misaの簡単スイーツ本が料理レシピ本大賞お菓子部門で大賞
ベストカレンダー編集部
2025年9月10日 18:13
お菓子部門大賞受賞
開催日:9月9日

「気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない。」が第12回料理レシピ本大賞 お菓子部門大賞を受賞
株式会社KADOKAWA発表のプレスリリース(発表日時:2025年9月10日16時50分)によると、著者misaによる書籍『気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない。』が、2025年9月9日(火)に開催された「第12回料理レシピ本大賞 in Japan」授賞式において、お菓子部門 大賞を受賞しました。本書は表紙の「苺のリースタルト」をはじめとした美しい見た目のスイーツや、おかずにも応用できる気軽なレシピを合計74品掲載している点が審査で高く評価されました。
発表資料には、テレビ番組など各種メディアでも紹介され話題になっている旨が記されており、放送やSNSを通じた注目度の高さが受賞に至った背景として触れられています。授賞式当日は、書籍掲載レシピの一つをアンバサダーが試食する場面もあり、受賞のニュースは広く報道されています。

選考委員のコメントと評価のポイント
第12回料理レシピ本大賞の選考委員から寄せられたコメントの一部がプレスリリースで公開されています。表紙に使われた苺のリースタルトに対する視覚的なインパクトや、タイトルと中身のバランス、実際の買い物を想定した材料表記の親切さなどが具体的に評価されました。
選考委員コメント(抜粋)には次のような言葉が含まれます。「まず表紙の苺のケーキに目がくぎづけ」「タイトル最強。おしゃれさと文字の強さのバランス最強」「お菓子は敷居の高いものだと思っていましたが、こんなに簡単に作れて良いのか?!」といった評価で、本書の美しさと簡便さの両立が評価対象となったことが伺えます。

授賞式の様子とアンバサダーの試食
授賞式では、アンバサダーである天野ひろゆきさん(キャイ~ン)が本書掲載のレシピ「バスクチーズケーキ」を試食しました。プレスリリースは、試食されたこの「バスクチーズケーキ」が、すべての材料を一度に混ぜるだけで作れる簡単な配合で、甘酸っぱい味わいが特徴である点を伝えています。
本書の該当ページはp.68掲載と明記されており、授賞式での試食は作品の実用性と味の評価を確認する場として位置づけられていました。試食は受賞の実感を伴う場面として報じられ、審査委員の評価と合わせて受賞理由を具体化する役割を果たしています。

“ご法度テクニック”と74品のレシピ構成—作りやすさと見栄えの両立
本書の特徴として最も繰り返し強調されているのが、著者misaが1,000時間以上の試作を経て編み出したという「ご法度テクニック」です。省ける工程は省きつつ、見た目の華やかさを保つための工夫が随所に盛り込まれています。
掲載数は74レシピ。見た目の美しさを実現しながらも、家庭で無理なく再現できる手順を前提にしており、パーティー向けのおもてなしレシピから日常使いの時短メニューまで幅広く揃っています。

「ご法度テクニック」の具体例
プレスリリースは、ご法度テクニックの具体例を列挙しています。ミキサー任せにする作業や、常温に戻す代わりに電子レンジの活用、粉類のふるいを省くこと、板チョコをそのまま使用するなど、従来の手間を省く発想が多数紹介されています。これらの工夫が「気楽に作れる」ことの核心です。
ご法度テクニックの紹介は、料理を作る際の心理的なハードルを下げ、結果として「見栄えのよいスイーツを手軽に作る」ことを可能にする点がポイントとして示されています。
- 代表的な技法
- ・自力で混ぜずにミキサーにお任せ
- ・「常温にする」はレンチンで代用
- ・粉類はほぼふるわなくてよい
- ・チョコレートは市販の板チョコで代用可
- ・パンは発酵やホームベーカリー、オーブン不要の方法も掲載

掲載レシピと調理の手軽さ
プレスリリースは、具体的なレシピ例として次の項目を挙げています。世界一気楽にできるショートケーキ風グラスケーキ、昭和レトロなかためスコッププリン、はかり不要の甘酸っぱいバスクチーズケーキ、4種のアイスクリーム、即席万能ソースや万能クリーム、欲張りなスパイシーチキンなど、多岐に渡るラインナップです。
これらのメニューは、オーブン不要でフライパン調理できるプリンや、食器を活用してデコレーションを簡素化するショートケーキなど、家庭で手早く作れる工夫が施されています。日常の食卓からおもてなしまで汎用性の高い構成になっています。

著者・イベント情報と書誌データ
著者misaの受賞に対するコメントもプレスリリースで紹介されています。misaは受賞について「これもひとえに応援してくださっている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます」と感謝を表明し、今後も感謝と初心を忘れずにレシピを届けたい旨を述べています。コメント内には全ての方に感謝と敬意を表する一節も含まれています。
また、授賞を記念してmisaはInstagramでの記念インスタライブを予定しています。詳細は以下の通りです。
- 日時:2025年9月19日(金)19:00〜(予定)
- Instagramアカウント:@misa_ihouse
- 開催予定は急きょ変更となる場合があるため、詳細は同アカウントでの告知を確認するようプレスリリースで案内されています。

著者プロフィールとSNS・メディア情報
プレスリリースに記載された著者プロフィールによれば、misaは長野県在住の料理研究家で、身近な食材で作れるお店の味を目指し、簡単スイーツやおつまみ、子どもと作れるレシピをSNSで発信しています。工程を極限まで省いた簡単でおいしいスイーツが得意分野です。
姉がクロアチア人と結婚していることや、著者自身のバックパッカー経験から、海外のレシピを日本向けに改良したレシピも得意としている点がプロフィールで紹介されています。Instagramのフォロワー数は36万人超(2025年8月時点)とされています。
- SNS・メディア
- Instagram: @misa_ihouse
- TikTok: @misa_ihome
- YouTubeチャンネル: 「お菓子な暮らし」 https://www.youtube.com/@misa_ihouse
プレスリリースはまた、テレビ番組など各種メディアでの紹介実績を述べ、書籍の注目度が高い点を裏付けています。
受賞内容と書誌情報の整理
以下の表に本記事で扱った受賞情報・書誌データ・関連イベント情報を整理して示します。主要な日付、関係者名、書籍の仕様、イベントの詳細まで網羅的にまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元(プレスリリース) | 株式会社KADOKAWA(発表日時:2025年9月10日 16:50) |
受賞名 | 第12回料理レシピ本大賞 in Japan お菓子部門 大賞 |
授賞式実施日 | 2025年9月9日(火) |
受賞作品(書名) | 『気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない。』 著者:misa |
書籍概要(掲載数) | 74レシピ(表紙:苺のリースタルト。他、バスクチーズケーキ等) |
授賞式での試食レシピ | バスクチーズケーキ(p.68掲載、材料を一気に混ぜるだけで作れるレシピ) |
受賞者コメント | misa:応援への感謝と今後も感謝と初心を忘れずにレシピを届ける旨のコメント |
受賞記念イベント | Instagramインスタライブ 2025年9月19日(金)19:00〜(予定)@misa_ihouse(開催は変更になる場合あり) |
書誌情報(発売日) | 発売日:2024年12月2日(月) 定価:1,760円(本体1,600円+税) 判型:B5変形判 ページ数:112ページ ISBN:978-4-04-607210-8 発行:株式会社KADOKAWA |
著者プロフィール(要点) | 長野県在住。工程を省いた簡単スイーツが得意。姉の縁での海外経験あり。Instagramフォロワー36万人超(2025年8月現在) |
関連リンク | KADOKAWAオフィシャル:https://www.kadokawa.co.jp/ YouTube:https://www.youtube.com/@misa_ihouse |
本稿は株式会社KADOKAWAの2025年9月10日付プレスリリースに基づき、受賞理由、書籍の特長、著者のコメント、関連イベントと書誌情報を整理してまとめました。受賞と書籍の内容、掲載レシピや技法の要点を表で整理することで、主要情報がすぐに確認できる構成にしています。
参考リンク: