10月1日開催 介護・福祉EXPO東京で介護テックを体験

介護・福祉EXPO東京

開催期間:10月1日〜10月3日

介護・福祉EXPO東京
この展示会に行くと何が得られるの?
最新の介護ロボットや見守りセンサーを実機で操作・体験でき、大学の研究デモや事業者交流で導入イメージや現場課題の解決ヒントが得られる場です。
どんな人が行くべきなの?
介護事業者・施設管理者、訪問看護やリハビリ担当、人材マネジメント担当、導入検討中の企業、研究者やメディアなど実務で知見や製品比較が必要な人向け。

超高齢社会が直面する課題と本展の目的

日本は急速な高齢化の進展に伴い、介護現場における人材不足や業務負担の増大が喫緊の課題となっています。厚生労働省の推計では、2040年には介護人材が約57万人不足すると見込まれており(出典:「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02977.html?utm_source=chatgpt.com)、この長期的な人材ギャップに対応するためにテクノロジーと現場の実践知を結び付ける必要があります。

こうした社会的背景を踏まえ、RX Japan株式会社は2025年10月1日(水)から3日(金)まで幕張メッセにて「第8回 介護・福祉EXPO【東京】」を開催します。本展は介護・福祉分野に特化した専門展示会であり、介護用品・機器、介護ICT・DX・見守りサービス、人材マネジメント、訪問看護、発達支援向けサービス・製品など、実務者が現場で直に確認・体験できる出展が集まります。

本記事では、開催概要にとどまらず、出展予定の注目製品、研究展示、事業者向け交流の場とその日時など、プレスリリースに明記された全ての情報を整理して伝えます。取材申込みや一般来場の案内も最後にまとめています。

高齢化×人手不足の時代に挑む — 介護・福祉の最新テクノロジー・研究・製品などが幕張メッセに集結 画像 2

実物を試せる注目の出展製品と技術の詳細

出展ブースでは、介護現場での具体的な業務改善やリスク低減に直結する製品が多数出展されます。プレスリリースで紹介された製品は、操作・体験が可能なものも多く、実際に使い勝手や導入イメージを確かめられる点が特徴です。

以下にプレスリリース中で明記された注目製品を製品ごとに整理して紹介します。出展社名と製品の主要機能を明確に示しています。

  • 介護見守りシステム_RX-5
    出展社:デバイスアンリミテッドジャパン 株式会社
    機能:ベッドからの起き出し兆候、照明変化、異音、ドア出入りなどを高性能な3種類のセンサーがリアルタイム検知。インシデントが起こる前の「きざし」をとらえ、ヒヤリハットを可視化することで転倒事故などのリスクを未然に防ぐ設計。スタッフの業務負担軽減と入居者の安全確保を目的とする。
  • 複合型サービスロボット Tritoss(案内・警備・清掃)
    出展社:オムロン株式会社
    機能:清掃・警備・案内を1台で実行。クラウド連携により稼働状況や映像のリアルタイム確認が可能で、遠隔操作や稼働履歴の確認にも対応する。
  • 訓練機能・離床通知・見守り機能搭載スマート介護ベッド
    出展社:台湾ケアテック連盟
    機能:夜間や無人時でもセンサーが状態を常時検知し、離床時に即時通知。心拍・血中酸素の変化もモニタリング可能。ベッド上で脚部バイク運動や握力トレーニングが可能で、実景映像やゲーム感覚のインタラクティブ設計により利用者の意欲を引き出す。

これらの製品はいずれも現場の安全対策や業務効率化に直結することが想定され、導入前に実機での操作性や機能を確認できる点が来場きっかけとして重要になります。

なお、プレスリリース中の注釈(**)は、同時開催しているメディカルジャパン内の展示製品も含む旨を示しています。出展製品のリストは本展以外の同時開催展の出展物を含む場合があるため、ブース情報は来場前に確認することが望ましいです。

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交流ラウンジと大学による「介護テック最新研究エリア」の構成

本展では単なる製品展示にとどまらず、介護事業者同士が直接交流できる場も設けられます。実務者間の情報交換や課題共有を通じて、現場で実践可能なアイデアを得る機会が用意されています。

以下に新設される交流ラウンジと研究エリアの内容を具体的に記載します。

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介護事業者のための交流ラウンジ(powered by kaigoカフェ)

目的は、他施設の取り組みや課題を共有し、実践に活かせるヒントを得ることです。同じ立場の事業者同士だからこそ語れるリアルな現場の声を気軽に交換できる場として位置付けられています。

開催日時・費用等は以下の通りです。

日時
2025年10月2日(木)15:30~16:30
参加費
無料

ラウンジは会場内でのネットワーキングや情報交換を促進するため、介護事業者が直接参加して課題解決や事業連携の糸口を見つけるための場となります。

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介護テック 最新研究エリア(大学による実物展示)

大学研究機関による最先端の介護テック研究が実物展示されるエリアも新設されます。研究段階の装置やデモンストレーションが公開され、研究と現場ニーズの接続点を確認できます。

出展予定の大学・研究内容は以下の通りです。

  • 岩手医科大学 歯学部:介護食のための柔らかさを測る装置
  • 千葉大学 千葉大学フロンティア医工学センター:心拍変動などの実時間測定デモ
  • 青山学院大学 知技能ロボティクス研究室:ロボティックVRマッサージ、ロボティックメイクアップ

これらの展示は、介護食の品質評価、バイタルデータのリアルタイム取得、ロボットを用いたケア体験の可能性確認など、研究成果を現場に還元するための具体的事例を示します。展示会場では実物の装置やデモが見られることが明記されています。

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来場案内、開催概要と取材・来場登録方法

本展は「メディカルジャパン(医療・介護・薬局Week)」の一部として開催されます。医療や未病・予防医療、メディカルフィットネス関連の展示も同時開催されるため、複数分野を一度に確認できる構成です。

以下はプレスリリースで示された展示会の公式情報と来場案内です。取材希望者と一般来場希望者の案内を含めて整理しています。

項目 内容
展名 第8回 介護・福祉EXPO【東京】(メディカルジャパン内)
会期 2025年10月1日(水)~3日(金)
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan株式会社
発表元(プレスリリース) RX Japan株式会社(発表日:2025年9月9日 11時00分)
同時開催 メディカルジャパン(医療・介護・薬局Week)
取材申込み 取材の申込みはこちら(プレスリリースに従い主催者窓口へ)
一般来場登録 一般来場希望の方は関連サイトにて登録(サイトURL: https://www.medical-jpn.jp/tokyo/ja-jp.html)

プレスリリース内には「取材の申込みはこちら >>」および一般来場向けの登録案内が明記されています。出展製品やイベントの詳細は会期直前に更新される場合があるため、来場前には公式サイトで最新情報を確認することが推奨されます。

注釈として、プレスリリース中の(*)は厚生労働省の該当ページからの引用である旨、(**)はメディカルジャパン内の同時開催展の出展製品も含む旨が記載されています。該当ページURLもプレス情報内に明記されています。

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要点の整理と開催情報の一覧

以下の表は本記事で紹介した主要な情報を分かりやすく整理したものです。取材や取材依頼、来場検討の際に参照してください。

項目 内容
展名 第8回 介護・福祉EXPO【東京】(メディカルジャパン内)
会期 2025年10月1日(水)~3日(金)
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan株式会社
プレスリリース発表日 2025年9月9日 11時00分(RX Japan株式会社)
注目出展製品(抜粋) 介護見守りシステム_RX-5(デバイスアンリミテッドジャパン)、複合型サービスロボット Tritoss(オムロン)、スマート介護ベッド(台湾ケアテック連盟)
交流ラウンジ 介護事業者のための交流ラウンジ(powered by kaigoカフェ) 日時:10月2日(木)15:30~16:30 参加費:無料
研究展示 岩手医科大学(介護食の柔らかさ測定装置)、千葉大学(心拍変動等の実時間測定デモ)、青山学院大学(ロボティックVRマッサージ等)
関連サイト 公式ページ: https://www.medical-jpn.jp/tokyo/ja-jp.html
出典・注釈 (*)厚生労働省該当ページからの引用、(**)同時開催展の出展製品を含む旨

本稿はプレスリリースに基づき、展示の目的、出展製品、交流・研究プログラム、来場案内までの全情報を整理して伝えました。取材希望の際は、プレスリリースに記載された申込み方法に従い、主催者窓口にご連絡ください。一般来場の登録は上記公式ページから行えます。

参考リンク: