王家の紋章×ラムセス展、細川智栄子らがサイン会
ベストカレンダー編集部
2025年9月8日 16:52
王家の紋章×ラムセス展
開催日:9月5日

『王家の紋章』とラムセス大王展が出会った日:サイン会と会場での交流
2025年9月5日(金)、現在開催中の「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」会場内で、少女漫画の金字塔である『王家の紋章』とのコラボレーションイベントが実施されました。主催はラムセス大王展 ファラオたちの黄金 実行委員会とNEON JAPAN株式会社で、プレスリリースは2025年9月8日正午に発表されています。
本イベントは、2026年9月に連載50周年を迎える『王家の紋章』のカウントダウン企画の一環として開催され、作者の細川智栄子あんど芙~みんの両氏が揃って来場しました。抽選で選ばれた約50名のファンを対象に、数十年ぶりのサイン会が行われ、来場者と作者の直接の交流の場となりました。

サイン会の様子と作者のコメント
サイン会は抽選によって選ばれた約50名の参加者で進行し、会場の雰囲気は古代エジプトの展示と漫画の世界観が重なり合う特別なものとなりました。サイン会終了後、両氏は展示を観覧し感想を述べています。
細川智栄子あんど芙~みん両氏のコメントは以下のとおりです。細川氏はアクセサリーの細工に感動したと語り、「それぞれの色彩や細かなデザインに祈りの意味もあると思うと古代エジプト人の繊細さを感じます。」と述べています。芙~みん氏は「ラムセス2世の棺から不思議とファラオの力強さを感じます。」と語り、本展の展示物から受けた印象を共有しました。
作者たちは「古代エジプトの息吹を感じる中で、来場してくださったファンの方々と過ごした時間はとても有意義なものでした。心から感謝申し上げます。」と来場者への感謝を表明しています。

会場内の特設企画:販売、パネル展示、特製スタンプ
今回のコラボレーションを記念し、会場内には特設ショップやフォトスポット、サイン入り色紙の掲出など複数の企画が組まれました。展示の鑑賞と合わせて購入や撮影が可能な期間限定の施策が用意されています。
物販と展示パネルの主な内容は、以下の通りです。会場限定の販売物や掲出期間は明確に設定されており、数量限定の商品もあるため注意が必要です。

会場内特設ショップ(期間限定販売)
販売期間:2025年9月5日(金)~9月23日(火・祝)
販売場所:ラムセス大王展 会場内特設ショップ
- 王家の紋章イラスト集(期間限定販売)— サイン会で使用されたイラストハンコを数量限定で押印。限定印が押されたものが用意されています。
- 王家の紋章 コミックス1巻、2巻 — 会場限定で販売。ただし在庫状況により売り切れの可能性があります。
販売物はすべて数量限定であり、売り切れの際は追加の入荷が保証されていません。期間内の早期購入が推奨されます。

フォトスポットとサイン入り色紙の掲出
掲出期間:2025年9月6日(土)~9月23日(火・祝)
内容:『王家の紋章』50周年を記念した特製パネルの設置と、作者のサイン入り色紙の展示が会場内にて行われます。来場者は写真撮影が可能なフォトスポットを利用できますが、混雑時は状況により撮影制限がかかる場合があります。

展示の主な見どころと体験型コンテンツ
本展は単なる遺物展示に留まらず、没入型の体験を重視した構成となっており、ラムセス2世に関する貴重な至宝の数々と最新技術を用いた体験型コンテンツが並びます。
来場者は、歴史的価値の高い実物の展示を間近で鑑賞できるとともに、VRやプロジェクションマッピングによる解説や体験を通じて当時の情景を追体験できます。

注目展示:ラムセス2世の棺(日本初公開)
本展の最大の見どころの一つが、レバノン杉で作られた「ラムセス2世の棺」です。棺本体と蓋がそろった状態で展示されるのは極めて稀であり、エジプト政府の特別協力のもと世界巡回の一環として貸し出された貴重な至宝です。
この棺はパリ展(2023年)で47年ぶりにエジプト国外へ貸し出された例に続く展示であり、今回日本で公開されることで、多くの作品とともにラムセス2世の存在を立体的に理解する機会となります。展示品には他にも「ラムセス2世の巨像の上部」「巨像の頭部」「ひざまずき、自分の名前の判じ絵を捧げるラムセス像」など、エジプト国外で初めて展示される作品が含まれます。
VR×古代エジプト:没入体験の内容
体験内容は、ラムセス大王が関わった代表的建造物である「アブ・シンベル神殿」とネフェルタリの墓を巡るVRプログラムです。ストーリーはラムセス大王の妻ネフェルタリが来世へ向かう旅に訪れ、ラムセスの生涯や役割(将軍・建築家・宗教の守護者)を語るという構成になっています。
利用者は独自のモーションチェアで神殿内や砂嵐の中を巡り、最終的にラムセス大王と対面する演出が施されています。VR体験は入場料とは別料金で、VR付チケットはART PASSでの販売があり、予約が推奨されています。空きがある場合のみ当日券が販売されます。
来場実績、会期延長、開催概要とアクセス情報
本展は開幕以来多くの来場者を集め、累計来場者数が30万人を突破しました。この反響を受け、当初の会期から延長し、最終的に2026年1月4日(日)までの開催が決定しています。
以下に、開催概要、チケット情報、営業時間、アクセス、主催・後援などの詳細を整理します。観覧を検討する際の基本情報としてご確認ください。
開催概要と主催・協力
- 展覧会名
- ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金 / ACN Ramses the Great and the Gold of the Pharaohs
- 会期
- 2025年3月8日(土)〜2026年1月4日(日)*休館日なし(会期延長)
- 会場
- ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲)
- 住所
- 東京都江東区豊洲6丁目4−25
- 交通
- ゆりかもめ「市場前」駅 徒歩3分
- 主催
- ラムセス大王展 ファラオたちの黄金 実行委員会 / NEON JAPAN 株式会社
- 後援
- エジプトアラブ共和国大使館 / 東京都
- 特別協賛
- 株式会社 ACN
- 協力
- エジプト航空
チケットと営業時間
チケットはオンライン(ART PASS / アソビュー!)や各種プレイガイド(ローチケ、イープラス、ぴあ等)、窓口で販売されています。VR体験は別料金で、VR付チケット(ART PASSのみ)は予約を推奨します。
- 前売券(平日)
- 大人(18歳以上):3,800円
- 中高生:2,800円
- 小学生:2,100円
- 前売券(土日祝および特定日)
- 大人(18歳以上):4,000円
- 中高生:3,000円
- 小学生:2,300円
- 当日券および窓口価格は上記と異なる場合があります。
営業時間は期間により変動します。2025年3月8日〜2025年9月30日の間は平日10:00~18:00(最終入場17:00)、土日祝・特定日は9:00~19:00(最終入場18:00)です。2025年10月1日〜2026年1月4日の間は平日9:00~17:00(最終入場16:00)、土日祝・特定日は9:00~18:00(最終入場17:00)となります。
特定日は以下の通りです:2025年9月22日、2025年12月29日、2025年12月30日、2025年12月31日、2026年1月2日。
問い合わせ先 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
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オフィシャルサイト | https://ramsesexhibition.jp/ |
この記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で取り上げたコラボイベントと展覧会の主要事項を一覧にしたものです。会期や販売期間、会場、チケット料金、主要展示、VR体験の有無などを整理しています。
項目 | 内容 |
---|---|
プレスリリース日 | 2025年9月8日 12:00 |
コラボイベント実施日 | 2025年9月5日(金) |
登壇者 | 細川智栄子あんど芙~みん(『王家の紋章』作者) |
サイン会参加者 | 抽選で選ばれた約50名 |
会場特設ショップ販売期間 | 2025年9月5日〜2025年9月23日(数量限定) |
フォトスポット・サイン掲出期間 | 2025年9月6日〜2025年9月23日 |
展覧会会期 | 2025年3月8日〜2026年1月4日(会期延長) |
会場 | ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲) |
注目展示 | ラムセス2世の棺(日本初公開)、巨像の上部・頭部など |
体験型コンテンツ | VR体験(アブ・シンベル神殿、ネフェルタリの墓巡り)、プロジェクションマッピング(別料金・予約推奨) |
累計来場者数 | 30万人突破(発表時点) |
主催・協力 | ラムセス大王展 実行委員会 / NEON JAPAN 株式会社(主催)、エジプトアラブ共和国大使館・東京都(後援)、株式会社 ACN(特別協賛)、エジプト航空(協力) |
問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) / https://ramsesexhibition.jp/ |
以上がイベントと展覧会の主要な情報の全体整理です。会場では原作コミックスやイラスト集の会場限定販売、特製パネルやサイン色紙の掲出、そして日本初公開を含む貴重な展示とVR体験が用意されています。会期は2026年1月4日までとなっており、詳細や当日の発売状況、VRの予約などは公式サイトで確認することが推奨されます。
参考リンク: