CAMPFIREが開始、8月豪雨の緊急義援金募集
ベストカレンダー編集部
2025年8月14日 14:55
8月豪雨 緊急義援金
開催期間:8月14日〜9月30日

令和7年8月の記録的大雨に応える、CAMPFIREの緊急義援金プロジェクト
株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島 真)は、2025年8月6日以降、東北・北陸・九州を中心に発生した記録的な大雨による土砂災害、河川氾濫、広範囲の浸水といった被害を受け、被災地への義援金を募る緊急クラウドファンディングを開始しました。プレスリリースは2025年8月14日 11時30分に発表されています。
本プロジェクトは被災地に迅速に支援を届けることを目的としており、集まった支援金は決済手数料5%を除く全額を義援金として被災された方々に届ける方針です。対象となる被災地域は、新聞報道や自治体発表を踏まえて東北・北陸・九州の広範囲に及んでおり、プレスリリースに記載された具体的な都道府県としては石川県、山口県、熊本県、鹿児島県などが含まれます。
開始の背景と表明された意向
CAMPFIREは、東日本大震災直後にクラウドファンディングサービスを開始して以来、新型コロナウイルスの流行や能登半島地震など、国内外で発生した災害に対して復旧・復興支援を実施してきました。今回の緊急プロジェクトも同様に、全国のネットワークを活かして自治体・支援団体・地域事業者と連携し、被災地域の状況に応じた柔軟な支援を進める意向が示されています。
発表文では、今回の大雨災害でお亡くなりになられた方々への追悼とご遺族へのお悔やみ、ならびに被災されたすべての方々へのお見舞いが表明されています。CAMPFIREはこれまでの経験を踏まえ、迅速かつ透明性の高いかたちで支援を届けることを約束しています。
支援の仕組みと募集期間、振込のタイミング
プロジェクトページおよび募集期間、支援方法、手数料などの運用ルールが明確に示されています。募集ページは「【令和7年 8月豪雨】緊急災害支援金」として公開され、プロジェクトURLは以下です。
募集期間は2025年8月14日(木)〜2025年09月30日(火)です。募集期間終了後の振り込みに関する報告は、募集期間終了翌々月1日までに活動報告で振り込みについて報告すると明示されています。つまり、今回の募集期間終了日である2025年9月30日の場合、2025年11月1日までに振込に関する活動報告が行われる予定です。
支援先については「被災都道府県の義援金として被災地域の方々へ届けることを予定」とされ、支援先窓口が開設され次第、プロジェクトページ上で支援先の決定が告知されます。なお、支援先は今後の状況に応じて調整される可能性がある旨も明記されています。
手数料と支援金の取り扱い
集まった支援金の取り扱いは次のとおりです。決済手数料5%を差し引いた残額が義援金として送金されます。加えて、システム利用料が支援1件ごとに発生します。
- 決済手数料
- 支援総額の5%(この5%を差し引いた全額を義援金として送金)
- システム利用料(1支援あたり)
- 支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円
- 支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税
これらの手数料は、決済とシステム運営に必要な費用として明確に区分されています。手数料の合計を差し引いた金額が被災者支援のための義援金として送金される仕組みです。
支援方法とリターン(報告)について
支援は1,000円から受け付けています。参加方法はプロジェクトページからのオンライン決済による支援で、支援手続きの流れはシンプルに設定されています。支援者は決済を行うことで、義援金の送付先指定や用途指定(※本プロジェクトでは被災都道府県の義援金として届ける予定)に従って支援が反映されます。
支援者に対するリターンは、CAMPFIREからのお礼のメッセージと、振込のご報告を兼ねた活動報告が提供されます。活動報告では支援金の集計結果や、振込の実施有無・日付などが明示される予定です。
- プロジェクトページにアクセスする
- 支援金額(最低1,000円)を選択する
- 決済手続きを完了する(決済手数料等が発生)
- 活動報告を通じてお礼と振込報告を受け取る
プロジェクト実施期間中および終了後の活動報告は、プロジェクトページで随時更新されるため、支援者は経過を確認できます。支援先の最終決定や振込実施の報告は、プロジェクトページにて行われます。
CAMPFIREの役割と会社情報、これまでの支援実績
CAMPFIREは「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」というミッションを掲げ、国内最大級のクラウドファンディングサービスを運営しています。個人やクリエイター、企業、NPO、学校、地方自治体など多様な主体が同社のプラットフォームを活用しています。
同社は東日本大震災直後のサービス開始以来、新型コロナウイルス感染症の蔓延時や能登半島地震など、複数の災害時において復旧・復興を支援するプロジェクトを実施してきました。今回も同様に、自治体や地域の支援団体、事業者と連携することで、被災地のニーズに合わせた柔軟な支援を目指すとしています。
会社名 | 株式会社CAMPFIRE |
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代表者 | 代表取締役 中島 真 |
所在地 | 東京都渋谷区猿楽町18−8 ヒルサイドテラスF棟201 |
設立日 | 2011年1月14日 |
資本金 | 73億4,935万円(資本剰余金含む)※2023年12月末時点 |
事業内容 | クラウドファンディング事業の企画・開発・運営 |
会社URL | https://campfire.co.jp |
これまでの実績と全国に広がるネットワークを背景に、CAMPFIREは今回の緊急プロジェクトにおいても支援の寄せ手と被災地をつなぐ役割を担う計画です。
支援先決定と変更の可能性について
プレスリリースでは支援先が決まり次第、プロジェクトページ上で告知すると明記されています。支援先窓口の開設や各自治体・支援団体との協議状況に応じて、支援先の調整が行われる可能性があります。
このため、支援者はプロジェクトページの更新を確認することで、最終的な支援先や振込の状況を追跡できます。透明性の確保を目的として、活動報告による情報公開が約束されています。
まとめ:プロジェクトの要点一覧
以下に、本記事で示した重要事項を表形式で整理します。募集期間、手数料、振込予定などの基本事項を抜けなくまとめていますので確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 【令和7年 8月豪雨】緊急災害支援金 |
募集開始日(発表日) | 2025年8月14日(プレスリリース日時:2025年8月14日 11時30分) |
募集期間 | 2025年8月14日(木)〜2025年09月30日(火) |
プロジェクトURL | https://camp-fire.jp/projects/876180/view |
支援金の扱い | 決済手数料5%を除く全額を義援金として被災地域へ送金 |
システム利用料 | 支援金額<1万円:228円+消費税22円 支援金額≧1万円:支援金額の2.27%+消費税 |
最低支援金額 | 1,000円 |
振込報告の時期 | 募集期間終了翌々月1日までに活動報告で振込について報告(例:募集終了2025年9月30日 → 活動報告は2025年11月1日までに) |
支援先 | 被災都道府県の義援金として被災地域へ届ける予定。支援先は決定次第プロジェクトページにて通知。状況により支援先を調整する場合あり。 |
主催 | 株式会社CAMPFIRE(代表取締役 中島 真) |
以上が、CAMPFIREが発表した令和7年8月豪雨に対する緊急災害支援金プロジェクトの要点です。プロジェクトの進捗や支援先の決定、振込の実施状況はプロジェクトページで順次報告されます。
参考リンク: