11月1日から「鎌倉ウィッチ」へ 名菓レーズンウィッチ改名

屋号を鎌倉ウィッチに変更

開催日:11月1日

屋号を鎌倉ウィッチに変更
名前っていつから変わるの?
正式な切替日は2025年11月1日です。屋号・ブランド名・代表商品名・ロゴ・オンラインURLが同日に順次切替され、10月31日までは従来表記が継続。社内1年のブランド刷新の成果として店舗とオンラインで新名称に移行します。
味や原材料は変わるの?
原材料やレシピ、製造工程に変更はありません。商品名を『鎌倉ウィッチ』に統一するだけで、味や品質は従来どおり。ラム酒は揮発させる工程を採用しており、子どもやお酒に弱い方も安心して楽しめます。

鎌倉小川軒から「鎌倉ウィッチ」へ──改名の理由と実施日

有限会社ケイワン(本社:神奈川県鎌倉市極楽寺/代表取締役:中村友)は、長年親しまれてきた屋号「鎌倉小川軒」を、2025年11月1日より屋号・ブランド名ともに「鎌倉ウィッチ」に刷新します。発表日は2025年9月12日で、同社はブランド刷新に伴い社内で1年をかけたブランドプロジェクトを実施してきました。

今回の変更は単なる名称変更にとどまらず、商品名の統一やブランドロゴの再設計、オンラインショップのドメイン変更など、運営面・表現面の一括した刷新を伴っています。なお、原材料および商品の仕様に変更はありません。また、新屋号・新ブランド名「鎌倉ウィッチ」は有限会社ケイワンの登録商標です。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 2

実施・移行に関する基本データ

正式な切替日は2025年11月1日。それまでは従来通り「鎌倉小川軒」の表記・ロゴを使用し、2025年11月1日以降は順次「鎌倉ウィッチ」の表記と新ロゴに切り替えられます。オンラインショップのURLも同日に変更されます。

オンラインショップURLの変更は次の通りです。~2025年10月31日までは従来のサイト(https://ogawaken.jp/)、2025年11月1日以降は新サイト(https://kamakurawich.jp/)へ移行します。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 3

主役商品『鎌倉ウィッチ』(旧:レーズンウィッチ)の特徴と価格

代表商品『レーズンウィッチ』は、ブランド名の刷新に合わせて商品名を『鎌倉ウィッチ』に統一します。創業当時から守り続けてきたレシピをベースに、ラムレーズン・鎌倉ビスケ・バタークリームの組合せで成り立つシンプルなおいしさが特徴です。

調理上のポイントとしては、煮上がった直後にラム酒を加えてアルコール分を揮発させ、その後時間をかけて休ませることで、レーズンに上品なラムの香りを閉じ込める工程を採用しています。アルコール分は揮発させるため、酒に弱い方やお子様も安心して食べられる製法です。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 4

価格とラインナップ

2025年11月のブランド刷新に合わせた主要商品の価格は次の通りです。

  • 鎌倉ウィッチ(ラムレーズン)5個入:880円(税込)
  • 鎌倉ウィッチ(コーヒー)5個入:1,000円(税込)

これらの商品は店頭販売に加え、オンラインや有名百貨店を通じて全国で購入できます。原材料や仕様の変更は行われないため、味や品質は従来どおりです。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 5

ブランドデザインの刷新と社内プロジェクトの経緯

新ブランド『鎌倉ウィッチ』のコンセプトは「おひとつどうぞ。」。店頭で店員が手渡す一瞬、購入者が家庭や旅先で口にする一瞬を大切にする意図が込められています。このコンセプトは社内で社長と社員が意見を出し合い、各店舗での顧客エピソードを振り返る過程で形作られました。

プロジェクトはデザインの見た目だけにとどまらず、組織内の共感や連帯感を高める広義のブランドデザインを目指して実施され、約1年をかけて完成しています。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 6

ロゴとビジュアルの具体的な変更点

新ロゴはホームメイドテイストを表現するホイッパーのアイコンを継承し、サンドした菓子の形をベースに五角形の家形にデザインされています。これは創業当時の店舗名「お菓子の家・鎌倉小川軒」を想起させるものです。

配色はラムレーズンを意識した深い紫色を採用し、角は丸く仕上げることでラムレーズン、鎌倉ビスケ、バタークリームの優しい甘さを視覚的に表現しています。旧ロゴは2025年10月31日まで使用され、11月1日以降は新ロゴが使用されます。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 7

