日本が全カテゴリで出場権獲得 W杯2026へ前進

W杯2026団体出場権獲得

開催日:1月1日

W杯2026団体出場権獲得
どのカテゴリで日本は出場できるの?
男子・シニア・女子の全カテゴリーで出場権を獲得しました。アジアカップ2024の団体戦結果に基づき、リージョン4の割当(男子3枠・シニア3枠・女子2枠)で決定しています。
女子は2連覇狙えるの?
女子代表は前回大会の初代チャンピオンで、今回も連覇を目標に掲げています。アジアカップ2024で準優勝の実績があり、経験と実力を生かして挑戦します。

日本代表がFIFGフットゴルフワールドカップ2026 団体戦の出場権を全カテゴリで獲得

一般社団法人日本フットゴルフ協会は、国際フットゴルフ連盟(FIFG)主催の「フットゴルフワールドカップ2026」の団体戦において、日本代表が男子・シニア・女子の全カテゴリーで出場権を獲得したことを、2025年9月8日 19時16分付で発表しました。

発表によれば、女子チームは前回大会優勝という実績を有しており、ワールドカップ2連覇を目指す戦いに臨むことになります。男子チームは前回大会でベスト8進出を果たしており、男子・シニアともに頂点獲得を目標に据えています。

FIFG フットゴルフ ワールドカップ 2026 アカプルコ 団体戦 アジカ&オセアニア地区の代表に決定 画像 2

出場権の付与方法と地域の合意内容

フットゴルフワールドカップの団体戦は、各リージョン(地域)に出場枠が定められています。日本が属するリージョン4(アジア&オセアニア)では、男子・シニア各3枠、女子2枠が割り当てられていました。

通常は地域予選を実施して出場チームを選出しますが、リージョン4の関係国(日本、中国、マレーシア、オーストラリア、韓国、台湾)の合意により、地域予選を行わず、アジアカップ2024の団体戦結果を基に出場権を付与することが決定されました。

  • 合意参加国:日本、中国、マレーシア、オーストラリア、韓国、台湾
  • 選出方法:アジアカップ2024 団体戦の結果を採用
  • リージョン4 割当:男子3枠、シニア3枠、女子2枠

アジアカップ2024の結果と日本代表の成績

アジアカップ2024における団体戦で、日本代表は男子とシニアのカテゴリーで優勝、女子は準優勝(優勝はマレーシア)を記録しました。この成績に基づき、FIFGフットゴルフワールドカップ2026の団体戦への出場権を獲得しています。

前回ワールドカップ(2023年 フロリダ州オーランド開催)では、女子が初代チャンピオンに輝き、男子がベスト8進出を達成しています。今回の出場により、女子は連覇を、男子とシニアはさらに上の成績を目指すことになります。

アジアカップ2024
男子:優勝(日本)
シニア:優勝(日本)
女子:準優勝(日本、優勝:マレーシア)

前回大会(2023 オーランド)の成績と関連情報

2023年の第4回ワールドカップは、フロリダ州オーランドで39カ国、約1,000名が参加して開催されました。日本代表は女子が優勝という成果を挙げ、世界大会でのプレゼンスを示しました。

前回大会の成績は、今回の選出プロセスにも意義深い背景を与えており、日本代表の経験と実績が今回の挑戦に直結しています。

フットゴルフの概要と国際的な歩み

フットゴルフは、サッカー(フットボール)とゴルフを融合させたスポーツです。サッカーボール(5号球)を用い、ゴルフコースを9ホールまたは18ホールでラウンドします。イメージとしては「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」ことが分かりやすいでしょう。

ルール化は2009年(オランダ)に始まり、2012年に国際フットゴルフ連盟(FIFG)が設立され、同年に第1回ワールドカップがハンガリーで開催されました。以後、欧米を中心に普及が進み、現在では40カ国以上で楽しまれています。

大会 参加規模(目安)
2012 第1回ワールドカップ(ハンガリー) 開催開始
2016 第2回ワールドカップ(アルゼンチン) 26カ国参加
2018 第3回ワールドカップ(モロッコ) 33カ国 約500名
2023 第4回ワールドカップ(オーランド) 39カ国 約1,000名

なお、第4回ワールドカップは当初2020年に日本で開催する計画がありましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年への延期を経て、FIFG総会の決議により2021年1月28日に中止が決定されています。

フットゴルフは国際的に成長を続け、GAISF(国際スポーツ連合団体)のオブザーバー会員となっており、将来的なオリンピック正式種目化を目指す動きが続いています。

世界での普及状況と日本国内の現状

米国では約600のゴルフコースでフットゴルフがプレー可能となっており、英国でも200を超えるコースが導入されています。欧米中心に認知度と普及が進んでいる状況です。

日本国内においては、一般社団法人日本フットゴルフ協会が2014年2月に設立され、その後ジャパンオープンや各種トーナメントが開催されてきました。2025年3月時点でフットゴルフが楽しめる国内コースは約30カ所となっています。

日本フットゴルフ協会の活動とジャパンツアーの流れ

日本フットゴルフ協会は設立直後の2014年4月14日に第1回フットボールゴルフジャパンオープンを開催しました。2016年からは大会がツアー化され、2019年以降は開催地や冠スポンサー名を冠した名称で大会が行われています。

「ジャパンオープン」という名称で最後に開催された大会は、2019年7月26日から3日間にわたる「第40回ジャパンオープン」です。協会主催のジャパンツアーの多くは、世界フットゴルフ連盟が主催するフットゴルフワールドツアーの一部となっており、出場選手は大会成績に応じてワールドツアーポイントを獲得できます(ライセンス登録プレーヤーに限る)。

  • 初のジャパンオープン:2014年4月14日
  • ツアー化開始:2016年
  • 冠スポンサー名などでの大会表記開始:2019年
  • 第40回ジャパンオープン(最後の「ジャパンオープン」名称での開催):2019年7月26日〜28日

国内での大会により、国内選手が世界ツアーのポイントを獲得でき、国際的な競技環境と繋がる機会が継続的に提供されています。

競技育成と協会の役割

協会は競技普及と育成を大きな柱としており、国内外の大会運営、選手育成、ルールの普及、国際大会への選手派遣などを行っています。また、国際基準に基づく大会運営を通じて、将来的な国際舞台での活躍を支援しています。

ジャパンツアーの大会は国内での競技レベル向上と国際経験獲得の場として機能しており、ライセンス制度を通じて選手の国際ポイント獲得に直結しています。

協会概要、関連情報と本稿の要点整理

以下に、報道発表で示された協会情報、関連キーワード、画像ダウンロードの有無など、記事内で取り上げた主要情報を整理して示します。各項目は報道発表の内容に基づいて記載しています。

項目 内容
発表団体 一般社団法人日本フットゴルフ協会
発表日時 2025年9月8日 19時16分
イベント FIFG フットゴルフ ワールドカップ 2026(団体戦)
出場権獲得カテゴリ 男子、シニア、女子(全カテゴリー出場権獲得)
リージョン リージョン4(アジア&オセアニア)
リージョン割当 男子3枠、シニア3枠、女子2枠
選出方法 アジアカップ2024の団体戦結果を基に出場権を付与(地域予選は未実施)
アジアカップ2024 成績 男子:優勝(日本)、シニア:優勝(日本)、女子:準優勝(日本)
前回W杯(2023)実績 女子:初代チャンピオン、男子:ベスト8進出
協会所在地 〒359-0034 埼玉県所沢市東新井町737-3 第3武井ビル3F
会長 松浦 新平
公認アンバサダー 高橋 陽一(キャプテン翼原作者)
特別顧問 林 義規(元公益財団法人日本サッカー協会副会長)
育成アドバイザー 高島 雄大(元鹿島アントラーズ育成部長)
協会設立 2014年2月
FIFG加盟 2014年11月
公式ウェブサイト https://www.jfga.jp/
国内のプレー可能コース数(報告時点) 約30カ所(2025年3月時点)
関連キーワード フットゴルフ、W杯、日本代表、世界チャンピオン
画像素材 プレスリリース内でダウンロード可能

以上がプレスリリースの主要な内容の整理です。日本代表はアジアカップ2024の成績を受け、FIFGフットゴルフワールドカップ2026の団体戦に男子・シニア・女子の全カテゴリーで出場することが確定しました。発表には協会の役員・顧問情報や協会の沿革、国内の競技環境に関する情報、公式ウェブサイトの案内およびプレスリリース内画像のダウンロード可能性など、発表文に含まれる全ての情報を盛り込んでいます。