夢洲に子どもの未来都市が浮かぶ ミライスケッチキャッスル始動

ミライスケッチキャッスル

開催期間:8月14日〜10月13日

ミライスケッチキャッスル
子どもの絵ってどうやって夢洲に映るの?
梅田の「ミライスケッチパーク」かWebで絵を登録し、選定された作品がMEGA CANVASの夜間投影で夢洲の壁面にお城オブジェクトとして表示される。投影日はWebで指定可能。
いつどこで見に行けるの?
ミライスケッチキャッスルの投影は2025年8月14日〜10月13日。ミライスケッチパークはJR大阪駅5Fで7月1日〜10月31日、13:00〜20:00で無料参加できる。

こどもたちの「未来のまち」が夜空の城となって夢洲に浮かぶ仕組み

一般社団法人関西イノベーションセンターが発表した新たな参加型アートプロジェクト「ミライスケッチキャッスル」は、こどもたちが描いた「未来のまち」のイラストを大型プロジェクションマッピングで夢洲に投影する取り組みです。プレスリリースは2025年8月19日 15時30分に公開されました。

本プロジェクトは、大規模プロジェクションマッピング「MEGA CANVAS(メガキャンバス)」へ投影するためのコンテンツ連動型企画で、株式会社ワコムと連携し「ミライスケッチパーク」で集めた絵を、夢洲にある巨大スクリーンに映し出す点が特徴です。期間は2025年8月14日(木)〜10月13日(月)となっています。

こどもたちが描いた「未来のまち」を夢洲の大型プロジェクションマッピングで世界に発信「ミライスケッチキャッスル」始動 画像 2

投影の具体的な流れと目的

「ミライスケッチパーク」(梅田)で親子が描いた未来都市の絵が、Webサイトを経由して選定・登録され、MEGA CANVASの投影コンテンツとして夜間に夢洲の建物外壁へ映し出されます。投影対象は夜空に浮かぶお城のオブジェクトにビジュアル化され、梅田と夢洲をアートで結ぶ表現を目指します。

この取り組みは、大阪・関西万博の周辺エリアにおける地域の創造性発信と、子どもたちの描く未来像を国内外へ届けることを目的としています。主催・連携各社の協力により、「時間・地域・夢・笑顔・文化」の5つのテーマに基づいた複数の映像コンテンツ群の一要素として投影されます。

  • プロジェクト名:ミライスケッチキャッスル
  • 投影会場:夢洲(横浜冷凍が所有する夢洲物流センター西側壁面をスクリーンとする)
  • 投影期間:2025年8月14日〜2025年10月13日
こどもたちが描いた「未来のまち」を夢洲の大型プロジェクションマッピングで世界に発信「ミライスケッチキャッスル」始動 画像 3

梅田の「ミライスケッチパーク」とWebハブの使い方

「ミライスケッチパーク」は、実際にこどもたちがデジタルペンタブレットを使って「未来のまち」を描く場です。会場はJR大阪駅5F「時空(とき)の広場」に設置され、期間中は無料で参加できます。開催期間と時間は下記の通りです。

会場に来られない場合でも、Web上の“クラウド”として機能するサイトで、子どもたちの描いた絵を常時閲覧・管理でき、投影日を指定することも可能です。リアル会場と夢洲の投影をつなぐ中継地的な役割を果たします。

場所
JR大阪駅5F「時空(とき)の広場」
開催期間
2025年7月1日(火)〜10月31日(金)
時間
13:00〜20:00
参加費
無料
Webサイト
https://castle.megacanvas.jp/
こどもたちが描いた「未来のまち」を夢洲の大型プロジェクションマッピングで世界に発信「ミライスケッチキャッスル」始動 画像 4

Webサイトの機能と参加フロー

Web上では、子どもたちの作品が「未来のまち」の雲の上に浮かぶスカイランタン形式で常時表示されます。参加者は自身の作品を閲覧できるだけでなく、万博会場に行く日に自分の絵が投影されるよう指定することが可能です。

このサイトは、リアル会場(梅田)で作られたコンテンツと、夜間に夢洲で映し出される「ミライスケッチキャッスル」をつなぐハブとして動作します。つまり、現地とオンラインを一体化させた参加体験の設計が行われています。

使用する機材とアーティストコラボレーション

「ミライスケッチパーク」で用いる液晶ペンタブレットはWacomの2機種です。いずれもデジタル描画の初心者から経験者まで対応できるものが揃えられています。使用アプリケーションはセルシス社のCLIP STUDIO PAINTです。

具体的な機材情報は下記の通りです。新機種の情報も明記されていますので、機材面の利便性も理解できます。

機種 備考 / リンク
Wacom One 液晶ペンタブレット 13 https://estore.wacom.jp/ja-JP/category/pen-displays/wacom-one/display.html
Wacom Movink Pad 11 7/31発売の新機種。軽量でPC接続不要のポータブルクリエイティブパッド。https://estore.wacom.jp/ja-JP/category/portable-pads/wacom-movinkpad-11.html

アーティストコラボレーション

大阪出身の女性アーティスト「ktym」さんとのコラボレーションが決定しています。ktymさんが「ミライスケッチパーク」で実際にペインティングした作品も、2025年8月14日(木)よりMEGA CANVASにて投影されます。

アーティストの詳細情報はSNSで公開されています。作品を含めた表現の幅を広げる形式で、プロジェクトのビジュアルに多様性を加える役割を担います。

MEGA CANVASの投影概要と関係組織

「MEGA CANVAS」は夢洲で実施される大規模プロジェクションマッピングプロジェクトです。横浜冷凍が所有する夢洲物流センター西側壁面を縦約10m×横約130mの巨大スクリーンと見立て、複数のテーマに沿った映像を投影します。

MEGA CANVAS自体は2025年6月6日から10月13日まで毎日投影予定で、投影時間は19時30分〜22時00分(日没時刻により変動あり)と設定されています。ミライスケッチキャッスルはこのMEGA CANVASのコンテンツの一部として組み込まれます。

開催時期
2025年6月6日~2025年10月13日(毎日投影予定)
投影時間
19時30分~22時00分(日没時刻により変動あり)
主催者
一般社団法人関西イノベーションセンター
共催
大阪府
連携事業者(主なもの)
横浜冷凍株式会社、株式会社カクシン、株式会社ネイキッド、株式会社読売新聞大阪本社、他
実施内容
夢洲物流センター西側壁面(縦約10m×横約130m)を巨大スクリーンと見立てたプロジェクションマッピング。時間・地域・夢・笑顔・文化の5つのテーマに基づくコンテンツ投影。
公式サイト
https://megacanvas.jp/
公式X
https://x.com/megacanvas132

関係組織の基本情報

本プロジェクトには多彩な組織が関わっており、それぞれが異なる役割で運営に参加しています。関係組織の情報は公表資料の通りです。

以下に、プレスリリースに記載された各組織の基本情報(本社所在地・代表者・設立年等)を列挙します。記事では情報の正確性を保つため、記載内容は原文のまま示します。

一般社団法人関西イノベーションセンター
本社:大阪府大阪市中央区伏見町3丁目6番3号/理事長:早乙女 実/開業:2021年2月22日/URL:https://www.muic-kansai.jp/
横浜冷凍株式会社
本社:横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号 横浜コネクトスクエア10F/代表取締役社長:古瀬 健児/創業:1948年5月13日/URL:https://www.yokorei.co.jp/
株式会社ネイキッド
所在地:東京都渋谷区元代々木町25-8 (NAKED TOKYO OFFICE)/代表取締役:村松 亮太郎/設立:1997年10月23日/URL:https://naked.co.jp
株式会社読売新聞大阪本社
所在地:大阪市北区野崎町5-9/代表取締役社長:田中 隆之/創刊:1952年11月25日/URL:https://info.yomiuri.co.jp/
株式会社カクシン
本社:東京都港区南青山4丁目13-9 クレセントヒルズ1F/代表取締役:太田 高揚/設立:2014年4月/URL:https://kakus.in/

プロジェクトの広がりと整理された要点

「ミライスケッチキャッスル」は、梅田の「ミライスケッチパーク」と夢洲の大型プロジェクション「MEGA CANVAS」を結ぶ双方向の表現プラットフォームです。親子参加型の現地体験、オンラインでの作品管理と投影スケジュール指定、プロ仕様のペンタブレットを用いた制作環境、そして外部アーティストとの協働といった多層的な要素が組み合わさり、地域発のアート発信を行います。

以下の表は本記事内で述べた主要項目を整理したものです。開催期間・会場・主要機材・関係組織など、主要なデータを一目で確認できます。

項目 内容
プレスリリース発表 一般社団法人関西イノベーションセンター(理事長:早乙女 実)/2025年8月19日 15時30分
プロジェクト名 ミライスケッチキャッスル(MEGA CANVAS内コンテンツ)
ミライスケッチキャッスル投影期間 2025年8月14日(木)〜2025年10月13日(月)
ミライスケッチパーク会場 JR大阪駅5F「時空(とき)の広場」
ミライスケッチパーク開催期間・時間 2025年7月1日(火)〜10月31日(金)/13:00〜20:00/参加費:無料
Webサイト(作品閲覧・投影指定) https://castle.megacanvas.jp/
使用機材 Wacom One 液晶ペンタブレット 13/Wacom Movink Pad 11(7/31発売の新機種)/ドローイングアプリ:CLIP STUDIO PAINT
アーティストコラボ ktym(作品は8/14よりMEGA CANVASで投影)/SNS:https://x.com/yuki_ktym_https://www.instagram.com/yuki_ktym_
MEGA CANVAS開催期間・投影時間 2025年6月6日~2025年10月13日(毎日投影予定)/19:30~22:00(変動あり)
MEGA CANVASスクリーンサイズ 縦約10m × 横約130m(夢洲物流センター西側壁面)
主催・共催 主催:一般社団法人関西イノベーションセンター/共催:大阪府
連携事業者(主なもの) 横浜冷凍株式会社、株式会社カクシン、株式会社ネイキッド、株式会社読売新聞大阪本社、他
公式情報 MEGA CANVAS:https://megacanvas.jp/、公式X:https://x.com/megacanvas132
関係主要組織のURL 関西イノベーションセンター:https://www.muic-kansai.jp//横浜冷凍:https://www.yokorei.co.jp//ワコム:https://www.wacom.com/ja-jp/OUGI:https://ougi-japan.com/

以上の情報は、一般社団法人関西イノベーションセンターによるプレスリリースの内容を基に整理したものです。本記事はイベントの開催期間、参加方法、使用機材、関係組織といった具体的な要素を網羅的に伝えることを目的としています。