8月28日・虹の橋記念日へ 贈り物に迷う人が6割超

虹の橋記念日(8/28)

開催日:8月28日

虹の橋記念日(8/28)
虹の橋花贈りプロジェクトって何?
JFTD花キューピットが2025年7月に始めた取り組みで、ペットの旅立ちに寄り添うギフト企画。犬・猫のイラスト付きペット用eギフトカードを公式サイトで販売し、悩む人が気持ちを届けやすくするサービスです。
住所知らなくても花を贈れるの?
はい。『花とみどりのeギフト』はスマホ表示の電子ギフトで、LINEやSNS、メールで送信可能。受取人は全国約3,000店の花キューピット加盟店やネットショップでお花と交換できます。

「虹の橋記念日」とペットをめぐる寄り添いの現状

一般社団法人JFTD花キューピットは、2025年8月28日の「虹の橋記念日」に先立ち、知人・友人のペットが亡くなった際の気持ちや行動に関する意識調査を実施しました。本調査は2025年6月から7月にかけてGMO Askを用いて行われ、30~65歳の男女1,794名から回答を得ています。

「虹の橋記念日」はアメリカで制定されたもので、天国にいるペットたちを思い出す日として認識されています。ペットが亡くなる表現として「虹の橋へ旅立つ」「虹の橋を渡る」といった言い回しがあることにも触れ、本調査はそのような背景のもとで実施されました。

【調査】8月28日は「虹の橋記念日」 友人のペットが亡くなった際、6割以上が“贈り物に迷う” 画像 2

調査の基本情報

調査対象や実施手法、回答者数といった基本データは、読み手が結果を解釈するうえで重要です。本項ではその要点を整理します。

対象は30~65歳の男女、回答者数は1,794名、実施期間は2025年6月〜7月、アンケートはGMO Askで実施されました。調査はオンライン回答を前提としており、年代・性別の内訳などの詳細は本リリースに準じます。

実施団体
一般社団法人JFTD花キューピット(所在地:東京都品川区/会長:堀切 実)
実施期間
2025年6月〜7月
回答者数
1,794名(30〜65歳の男女)
調査方法
GMO Askによるオンラインアンケート
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知人・友人のペットに対する現実的なつながりと行動

調査はまず「ペットを通じた知人・友人」の存在や、住所の把握状況を尋ねています。結果は、実際のやりとりや贈り物を考える際の制約を示す重要な指標となります。

犬を飼っている人のうち56%はペットを通じた知人・友人がいると回答しました。一方で猫を飼っている人では32%にとどまり、犬の飼い主のほうがペットを介したつながりを持つ傾向が確認されました。

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住所の把握とその影響

知人・友人の住所については、回答者の約65%が「住所を知らない(=『知っているのは半分に満たない』『ほとんど知らない』『まったく知らない』の合計)」と回答しました。これは、実際に贈り物を送る際や直接の訪問による弔意表明が難しい実態を示しています。

住所がわからないことは、贈り物選びの実務面にも影響します。対面ではなくSNSやメールでのやり取りが中心となるため、オンラインで完結する贈り物の需要が高まる背景が読み取れます。

  • 犬飼育者でペットを通じた知人・友人がいる:56%
  • 猫飼育者で同様のつながりがある:32%
  • 知人・友人の住所を把握していない割合:およそ65%
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悲報を知った際の行動と贈り物の実情

知人・友人のペットが亡くなった際にどのような行動を取るかについても質問が行われました。ここからは実際のアクションと選ばれている贈り物、そして迷いの度合いを示します。

まず伝え方については、電話や直接の会話、SNSやメールでお悔やみの気持ちを伝える人が40%にのぼります。さらに、花や品物を贈った人も含めると合計で51%が何らかのアクションを取っていると報告されています。

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贈り物の選択と悩み

贈り物そのものについては、大半が「何を贈れば良いかわからない」と答え、64%に達しました。贈る側に迷いがある一方で、実際に贈られたものとしては「花」が最も多く、18%が選んでいます。

この結果は、感情的な支えを示したいという意図はあるものの、具体的な手段や相手の住所など実務的な障壁によって行動が制約されていることを示唆します。また、ペット友達が多い人ほどお悔やみ連絡をする割合が高いという傾向も確認されました。

  1. 電話・会話・SNS・メールでお悔やみを伝える:40%
  2. 何らかのアクション(花や品物を含む):51%
  3. 贈りたいが何を贈ればよいかわからない:64%
  4. 贈られたものの最多は「花」:18%
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「虹の橋花贈りプロジェクト」と花とみどりのeギフトの仕組み

本調査の結果を受け、JFTD花キューピットは2025年7月より「虹の橋花贈りプロジェクト」を開始しました。プロジェクトは、虹の橋へ旅立ったペットへの感謝と飼い主への慰めを届けることを目的としています。

プロジェクトでは、飼い主やペットのイメージに寄り添うために、犬・猫の種類や毛色を反映した多彩なイラストを採用したペット用ギフトカードを用意しています。これにより、具体的に何を贈れば良いかわからないという声に応える取り組みとなっています。

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花とみどりのeギフトの特徴

「花とみどりのeギフト」はオンラインギフトで、全国約3,000店の花キューピット加盟店(一部店舗を除く)またはネットショップでお花と交換できる電子ギフトです。住所がわからない相手にもLINE、SNS、メールで贈ることができる点が利点として挙げられます。

プロジェクトで提供されるペット用ギフトカードは、公式サイトでのみ販売され、カードはスマートフォンに表示される電子形式で物理的なカードは存在しません。WebCMとして「花とみどりのeギフトWebCM【虹の橋篇】」も公開されています。

販売方法
公式サイト(https://www.flowercard.jp/nijinohashi/)でのみ販売
交換可能店舗
全国約3,000店の花キューピット加盟店(一部店舗を除く)およびネットショップ
カード形態
スマートフォン表示の電子ギフト(物理カードではない)
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調査結果の要点整理と参照情報

これまで紹介した内容を表で整理し、本リリースの主要な数値やプロジェクト概要を簡潔にまとめます。以下の表は、調査結果とプロジェクトに関する主要事項を一目で把握できるようにしたものです。

項目 内容
調査実施団体 一般社団法人JFTD花キューピット(会長:堀切 実)
調査期間・方法 2025年6月〜7月、GMO Askによるオンラインアンケート
回答者 30〜65歳の男女、1,794名
主要結果(つながり) 犬の飼い主のうち56%にペットを通じた知人・友人がいる、猫は32%
主要結果(住所把握) 知人・友人の住所を知らない割合:およそ65%
主要結果(行動) 電話・SNS等でお悔やみを伝える:40%/何らかのアクション(花等含む):51%
主要結果(贈り物の迷い) 贈りたいが何を贈ればよいかわからない:64%/実際に贈られたもので最多は花:18%
プロジェクト開始 虹の橋花贈りプロジェクト(2025年7月開始)
eギフト関連 『花とみどりのeギフト』のペット用ギフトカードを公式サイトで販売。約3,000店で交換可能。カードは電子形式。
関連リンク https://www.flowercard.jp/nijinohashi/(虹の橋 花贈りプロジェクト ページ)
団体所在地・代表 所在地:東京都品川区北品川4丁目11番9号 日本フラワー会館/代表:会長 堀切 実

本稿はJFTD花キューピットの発表内容に基づいて、調査結果と同団体が開始したプロジェクトの概要を整理して伝えました。調査によって示された「贈り物に迷う」という実情や住所不明の課題は、今後のオンラインギフトやサービス設計における重要な示唆を与えるものです。

参考リンク: