9/19オープン 波佐見に貼箱複合施設『そとがわとなかみ』

そとがわとなかみ開業

開催日:9月19日

そとがわとなかみ開業
ここはどんな施設なの?
長崎・波佐見の岩㟢紙器が運営する複合施設で、ショップ&BOX LAB、ギャラリー、ショールーム、カフェ、工場見学などを通じて貼箱の完成形“そとがわ”と背景の“なかみ”を体験できる場です。開業は2025年9月19日。
行くとき予約や料金はどうなってる?
ギャラリー(NONFICTION展)は入場無料。ファクトリーツアーは平日の予約制で事前申込が必要。OPEN記念トークはPeatixで申し込み。プレスプレビューは招待制、営業時間は10:00〜17:00です。

波佐見に誕生する「そとがわとなかみ」:パッケージの表と裏を巡る場

長崎県波佐見町でパッケージの企画・製造を行う総合メーカー、株式会社岩㟢紙器は、2025年9月19日(金)に複合施設「そとがわとなかみ」をオープンします。本施設は「積み上げられた貼り箱」を想起させる外観を持ち、完成したパッケージ(そとがわ)とその背景にある思いや技術(なかみ)をつなぐ場として設計されています。

創業は昭和35年。貼り箱製造を中心に地元とともに歩んできた同社が蓄積してきたノウハウと、パッケージが持つ価値や物語を、地域資源と結び付けて提示することを目的としています。ショップ、ショールーム、ギャラリー、カフェ、ファクトリーツアーなどを備え、ものづくりと人々の新たな交流拠点を目指します。

  • 開業日:2025年9月19日(金)
  • プレスプレビュー:2025年9月17日(水)10:00〜17:00(招待制)
  • 所在地:〒859-3716 長崎県東彼杵郡波佐見町田ノ頭郷202-1
2025年9月19日(金)長崎県波佐見町に、パッケージの新たな価値と出会いを創造する複合施設「そとがわとなかみ」がオープンいたします。 画像 2

回遊しながら学べる各施設の構成と体験

建物内には複数の機能が配置されており、各空間はそれぞれ異なる視点からパッケージを体験できるようになっています。その設計には建築・空間設計、グラフィック、ディレクションの専門家が関わり、来訪者が見て触れて知ることで発想が深まる構成です。

以下に各施設の機能と体験イメージを詳述します。ショップでの購入やBOX LABでの制作、ギャラリーでの展示観覧、ショールームでのアーカイブ閲覧、カフェでのコワーキングといった複合的な利用が可能です。

2025年9月19日(金)長崎県波佐見町に、パッケージの新たな価値と出会いを創造する複合施設「そとがわとなかみ」がオープンいたします。 画像 3

Shop & BOX LAB

コンセプトショップでは、岩㟢紙器のオリジナル製品に加え、同社がパッケージを手掛けたさまざまな商品をセレクトして販売します。地域性やデザイン性を重視したラインナップが並びます。

BOX LABでは来訪者が好きな箱型と紙、パーツを選び、自分だけの貼箱を作る体験が可能です。作業中は機械の動きや音、職人の手さばきを間近で見ることができ、ものづくりのプロセスを体感できます。

  1. 箱の形状を選ぶ
  2. 紙や装飾パーツを選択
  3. 職人や機械の工程を見学しながら制作
  4. 完成した貼箱を受け取る
2025年9月19日(金)長崎県波佐見町に、パッケージの新たな価値と出会いを創造する複合施設「そとがわとなかみ」がオープンいたします。 画像 4

Gallery Space と企画展「NONFICTION展」

ギャラリースペースは、新しい表現と交流の場として設けられ、国内外のアーティスト展示やメーカーのPOP UPなど多様な企画を予定しています。オープンに合わせて開催される企画展は、施設のグラフィックデザインを担当したDEJIMAGRAPH Inc.による内容です。

NONFICTION展 〜岩㟢紙器とデジマグラフ これまでの仕事〜は、2025年9月19日(金)から11月3日(月)まで開催され、時間は10:00〜17:00、入場料は無料です。展示ではこれまでのパッケージデザインワーク、完成までのエピソード、今回のために制作したポスター等が公開されます。

日程
2025年9月19日(金)〜11月3日(月)
時間
10:00〜17:00
会場
そとがわとなかみ ギャラリースペース
入場料
無料
企画
DEJIMAGRAPH Inc.
協力
岩㟢紙器
2025年9月19日(金)長崎県波佐見町に、パッケージの新たな価値と出会いを創造する複合施設「そとがわとなかみ」がオープンいたします。 画像 5

BOX MUSEUM(ショールーム)

BOX MUSEUMは、岩㟢紙器がこれまで制作してきた貼り箱のアーカイブと素材サンプルを並べたショールームです。完成品としての「そとがわ」と、その背後にある素材・技術・関わる人々という「なかみ」を併せて展示します。

アーカイブを通じて、多様な形状や表面処理、素材選択の組み合わせを見ることができ、パッケージの可能性を具体的に理解できるよう構成されています。デザインや商品企画に携わる人にとっても参照価値の高い展示です。

なかみcafé by JUNE COFFEE(2階)

2階にはテラス付のカフェ「なかみcafé by JUNE COFFEE」を新設。長崎で人気のブーランジェリー「JUNE COFFEE」が監修し、飲食を通じて過ごしながらアイデアを引き出せるコワーキング兼ミーティングスペースを提供します。

カフェの一角はショールームと隣接し、貼箱のアーカイブやマテリアルサンプルを眺めながら作業や打ち合わせができる設計です。静かな作業の場と、素材に触れる場が同居することで、企画検討の場としても活用できます。

Factory tour(予約制・平日のみ)

本施設に隣接する工場では、製造現場を見学するファクトリーツアーを予約制で実施します。平日のみの開催で、事前予約が必要です。製造工程の実演や設備の解説を通じて、パッケージや紙の魅力を深く体感できます。

工場見学により、デザインと製造の接点、工程上の制約や工夫点を直接確認できるため、アイデアを具体化するためのヒントを得やすい機会となります。ツアーの予約・問い合わせは下記の連絡先まで案内があります。

オープニング関連イベントと参加方法

施設のオープンに合わせ、いくつかの関連イベントが予定されています。プレスプレビューは関係者向けの内覧会として9月17日に実施され、一般公開日は9月19日です。展示やトークイベントなど、公開期間中に複数の催しが行われます。

下記は主なイベントと参加方法の詳細です。トークイベントはどなたでも参加できますが、事前申し込みが必要です。申し込みはPeatix上で受け付けます。

プレスプレビュー(招待制)

日時:2025年9月17日(水)10:00〜17:00。招待制の内覧会で、参加希望者は事前に連絡を要します。上記時間外を希望する場合は、申込時に時間を併せて連絡すれば可能な限り調整します。

連絡先:株式会社岩㟢紙器 担当:岩㟢 裕子 メール info@total-package.jp 電話 090-5022-8920

OPEN記念トークイベント「そとがわとなかみ、そのあいだ」

日時:2025年10月11日(土)16:00~17:00。会場はそとがわとなかみギャラリースペースおよび工場前を予定しています。参加申込はPeatixにて受け付けます。

登壇者は立ち上げに携わった4名で、建築・空間設計、グラフィック、ディレクションなど多様な立場から施設に関わった背景や設計上の工夫を語ります。実務の裏側やチームの視点が聞ける場です。

  • 参加者:西尾健史(DAYS.)、羽山潤一(DEJIMAGRAPH)、山田遊(method)、岩㟢大貴(岩㟢紙器)
  • 申込:Peatix(https://sotonakatalk001.peatix.com/)

運営会社、プロジェクトメンバー、アクセス情報

本施設は株式会社岩㟢紙器が運営します。同社は貼箱(紙器)を中心としたパッケージの企画・製造・加工を事業とする企業で、地域に根差した製造拠点としての歴史と実績を持ちます。代表取締役は岩㟢 大貴氏です。

施設の運営とデザインには外部のクリエイティブチームが参画しています。建築・空間はDAYS.、グラフィックはDEJIMAGRAPH Inc.、トータルディレクションはmethod Inc.が担当することで、設計から運営に至るまで多面的な視点が取り入れられています。

プロジェクトメンバー(主要)

西尾健史(DAYS.)
1983年長崎県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、設計事務所を経て2013年にDAYS.を設立。空間設計をベースに什器や家具なども手がける空間デザイナー。
DEJIMAGRAPH Inc.
長崎市を拠点とするクリエイティブ事務所。広告制作、パッケージデザイン、商品企画等を幅広く手掛ける。
method Inc.
デザイン・工芸・美術・ファッション・飲食など多領域を横断するトータルディレクションを行う組織。国内外の店づくりにも関わる。

施設概要・アクセス

営業時間は10:00〜17:00で、定休日は不定となっています。駐車台数は一般車30台を確保しています。場所は西九州自動車道「波佐見有田IC」から県道4号経由で約6分、九州自動車道「東彼杵IC」からは川棚経由波佐見方面へ約20分です。

ウェブサイトおよびSNS、運営会社の情報は以下の通りです。最新情報やイベントの詳細、予約窓口は公式サイトでの案内を参照してください。

  • Website(施設):https://sotonaka.jp/
  • Instagram:@sotogawatonakami
  • 運営会社 公式サイト:https://total-package.jp
  • お問い合わせ(施設・プレス):info@total-package.jp / TEL:090-5022-8920(担当:岩㟢 裕子)

要点の整理とまとめ

ここまでに示した内容を一覧化して整理します。以下の表は開業日、所在地、主な施設、イベント日程、連絡先など本記事で扱った主要項目をまとめたものです。表の後に短い説明を付して締めくくります。

項目 内容
施設名称 そとがわとなかみ
開業日 2025年9月19日(金)
プレスプレビュー 2025年9月17日(水)10:00〜17:00(招待制)
所在地 〒859-3716 長崎県東彼杵郡波佐見町田ノ頭郷202-1
営業時間 10:00〜17:00 / 不定休
駐車台数 一般車 30台
主要施設 Shop & BOX LAB、Gallery Space、BOX MUSEUM(ショールーム)、なかみcafé by JUNE COFFEE、屋上、工場(隣接)
企画展 NONFICTION展(DEJIMAGRAPH Inc./2025年9月19日〜11月3日、10:00〜17:00、入場無料)
トークイベント 『そとがわとなかみ、そのあいだ』2025年10月11日(土)16:00〜17:00(Peatix申込)
ファクトリーツアー 予約制・平日のみ(製造現場見学)
運営会社 株式会社岩㟢紙器(代表取締役:岩㟢 大貴)
連絡先・申込 info@total-package.jp / TEL:090-5022-8920(担当:岩㟢 裕子)
Peatix(トークイベント申込):https://sotonakatalk001.peatix.com/
公式サイト・SNS https://sotonaka.jp/ / Instagram:@sotogawatonakami / 運営会社:https://total-package.jp

以上が「そとがわとなかみ」に関する発表内容の整理です。パッケージの完成形である「そとがわ」と、その背景にある素材や技術、関わる人々の思いである「なかみ」を同時に提示することで、来訪者が具体的な知見と示唆を得られる場として運営が予定されています。問い合わせや参加申込は、記載のメールアドレスおよび電話番号、Peatixの申込ページを通じて受け付けています。

参考リンク: