9/2開催 オンライン熱中症予防管理者講習の要点

熱中症予防管理者講習

開催日:9月2日

熱中症予防管理者講習
この講習で何が学べるの?
熱中症の症状や予防法、緊急時の救急処置、事例分析に加え、令和7年の法改正に基づく具体的対応策や行政資料の活用法を1日で学べます。修了証はPDFで3営業日程度で発行されます。
いつどこで受けられる?費用はいくら?
2025年9月2日開催(9:00〜13:20)を含むオンライン(ZOOM)講習で全国から参加可能。受講料は9,000円(税・教材費込)で、追加日程が出る場合は公式サイトで案内されます。

労働現場で義務化される熱中症対策――令和7年6月1日施行の法改正とその背景

アイムセーフ合同会社は2025年8月23日05時00分に、全国から参加できるオンライン講習「熱中症予防管理者教育」の9月開催スケジュールを公開しました。本稿では、同社が提示する講習内容、実施の背景となる法改正、受講方法や参加上の注意点を整理してお伝えします。

令和7年(2025年)6月1日から、職場の熱中症対策が罰則付きで義務化されます。改正の要点は新たに「熱中症を生じる恐れのある作業」に対する具体的措置が明示され、これらの措置を講じないことで労働者が熱中症を発症・悪化させた場合には罰則の対象となる可能性がある点です。既存の平成21年の厚生労働省通達「職場における熱中症の予防について」に基づく教育実施の求めも踏まえつつ、改正点に対応した実務的な理解と準備が求められます。

【9月のオンライン講習:熱中症予防管理者教育】便利なオンライン講習会のスケジュールが公開されました。 画像 2

法令・ガイドラインの関係資料

今回の改正に関係する主要資料として、労働安全衛生法(第20条から27条)や労働安全衛生規則(第612条の2:熱中症を生ずるおそれのある作業)、および厚生労働省公示の「令和7年『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』実施要綱(令和7年2月28日制定、令和7年4月15日公示)」が挙げられます。これらは事業者の講ずべき措置や管理体制の整備に直結する重要な根拠資料です。

参考リンク(アイムセーフが案内する公式資料):

【9月のオンライン講習:熱中症予防管理者教育】便利なオンライン講習会のスケジュールが公開されました。 画像 3

アイムセーフのオンライン講習――9月開催の概要とカリキュラム

アイムセーフ合同会社が提供する「熱中症予防管理者教育」は、全国どこからでも受講できるオンライン(ZOOM)形式です。2025年9月2日(火)に開催予定の講座が発表されていますが、追加開催の可能性があるため、公式HPで日程の確認・申込を行うことが推奨されています。

本講習はPCで自宅や会社から受講可能で、学科講習の所要時間は1日(9:00〜13:20)になります。受講料は9,000円(税・教材費込)で、修了証は3営業日を目途にPDF形式でメール添付にて送付されます。受講当日にPCトラブルが発生した場合は別日に振替が可能です。

講座の主な項目(カリキュラム)

講義は以下の内容で構成され、法令改正に即した対応策と実務的な知識の習得を目標としています。

  • 熱中症の症状
  • 熱中症の予防方法
  • 緊急時の救急処置
  • 熱中症の事例
  • 法令改正の解説と具体的対応策
  • 行政から発信されている資料・情報の活用方法

申込は公式ページの専用申込フォーム(https://www.safejp.net/nechushoyoboukanrisha)から行い、開催プラットフォームはZOOMです。開催日程は随時追加される可能性があるため、最新情報の確認が必要です。

講習の進め方と参加者へのサポート体制

アイムセーフの講習の特徴は、単なる視聴型のコンテンツ提供ではなく、プロ講師との双方向コミュニケーションが組み込まれている点です。講義中に受講者の発表や意見に対して専門家の視点からアドバイスを行い、講習終了後にはQ&Aセッションで当日の疑問点を解消します。

また、講師は高所作業に詳しい労働衛生コンサルタント等、現場経験と指導経験を兼ね備えた人材が担当します。実際の現場事例や改善事例を取り入れた参加型の構成により、座学だけでは得にくい実務的な理解と責任感を醸成することを目指しています。

受講者向けの運用ルール・利便性

受講者側の利便性に配慮した運用ルールが明示されています。主なポイントは以下の通りです。

会場不要
オンラインのため移動時間や交通費の負担がなく、会社や自宅で受講可能です。
参加型の学習形式
ライブ形式で講師とやり取りが行えるため、eラーニングの一方的な学習とは異なる参加体験が得られます。
修了証の発行
修了証は3営業日を目途にPDFで送付されます。万が一当日受講できなかった場合は別日に振替可能です。
日程変更の規定
料金支払後にやむを得ない事情で参加できない場合、講習日の前日までに公式サイトの「お問い合わせフォーム」から連絡すれば、1回のみ日程変更が認められます。講習開始後の変更はできません。

関連情報、映像資料、その他講座ラインナップと要点の整理

講習に関連する解説動画や、同社が提供する他のオンライン講習の案内も用意されています。熱中症予防管理者の職務や法令違反時の懲罰、教育の背景を解説する動画コンテンツや、同社のYouTubeチャンネルでの説明が参照可能です。

提供中の関連講座には安全衛生推進者、保護具着用管理責任者、職長教育、統括安全衛生責任者、化学物質管理者など、現場の安全衛生に関わる幅広い分野が含まれています。それぞれの講座はWeb上で受講できる形式が用意されています。

関連キーワードと素材情報

本講習に関連するキーワードとして「熱中症」「熱中症予防」「熱中症予防管理者」「熱中症対策義務化」「熱中症クールワークキャンペーン」などが挙げられます。ニュースリリース内で使用されている画像ファイル等の素材はダウンロード提供が案内されています。

関連リンクの一覧は公式サイト上で提供されており、法令や実務資料、映像解説などの参照が可能です。講習の申し込み、日程確認、問い合わせは公式サイトの各ページから行ってください。

要点の整理(講習内容と手続きのまとめ)

以下の表は本記事で扱った講習の主要事項を整理したものです。講習の受講を検討する際、必要な情報を短時間で確認できるよう配列しています。

項目 内容
提供会社 アイムセーフ合同会社(プレスリリース発表日:2025年8月23日 05:00)
講座名 熱中症予防管理者教育(オンライン・ZOOM)
法的背景 令和7年6月1日から熱中症対策義務化(罰則付き)、労働安全衛生規則第612条の2等に基づく改正
開催日時(公開分) 2025年9月2日(火) 9:00〜13:20(他日程の追加可能性あり)
受講料 9,000円(税・教材費込)
受講形式 オンライン(ZOOM)、全国から参加可能
カリキュラム 熱中症の症状、予防方法、救急処置、事例、法令改正解説、行政資料の活用方法
講師 高所作業に詳しい労働衛生コンサルタント等のプロ講師
修了証 修了証は3営業日を目途にPDFで送付(メール添付)
振替・日程変更 当日受講不可時は別日振替可能。支払後のやむを得ない事情による日程変更は、講習前日までに連絡すれば1回のみ可(講習開始後の変更不可)
申込・詳細 https://www.safejp.net/nechushoyoboukanrisha

本記事では、アイムセーフ合同会社が公表したプレスリリースの内容を元に、講習の要点と法的背景、受講方法や支援体制を整理しました。法改正により事業者に求められる具体的な措置や、教育の実施がこれまで以上に重要になる点を踏まえ、関係者は公式資料等で最新の情報を確認の上、適切な研修の手配を検討することが望まれます。

参考リンク: