ましいやり取り”を超えて、カードゲームの競技的・劇的側面と世界観の重厚さを視覚的に伝えることを狙っている。俳優陣の“素のリアクション”を採用した点も制作意図の重要な要素である。

CM出演者と本編での役割、各出演者のプロフィール

CM出演者は神木隆之介、山田裕貴、山田杏奈の三名であり、各人ともに映像内で異なるリアクションと表情で製品の魅力を伝える役割を担っている。以下に出演シーンの要点と各出演者の主要プロフィールを整理する。

CM内での役割は、神木さんが力強さを象徴する存在として導入カットを担い、杏奈さんがカードの驚きを表す視点を提供し、裕貴さんが観客の感情を代弁する驚愕の表情でドラマ性を強める構図となっている。

出演者プロフィール（要旨）

神木 隆之介（かみき りゅうのすけ）

生年月日：1993年5月19日、出身：埼玉県。1995年にCMでデビューし、2005年に主演を務めた映画『妖怪大戦争』で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。以降、エランドール新人賞（2020年）、第66回ブルーリボン賞主演男優賞（2024年）、第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞（2024年）、第32回橋田賞（2024年）、第61回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞（2024年）など多数の受賞歴を持つ。直近ではTBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で主演を務めた。

CMでの存在感は繊細な感情表現と力強さを兼ね備えており、映像全体のトーンを決定づける重要な役割を果たしている。

山田 裕貴（やまだ ゆうき）

生年月日：1990年9月18日、出身：愛知県。『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビューし、第47回日本アカデミー賞話題賞受賞などの実績を持つ。出演作にNHK大河ドラマ『どうする家康』、映画『ゴジラ-1.0』、映画『キングダム 大将軍の帰還』などがある。ラジオ番組『山田裕貴のオールナイトニッポン』でのパーソナリティ経験もある。

2025年は主演作が続くスケジュールで、公開日情報として『木の上の軍隊』（沖縄先行6月13日、全国7月25日）、『ベートーヴェン捏造』（2025年9月12日）、『爆弾』（2025年10月31日）などが挙げられている。CM内では驚愕の表情で“覇王色の覇気”を受けたような描写を見せ、視覚的なインパクトに貢献している。

山田 杏奈（やまだ あんな）

生年月日：2001年1月8日、出身：埼玉県。2011年に『ちゃおガール 2011☆』オーディションでグランプリを獲得して以降、ドラマや映画で主演・主要役を務める。映画『ミスミソウ』で初主演、以降『ひらいて』『山女』などに出演し、2023年には第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞している。

2024年の映画活動では第37回日刊スポーツ映画大賞・助演女優賞、第48回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞/新人賞を受賞した実績もある。直近の公開予定にはアニメーション映画『ChaO』（声の出演、2025年8月15日公開）や『恋に至る病』（2025年10月24日公開）、2026年公開予定の『NEW GROUP』主演がある。CMではカードを覗き込むことで驚きと興奮を表現している。

『受け継がれる意志【OP-13】』の製品仕様と収録内容

ブースターパック『受け継がれる意志【OP-13】』は、ONE PIECEカードゲームの3周年を記念した弾として、2025年8月23日（土）に発売される。販売価格はメーカー希望小売価格220円（税込）で、1パックにカード6枚が封入される仕様になっている。

製品には新レアリティや初収録カードなど、コレクション要素とゲームバランスの両面で注目される要素が多数含まれる。以下に詳細を整理する。

レアリティと収録枚数

• 全種数：127種 + 1種（合計の内訳は製品情報参照）
• リーダーカード：6種
• コモン：45種
• アンコモン：30種
• レア：26種
• スーパーレア：10種
• シークレットレア：3種
• スペシャルカード：10種
• 3周年スペシャルカード：2種

カードはランダム封入であり、写真と実際の商品で若干の差異が生じる場合や、商品の仕様が変更される可能性がある旨が注意書きとして明記されている。

注目カード・新要素の詳細

新レアリティとして導入される「レッドスーパーパラレル」は、三兄弟をフィーチャーした特別枠として登場する。また、リーダーカードとして初登場となる「ゴール・D・ロジャー」が収録され、ゲーム性とコレクション性の両面で重要な役割を果たす。

さらに、これまで謎に包まれてきた「イム」が初めてリーダーカードとして収録される点も注目される。加えて、『呪術廻戦』作者の芥見下々氏描き下ろしの「五老星」カードが登場し、外部作家による描き下ろしイラストの採用が視覚的魅力を高める。

ONE PIECEカードゲームの経緯と位置付け

ONE PIECEカードゲームは2022年7月に始動し、原作者の尾田栄一郎氏の協力を得て原作イラスト、アニメイラスト、描き下ろしイラストを組み合わせたカードデザインを採用している。発売以降は幅広い世代に支持され、2025年8月で3周年を迎える。

バンダイ カード事業部は本作を「ONE PIECEの世界観を体感できる本格トレーディングカードゲーム」と位置づけ、各カードの視覚的完成度とゲーム性の両立を重視した商品展開を続けている。

要点まとめと製品データ一覽

ここまでに紹介したCMの概要、出演者情報、ブースターパックの仕様を表にまとめることで、記事中で提示された主要データを整理する。なお、製品情報や放映日、価格、URLなどは公式のプレスリリースに基づく。

以上がプレスリリースに基づく最新CMと製品情報の整理である。CMは俳優の表情や映像演出を通じて製品の世界観とコレクション要素を強調しており、ブースターパックは新レアリティや初収録カードを含むことで、ゲームとコレクション双方のニーズに応える構成になっている。公式情報や視聴は上記の各リンクを参照されたい。