9月25日開幕のTGSでTooが生成AI搭載ツールを紹介
ベストカレンダー編集部
2025年9月9日 14:45
東京ゲームショウ出展
開催期間:9月25日〜9月26日

ゲーム開発現場に届いた生成AIの波とTooの出展意図
クリエイティブ市場の総合商社である株式会社Tooは、2025年9月25日(木)から9月26日(金)にかけて幕張メッセで開催される『東京ゲームショウ 2025』のビジネスデイに出展します。プレスリリースは2025年9月9日13時08分付で発表され、Tooの本社所在地は東京都港区虎ノ門3-4-7、代表取締役社長は石井剛太とされている情報が公表されています。
同社は今回の出展を通じて、ゲーム開発現場に急速に浸透しつつある生成AIや、それを活用したワークスペースの実用例を具体的に紹介することを狙いとして掲げています。展示のテーマは「ゲーム開発現場に浸透してきた生成AI」であり、クリエイターや制作現場の業務効率化、品質向上に直結するツール群を体系的に示す構成です。
ブースで展示される主要ソリューションとその役割
Tooブース(小間番号:09-W79)では、画像生成AIの実務利用からチームコラボレーション基盤、エンジン活用ソリューション、インフラ、CG制作ツール、フォントソリューションまで幅広いラインナップを紹介します。各ソリューションはゲーム制作の各工程に対応する構成になっており、導入検討や運用イメージの具体化に資する内容です。
以下はブースで紹介される項目と、各項目が担う役割・特徴を詳細に示した構成です。出展内容は予告なしに変更となる場合がある旨の注記がある点にも留意が必要です。
Adobe Firefly:画像生成AIによるアセット制作支援
Adobeの画像生成AIであるAdobe Fireflyは、コンセプトアートやテクスチャのプロトタイプ作成など、アセット制作の初期段階での活用が想定されます。Tooブースでは実際のワークフローにおける利用例を提示し、プロンプト設計や既存資産との組み合わせによる品質管理の留意点も説明されます。
この項目では、Fireflyによる生成物の取り扱い、著作権や商用利用に関する一般的なガイドラインの説明も含めて、現場が必要とする実務的な情報提供を行います。
Miro:生成AI搭載ワークスペースでチームの効率を最大化
イノベーションワークスペースであるMiroは、ブレインストーミングからアセットレビュー、スケジュール管理まで多用途に使えるボード型ツールです。TooはMiroの生成AI機能を中心に、ゲーム開発チームの設計フェーズや制作進行における導入効果を解説します。
展示では、Miro上でのAIアシストを用いたタスク分解やアイデアの視覚化、チーム内レビューの効率化事例を紹介し、導入時に想定される運用フローやAPI連携の基本的な考え方も提示します。
Unreal Engineソリューション:製造業向けの完成像シミュレーションとゲーム分野の応用
TooはUnreal Engineを活用したソリューションを出展します。プレスリリースでは「製造業向け・製品の完成像をシミュレートする」ソリューションとして紹介されていますが、Unreal Engineの高品質レンダリングやリアルタイムシミュレーション機能はゲーム開発にも直結するため、両領域の事例を横断的に提示する内容になる予定です。
展示ではシーン構築、マテリアル表現、リアルタイムレンダリングの効率化、さらに生成AIと組み合わせたワークフローの実装方法など、技術的な着眼点を含めて解説が行われます。
Wasabi:完全定額制クラウドストレージで運用コストを見通す
データ容量が膨大になりやすいゲーム制作現場に向けて、Tooは完全定額制クラウドストレージ Wasabiを紹介します。特にビルドファイル、テクスチャ、動画素材などの保管運用におけるコスト安定性が注目点です。
ブースではWasabiの料金体系や導入時の注意点、既存S3互換ストレージとの比較、バックアップ・リストアの運用設計を含めた説明が予定されています。
CGソフト・プラグイン:品質と効率を両立する制作ツール群
Tooは最新のCG制作ソフトやエンジン用プラグインも展示します。これらはモデリング、リギング、アニメーション、レンダリングなど各工程の効率化と品質向上を目的としたツール群です。
展示ではツールごとの適用領域、ワークフローへの組み込み方、外部ツールとの連携方法などをデモを交えて紹介します。プラグインの活用により短期間での品質改善が可能となる領域についても具体的に示されます。
多言語対応フォントソリューション:グローバル展開を支える文字表現
ゲームの多言語展開が進む中、Tooは多言語需要に対応可能なフォントソリューションを案内します。UIやテキスト表現の整合性、言語ごとの文字幅やレイアウト調整に関する技術的留意点に対応する製品群です。
ブースでは実際のゲームUIを例にしたデモを通して、合字やレンダリングの違い、ローカライズ時の品質担保方法など実務に直結する説明が行われます。
東京ゲームショウ 2025 ビジネスデイの開催概要と来場方法
東京ゲームショウ 2025のビジネスデイ開催概要は以下のとおりです。Tooブースの出展はビジネスデイの期間中に限定されますので、来場予定の方は開催時間・会場情報を確認のうえアクセス計画を立てる必要があります。
特に来場にあたっては、出展社が配布する「ビジネスデイ事前登録券」をお持ちの方は無料の事前登録を済ませたうえで来場する必要があり、事前登録券を持っていない場合は有料の事前登録が必要になる旨に注意が必要です。
項目 | 内容 |
---|---|
日程 | 2025年9月25日(木)- 9月26日(金)10:00~17:00 |
場所 | 幕張メッセ 〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1 |
公式サイト | https://tgs.cesa.or.jp/jp |
Tooブース小間番号 | 09-W79 |
来場の手続きや事前登録の流れはイベント公式サイトの案内にしたがって進める必要があります。ビジネスデイに参加する関係者は、主催側のガイドラインや持参すべき書類について事前に確認しておくことが望ましいです。
- 主催サイトでの開催概要を確認する(リンクは上記参照)。
- 出展社から配布された「ビジネスデイ事前登録券」があるか確認する。
- 事前登録券がある場合は無料で事前登録を完了させる。ない場合は有料の事前登録手続きを行う。
問い合わせ先と注意事項、記事の要点整理
プレスリリースに記載された問い合わせ先は以下のとおりです。出展内容や展示に関する詳細問い合わせは、Tooのソリューションサービス部宛にメールで行う形式となっています。所在地の記載もプレスリリース通りに示されており、企業情報や連絡先を正確に伝える構成です。
出展内容は予告なく変更となる場合がある点、来場にあたっての事前登録の必要性がある点は公式案内に従う必要があります。ブースで紹介される各種ツールは、実務適用に向けた具体的なデモや導入時の留意点を含めて提示される予定です。
- お問い合わせ先
- 株式会社Too ソリューションサービス部
- game@too.co.jp
- 所在地
- 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル
項目 | 内容(要点) |
---|---|
発表日 | 2025年9月9日 13:08 |
主催・出展者 | 株式会社Too(社長:石井剛太、本社:東京都港区虎ノ門) |
出展日程 | 2025年9月25日(木)- 9月26日(金)10:00~17:00(ビジネスデイ) |
会場 | 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1) |
ブース | 09-W79 |
展示テーマ | ゲーム開発現場に浸透してきた生成AI(Adobe Firefly等)および関連ソリューション |
主な出展内容 | Adobe Firefly、Miro(生成AI搭載)、Unreal Engineソリューション、Wasabi、CGソフト/プラグイン、多言語フォントソリューション |
問い合わせ | game@too.co.jp |
参考リンク | https://www.too.com/event/2025/TGS2025/ |
この記事では、株式会社Tooが東京ゲームショウ2025のビジネスデイに出展する際に公表した情報を網羅的に整理しました。出展のテーマ、展示項目、開催概要、来場方法、問い合わせ先など、プレスリリースに含まれる全ての情報を漏れなく記載しています。出展内容は変更となる場合があるため、正式な最新情報は公式サイトや主催者の案内を必ず確認してください。