9月27日運行開始 883系『W@NDER ART EXPRESS』が博多〜大分を彩る
ベストカレンダー編集部
2025年9月12日 16:56
W@NDER列車運行
開催日:9月27日

大分アートフェスティバルと883系の出会い — 「W@NDER ART EXPRESS」運行の全容
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)大分支社は、大分市が主催する『大分アートフェスティバル2025「回遊劇場w@nder」』と連携し、883系特急ソニック号を特別ラッピングした「W@NDER ART EXPRESS」を運行します。プレスリリース発表日時は2025年9月12日 14時00分です。
ラッピングは、大分県出身の絵本作家で美術家であるザ・キャビンカンパニーが製作した作品「キメラブネ」をモチーフとした特別デザインで、既存の「運行開始 30 周年」ラッピングの車両に追加施工されます。1編成7両の883系電車が対象で、車両のうち追加でラッピング施工されるのは3号車・5号車・7号車です。
項目 | 内容 |
---|---|
運行期間 | 2025年9月27日(土)~12月頃まで |
使用車両 | 883系電車7両(1編成) |
追加施工ラッピング車両 | 3号車、5号車、7号車 |
運行区間 | 博多~大分 |
ラッピング列車は大分の風景やフェスティバルのモチーフを車体に配したビジュアルとなり、特定の車両では車内外に装飾や掲示が行われます。運行は秋から年末にかけての期間で、フェスティバル会期と合わせて観光や移動の選択肢として位置づけられています。

出発式の詳細と当日の運営ルール
ラッピングトレインの出発式は、2025年9月27日(土)10:15開始、会場は大分駅 4番のりばで実施されます。式典では、主催者挨拶や列車入線、来賓挨拶、写真撮影、出発合図までが予定されています。
出席者として予定されている主な関係者は以下のとおりです。出席者は公表されたものであり、当日の都合により変更される場合があります。
- 大分市長:足立 信也 様
- ザ・キャビンカンパニー:阿部 健太朗 様、吉岡 紗希 様
- 大分駅長
- JR九州大分支社長
式次第(予定)は次の通りです。時刻は当日の進行状況により変更される可能性があります。
- 主催者挨拶(JR九州大分支社長:久野 和代)
- ラッピングトレイン入線(10:22頃)
- 御来賓挨拶
- 写真撮影
- 出発合図(10:44出発予定)
入場・観覧に関する注意事項も明確に示されています。ホームに入場するには入場券もしくは乗車券等が必要です。また、当日は先着順で『大分アートフェスティバル2025「回遊劇場w@nder」』のオリジナルステッカーを、3番・4番のりばホームにて配布します。
なお、式典の内容や配布物、来賓の出席、列車の入線・出発時刻は天候や列車運行状況などの事情により変更または中止となる場合があります。現地での案内やJR九州の告知を随時確認する必要があります。

デジタルスタンプラリーの仕組みと賞品
大分アートフェスティバルに合わせ、デジタルスタンプラリーが実施されます。開催期間は2025年9月26日(金)~10月26日(日)です。今回の企画では、フェスティバル側が実施するスタンプラリー(以下、(A))に加え、883系特急ソニック号に乗車することで応募できるスタンプラリー(以下、(B))が設けられています。
(B)については、単に車内の掲出物を確認するだけでは応募になりません。参加には(A)でのチェックイン(チェックポイントを1箇所以上)と、883系車内に掲出されている二次元コードからのアクセスによるチェックインの両方が必要です。アクセス後は「回遊劇場w@nder」のデジタルスタンプラリーHP内にある「マイスタンプ」ページから応募手続きを行ってください。
- 参加方法(A)
- 「大分アートフェスティバル」が主催するスタンプラリーに複数のチェックポイントが設けられており、公式サイトで詳細を確認のうえ参加する。公式サイト:https://oita-art-fes.com/
- 参加方法(B)
- (A)で1箇所以上チェックインしたうえで、883系特急ソニック号車内に掲出されている二次元コードにアクセスしてチェックイン。続いて「マイスタンプ」ページから応募。
- 応募順について
- (A)と(B)の応募の順番は関係ありません。先にどちらか一方を実施しても応募可能です。
賞品は抽選で合計200名にプレゼントされます。プレゼントの内容は(A)または(B)の賞品のいずれかで、抽選による当選品の指定はできません。詳細な賞品内容や抽選方法、当選発表の方法については公式サイトやデジタルスタンプラリーの案内を参照ください。
車内掲出物の位置については、883系特急ソニック号の7号車デッキにデジタルスタンプラリーの案内文が掲出される予定です。ただし車両の運用や車両入替の都合により、2025年9月26日(金)までに全ての車両への掲出作業が完了しない場合がある点に留意してください。

運行上の注意点、関連情報とまとめ
今回の取り組みは、鉄道と地域の芸術祭が連携して実施されるもので、運行面・イベント面で留意すべき点があります。列車の運行は通常のダイヤや車両運用に基づいて行われるため、掲出作業や当日の入線時刻などに変更が生じることがあります。式典への立ち入りや配布物の受領に際しては、入場券や乗車券の提示が必要です。
また、デジタルスタンプラリーに関する掲出箇所やチェックポイントの詳しい場所、参加方法の詳細は公式サイト(https://oita-art-fes.com/)および現地掲示物での案内を確認することが推奨されます。イベント期間中は、掲示内容や実施状況、賞品に関する案内が更新される可能性があります。
項目 | 要点 |
---|---|
発表日 | 2025年9月12日 14:00(JR九州 大分支社 プレスリリース) |
列車名 | W@NDER ART EXPRESS(883系特急ソニック号、7両編成) |
ラッピングデザイン | ザ・キャビンカンパニー制作「キメラブネ」/追加施工車両:3・5・7号車 |
運行期間 | 2025年9月27日(土)~12月頃まで |
運行区間 | 博多~大分 |
出発式 | 2025年9月27日(土)10:15開始/大分駅4番のりば(入場には入場券または乗車券が必要) |
出席予定者 | 大分市長:足立信也、ザ・キャビンカンパニー(阿部健太朗、吉岡紗希)、大分駅長、JR九州大分支社長 ほか |
配布物 | 先着順でオリジナルステッカーを3・4番のりばホームで配布(当日の運行状況により変更の可能性あり) |
デジタルスタンプラリー | 開催期間:2025年9月26日~10月26日。抽選で合計200名に賞品。883系車内の二次元コードを使用する応募(7号車デッキ掲出予定) |
注意点 | 掲出作業や運行・式典内容は運行状況等により変更・中止の可能性あり。掲出が9月26日までに完了しない場合がある |
上記表は本記事で触れた主要な情報を項目別に整理したものです。本件に関する詳しい最新情報やスタンプラリーの参加詳細は、必ず公式サイトおよび現地の掲示・案内をご確認ください。