生産体制、作り手のこだわり、店舗と流通網

有限会社ケイワンは1988年に創始者・中村敬臣が東京代官山の「小川軒」より独立し、1989年に「お菓子の家・鎌倉小川軒」として鎌倉本店と戸塚店を同時オープンしました。立地と食文化に根差した取り組みの中で、商品は徐々に受け入れられ、現在では鎌倉を代表するスイーツの一つとなっています。

製造面では毎日平均10,000~11,000個を生産しており、鎌倉ビスケの枚数に換算すると1日20,000枚以上を焼いています。卵塗りやアーモンドを乗せる作業、レーズンのサンドは人の手による工程が中心で、機械は補助的に用いられるに留めています。不揃いな形は手作りの証として残し、ハンドメイドの温もりを届けています。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 8

レーズンの産地と供給者

鎌倉ウィッチの主役であるレーズンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノで生産されています。生産者としてSun Valley社が供給に関わっており、同社代表Doug Moles氏との関係性が明記されています。

フレズノのブドウは収穫時期が9月上旬で、太陽の恵みを受けた自然な甘さが特徴です。ブドウの粒はデラウェアとマスカットの中間ほどの大きさで、乾燥後も豊かな風味を保ちます。

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販売拠点とオンライン

主要販売店と直営店、取扱百貨店、工場直営店の所在地と連絡先は次の通りです。店頭販売に加え、オンラインショップや百貨店を通して全国へ発送しています。

鎌倉本店
神奈川県鎌倉市御成町8-1(TEL:0467-25-0660)
シァル鎌倉店
神奈川県鎌倉市小町1丁目1-1(TEL:0467-33-5224)
大船ルミネウィング店
神奈川県鎌倉市大船1-4-1 3F(TEL:0467-48-5138)
小田急百貨店ふじさわ
神奈川県藤沢市南藤沢21-1 ODAKYU 湘南 GATE B1F
テラスモール湘南店
神奈川県藤沢市辻堂神台1丁目3-1 1F 湘南マルシェ(TEL:0466-54-8755)
小田急百貨店町田店
東京都町田市原町田6-12-20 B1F(TEL:042-860-6001)
戸塚工場直営店
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町2773(TEL:045-863-0660)

オンラインショップは、~2025年10月31日までは https://ogawaken.jp/ 、2025年11月1日以降は https://kamakurawich.jp/ をご利用ください。公式のSNSも運用されています(Instagram、Facebook)。

『レーズンウィッチ』の鎌倉小川軒、屋号とブランド名「鎌倉ウィッチ」に刷新。喜びと共に3世代に愛される鎌倉の名スイーツをおひとつどうぞ。 画像 10

まとめ:変更点と主要データの整理

以下に、本記事で触れた主要情報を表形式で整理します。ブランド名・商品名の変更日、価格、店舗情報やオンライン移行日、商標・仕様の扱いなどを一目で確認できます。

項目 内容
旧屋号/旧商品名 鎌倉小川軒(屋号)/レーズンウィッチ(商品)
新屋号/新ブランド名/新商品名 鎌倉ウィッチ(屋号・ブランド名・代表商品名)
実施日 2025年11月1日(ブランド・ロゴ・商品名・オンラインURLの切替)
発表日 2025年9月12日
価格(代表商品) 鎌倉ウィッチ(ラムレーズン)5個入 880円(税込)、鎌倉ウィッチ(コーヒー)5個入 1,000円(税込)
原材料・仕様の変更 なし(従来どおりのレシピと原材料を継続)
レーズン産地・供給者 カリフォルニア州フレズノ(Sun Valley社/代表 Doug Moles氏)
生産規模 1日平均 10,000~11,000個、鎌倉ビスケ換算で1日 20,000枚以上
オンライン移行URL ~2025-10-31:https://ogawaken.jp/ / 2025-11-01~:https://kamakurawich.jp/
登録商標 新屋号・新ブランド名「鎌倉ウィッチ」は有限会社ケイワンの登録商標
会社情報 社名:有限会社ケイワン / 本社:神奈川県鎌倉市極楽寺1-13-27 / 営業本部・生産部:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町2773

ブランド名の改定は社内での議論と顧客との接点の再確認を経て決定されたもので、商品そのもののレシピや生産工程、販売網には変更がありません。店頭でのやり取りを象徴する「おひとつどうぞ。」の精神を掲げ、既存の味と品質を維持しながら新しい表現での発信が始まります。

参考リンク: