ペイクラウドが株主優待に新デジタルギフト追加 8月31日基準

株主優待にデジタル追加

開催日:8月31日

株主優待にデジタル追加
この優待は誰がもらえるの?
2025年8月末日時点で株主名簿に記載または記録された当社株式300株以上保有の株主が対象。なお2026年8月期以降は継続して1年以上保有が条件となる予定で、詳細はIRで確認してください。
選べるデジタルギフトって何があるの?
合計10種類で今回5種類を追加。レッドロブスター、すかいらーく、モス、ブルーノート、銀座ルノアールなどが含まれ、300株は5,000円分、500株以上は10,000円分相当のデジタルギフトが選べます。

追加されたデジタルギフトと発表の背景

ペイクラウドホールディングス株式会社は、2025年8月21日15時30分に、2025年8月期の株主優待制度におけるデジタルギフトの追加を発表しました。発表文によると、今回の追加により、優待交換対象のデジタルギフトが合計10種類となり、対象株主はその中から1種類を選んで交換できるようになっています。

本件は、同社が2025年7月14日に発表した「2025年8月期の本制度の継続および優待内容決定」に続く更新情報です。プレスリリースは2025年8月21日に配信され、発表時点の情報として公表されています。詳細は同社IRの「株主優待」ページ(https://www.paycloud.inc/ir/benefit/)に掲載されています。

発表の日時と会社情報

発表日時は2025年8月21日 15時30分、発表者はペイクラウドホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾上 徹、東証グロース:4015)です。東証グロース上場企業としてのIR情報における更新となります。

同社は今回の発表で、既存の優待品ラインナップに加え、シーフードレストランチェーン「レッドロブスター」をはじめとする5種類を追加したことを明記しています。追加にともない、優待対象となる株主が選択できる幅が広がる点が強調されています。

株主優待の対象条件と制度の変更予定

現行の対象条件および今後予定される条件変更について、同社は明確に説明しています。2025年8月期の優待は、保有期間を問わず条件を満たす株主が対象となっていますが、2026年8月期以降は条件が追加される予定です。

具体的な基準日や継続保有の判定方法については、同社サイトにて詳細が案内されています。以下に、現行と予定される条件の要点を整理します。

現行の対象株主

2025年8月期(本発表における対象)は、8月末日現在の株主名簿に記載または記録された、当社株式300株(3単元)以上を保有する株主が対象です。保有期間に関する制限は設けられていません。

この基準により、8月末日(基準日)時点で300株以上保有している株主は、優待の選択資格を有するとされています。具体的な名簿管理や記録方法については、証券会社を通じた保有の確認が必要となります。

2026年8月期以降の予定条件(継続保有要件)

同社は、2026年8月期以降に株主優待を継続実施する場合、「継続して1年以上保有」を条件とする予定であると明記しています。継続保有の判定は、毎年8月31日および2月28日(うるう年は2月29日)を基準日とする株主名簿に基づいて行われます。

具体的には、優待基準日から遡って同一の株主番号で連続して3回以上記録されており、各基準日において当社が定める優待対象保有株数を継続して保有していることが条件となります。詳細は同社のIRページ(https://www.paycloud.inc/ir/benefit/)で確認できます。

優待内容の金額基準と選べるデジタルギフトの全容

優待の金額は保有株式数に応じて決まります。300株以上500株未満は一律5,000円、500株以上は一律10,000円のデジタルギフトが選択可能です。デジタルギフトはバリューデザイン社が提供する「独自Pay」サービスを導入した顧客が発行するものから選びます。

今回追加された5種類を含め、合計10種類のデジタルギフトがラインナップされています。各ギフトは発行企業や利用可能店舗が異なり、利用時には対象店舗や条件を案内で確認する必要があります。

保有株式数と適用されるデジタルギフト額

優待の金額基準は明確に定められており、以下の区分で適用されます。該当する株主は、金額相当のデジタルギフト1種類を選択して受け取ることができます。

なお、デジタルギフトは「Value Card(バリューデザイン社のクラウド型独自Pay)」を通じて発行されるため、実際の利用方法や有効期限、利用可能店舗は各デジタルギフトごとに異なります。

保有株式数 優待内容(デジタルギフト相当)
300株以上~500株未満 一律 5,000円のデジタルギフト
500株以上 一律 10,000円のデジタルギフト

選べるデジタルギフト一覧と利用上の注意

以下は、デジタルギフトの発行企業とギフト内容の一覧です。各ギフトは指定の店舗や運営会社において利用可能ですが、利用可能店舗の詳細は対象株主に送付される案内を確認する必要があります。

発行企業名とギフト内容を正確に列挙します。

デジタルギフト発行企業 ギフト内容
株式会社銀座ルノアール 銀座ルノアールの直営店舗で利用できるデジタルギフト
株式会社神戸物産 業務スーパー店舗のGyomuca取扱い店舗で利用できるデジタルギフト
株式会社すかいらーくホールディングス 全国の㈱すかいらーくレストランツ及びグループ会社運営の各店で利用できるデジタルギフト
株式会社ハブ 「HUB」ブランドおよび「82」ブランド全店で利用できるデジタルギフト(ハブ)
ファーストキッチン株式会社 全国の「ファーストキッチン」「ウェンディーズ・ファーストキッチン」で利用できるデジタルギフト(一部店舗を除く)
株式会社ブルーノート・ジャパン ブルーノート東京、コットンクラブにてミュージック・チャージやご飲食代に利用できるデジタルギフト
株式会社プロントコーポレーション 全国の「PRONTO」「È PRONTO」で利用できるデジタルギフト
株式会社モスフードサービス 全国のモスバーガー・マザーリーフ(一部店舗を除く)で使えるデジタルギフト
レッドロブスタージャパン株式会社 全国の「レッドロブスター」店舗で利用できるデジタルギフト(今回追加)
株式会社ワンダーテーブル ㈱ワンダーテーブルが運営する国内全店で利用できるデジタルギフト

利用可能な店舗や適用条件、除外店舗等の詳細は、対象株主へ送付される案内を必ず確認することとされています。なお、各デジタルギフトはバリューデザインの「Value Card」システムに基づいて発行されます。

「選べる株主優待サービス」とValue Cardについて

「選べる株主優待サービス」は、バリューデザインが展開するクラウド型独自Pay(ハウス電子マネー)発行サービス「Value Card」を導入する飲食チェーンや小売店等が発行するデジタルギフトから、上場企業が株主優待として選定できる仕組みです。企業は自社商品に限定せず幅広い優待品を選べます。

本サービスの採用により、優待の多様化や利便性の向上が期待される一方で、各デジタルギフトの利用方法や有効期限、利用可能店舗は発行事業者ごとに異なります。案内内容を確認し、利用条件を遵守する必要があります。

重要事項の整理

ここまでの発表内容を要点ごとに整理します。発表日、対象、優待金額、デジタルギフトの種類や発行企業、今後の保有要件変更予定などを一覧にまとめます。情報はすべて2025年8月21日時点での発表内容です。

以下の表は本件の主要な情報を簡潔にまとめたものです。詳細はペイクラウドホールディングスのIRページ(https://www.paycloud.inc/ir/benefit/)で確認できます。なお、プレスリリースに掲載された情報は予告なく変更される場合があります。

項目 内容
発表日時 2025年8月21日 15時30分
発表主体 ペイクラウドホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾上 徹、東証グロース:4015)
対象株主(2025年8月期) 8月末日現在の株主名簿に記載または記録された300株以上保有の株主(保有期間不問)
今後の変更予定 2026年8月期以降は継続して1年以上保有が条件となる予定(同一株主番号で連続3回以上名簿に記録等)
優待金額 300株以上~500株未満:5,000円、500株以上:10,000円(いずれもデジタルギフト)
選択可能なデジタルギフト数 合計10種類(今回5種類を追加、うちレッドロブスター含む)
デジタルギフト発行方式 バリューデザインの「Value Card」(クラウド型独自Pay)を利用したデジタルギフト
参照URL https://www.paycloud.inc/ir/benefit/(株主優待ページ)

本記事は、ペイクラウドホールディングスが2025年8月21日に公表した株主優待制度に関するプレスリリースの内容を整理して伝えるものであり、発表時点の情報を基に作成しています。変更が生じる場合があるため、最新情報は同社の公式IRページで確認することが推奨されます。

参考リンク: