9/15開始|大阪万博でサウジのタカ狩り実演
ベストカレンダー編集部
2025年9月10日 11:37
サウジの伝統タカ狩り
開催期間:9月15日〜9月25日

サウジアラビア王国館で披露される伝統的タカ狩りの全容
本プレスリリースは2025年9月10日09時30分に発表されました。2025年大阪・関西万博 会場内のサウジアラビア王国館(西ゲート内コネクティングゾーン C14-01)において、サウジ・ファルコンズクラブとの協力により実施されるタカ狩りデモンストレーションの詳細を伝えます。公演はサウジ広場にて行われ、来場者は古来より受け継がれてきた鷹匠の技と鷹の生態に触れる機会を得ます。
このタカ狩り展示は、サウジアラビアの文化遺産として数百年の歴史を持つ伝統を尊重しつつ、日本の伝統的なタカ狩りとの共通点や人と自然の関係性を紹介する内容です。デモンストレーションは単なる観賞にとどまらず、鷹匠による技術の実演と解説を通じて、来場者が学び、理解を深められる構成となっています。
実施日時・開催場所の詳細
タカ狩りデモンストレーションは以下の期間・時間で実施されます。期間は9月15日から9月20日および9月22日から9月25日で、各日とも9:30から12:30まで開催されます。会場はサウジ広場(Saudi Square)です。
これらの公演は2025年大阪・関西万博の会期中に限られ、サウジアラビア王国館自体は毎日9:00から21:00まで開館しています。サウジアラビア王国館は10月13日まで、文化・遺産・芸術を紹介するライブパフォーマンスや展示を継続して公開します。
協力団体と鷹匠の役割
本デモンストレーションはサウジ・ファルコンズクラブとの共同実施です。サウジ・ファルコンズクラブは鷹の保護・管理・伝統保存に携わる専門組織で、演目の運営や鷹の健康管理、解説を担当します。
鷹匠は代々継承された技術を有する専門家として、鷹と鷹匠の間で行われる独自のコミュニケーション方法や捕獲・訓練・取り扱いの実演を行います。これにより来場者は伝統技術の実際と、その文化的意味を直接的に理解できます。
- 主催・協力
- サウジアラビア王国館(2025年大阪・関西万博内)およびサウジ・ファルコンズクラブ
- 会場
- サウジ広場(Saudi Square)/万博 西ゲート内コネクティングゾーン(C14-01)
展示内容と来場者が得られる学び
デモンストレーションでは、サウジアラビア固有のさまざまな鷹の品種についての紹介と、鷹匠による実演解説が行われます。専門家による説明を通じて、鷹の種類ごとの習性や身体的特徴、飼育や訓練上の配慮などを学ぶことができます。
鷹匠と鷹のあいだで行われるコミュニケーションの手法や、代々受け継がれてきた捕獲や指導の技術は単なるスポーツやショーを越え、文化的な継承として位置づけられます。来場者は実演を通じて、自然との共生や生物に対する敬意を理解する機会を得ます。
学習要素の具体例
以下はデモンストレーションで取り上げられる学習要素の一覧です。鷹の種類、訓練方法、鷹匠と鷹の合図・コミュニケーション、伝統文化としての位置づけなど、複数の観点から学びが提供されます。
- サウジアラビアに生息する鷹の品種紹介および習性の解説
- 鷹匠による訓練・着用具(グローブやフード等)の説明
- 鷹と人とのコミュニケーション(声かけ、合図、視線など)の実演
- 伝統と現代の融合、文化遺産としての保護の必要性
これらは観客が単に観るだけでなく、鷹の生態や伝統技術の保存・継承の意義を理解することを目的としています。
日本のタカ狩りとの比較と文化的意義
プレスリリースでは、サウジアラビアのタカ狩りと日本の伝統的なタカ狩りの共通点が紹介されています。両者は地域や道具、呼称に違いはあるものの、人と猛禽類の関係性や自然との共存を重視する文化的価値を共有しています。
この比較は単なる学術的対比にとどまらず、文化交流を通じて相互理解を深めることを目的としています。両文化の融合が示すのは、人と自然の結びつきが各地の生活や慣習に如何に深く根付いているかという点です。
サウジアラビア王国館の展示全体と受賞情報
サウジアラビア王国館は、タカ狩りデモンストレーションのほかにも多彩な展示とライブパフォーマンスを展開しています。館内では没入型展示室やギャラリー、AR体験などを通じて、国の文化・遺産・芸術を紹介しています。
館内展示は「進化する都市」「持続可能な海」「無限の人間の可能性」「イノベーションの頂点」といったテーマの没入型展示を含み、訪問者はサウジアラビアの政策や社会的な取り組み、文化的背景を五感で体験できます。
主なライブパフォーマンスと体験プログラム
パビリオンでは10月13日まで、以下のようなライブパフォーマンスや体験プログラムが開催されます。これらは音楽、ダンス、伝統芸能、AR体験など多面的な文化紹介を目的としています。
- ライブパフォーマンス、ダンス、伝統芸能の披露
- 「Ahlan Wa Sahlan」などの公演
- 「We Are Saudi Arabia」等の展示プログラム
- 「The Botanist―AR体験」などのインタラクティブ体験
- 文化スタジオでの音楽・芸術公演
これらを通じて、来場者はサウジアラビアの多層的な文化を体系的に知ることができます。
建築・体験空間に対する評価
サウジアラビア王国館は、2025 NY Architectural Design AwardsのCultural Architecture(文化建築)部門、インタラクティブ・体験型空間のカテゴリーで金賞を受賞しています。受賞は同館の革新性、デザイン、来場者へのインパクトが国際的に評価されたことを示します。
この受賞歴は、展示の内容や空間構成が単なる展示の枠を超え、訪問者の体験を設計する点で高い評価を得ていることを裏付けます。建築と展示の統合が文化伝達に与える影響が注目されています。
来場にあたっての実務的情報とまとめ
サウジアラビア王国館は万博会期中、毎日9:00から21:00まで開館しています。タカ狩りデモンストレーションの開催日は9月15日〜20日、および9月22日〜25日で、各日9:30〜12:30にサウジ広場で実施されます。館全体のプログラムは10月13日まで継続されます。
加えて、オンライン上でも「バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」を通じてサウジアラビア王国館の展示を体験可能です。以下のSNSおよび公式サイトでも最新情報が案内されています。
- Instagram: @ksaexpo2025
- X: @KSAExpo2025_
- YouTube: @KSAExpo2025
- LinkedIn: Saudi Arabia at Expo
- Facebook: KSA Expo 2025
- TikTok: @ksaexpo
- LINE: KSA 大阪万博2025
- 公式サイト: https://ksaexpo2025.sa/
項目 | 詳細 |
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プレスリリース発表日時 | 2025年9月10日 09:30 |
実施イベント | 伝統的タカ狩りデモンストレーション(サウジ・ファルコンズクラブ協力) |
開催期間・時間 | 9月15日〜9月20日、9月22日〜9月25日 各日 9:30〜12:30 |
会場 | サウジ広場(Saudi Square)/万博 西ゲート内コネクティングゾーン(C14-01) |
パビリオン開館時間 | 毎日 9:00〜21:00(10月13日まで展示・公演を実施) |
主な展示・公演 | タカ狩りデモンストレーション、ライブパフォーマンス、ダンス、伝統芸能、「Ahlan Wa Sahlan」、「We Are Saudi Arabia」、「The Botanist―AR体験」、文化スタジオでの音楽・芸術公演等 |
受賞 | 2025 NY Architectural Design Awards Cultural Architecture(インタラクティブ・体験型空間)部門 金賞 |
協力団体 | サウジ・ファルコンズクラブ |
SNS/公式サイト | Instagram:@ksaexpo2025、X:@KSAExpo2025_、YouTube:@KSAExpo2025、LinkedIn:Saudi Arabia at Expo、Facebook:KSA Expo 2025、TikTok:@ksaexpo、LINE:KSA 大阪万博2025、公式サイト:https://ksaexpo2025.sa/ |
この記事ではプレスリリースに記載された日時、場所、協力団体、展示の内容、受賞歴、及び公式連絡先情報を網羅的に整理しました。来場や視聴を検討する際は上記の日時・会場情報と公式発表を再確認してください。