10月13日開催:豊臣秀長を深掘りする歴史セミナー
ベストカレンダー編集部
2025年9月12日 17:48
豊臣兄弟!歴史セミナー
開催日:10月13日

豊臣秀長を中心に据えた大河ドラマを深掘りする場としてのセミナー
2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放送に先駆け、株式会社KADOKAWAは2025年10月13日(月・祝)に東京・市ヶ谷の五番町グランドビルで歴史セミナーを開催する旨を2025年9月12日10時47分に発表しました。主催は株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)で、ドラマの舞台背景や人物像を学術的かつ実務的な視点から掘り下げる構成です。
今回の主役は、豊臣秀吉の弟であり補佐役として政権の中核を支えたとされる豊臣秀長です。秀長の生涯や役割は従来の記述では十分に解明されてこなかった側面が多く、セミナーでは時代考証や最新の研究成果を交え、ドラマの理解を深めることが狙いとされています。

セミナーで期待されるテーマ
講演とトークセッションでは、秀吉と秀長の関係、秀長の外交・領国統治、家臣団の構成や役割、合戦における戦術や小牧・長久手合戦の再検証など、幅広いテーマが扱われます。時代考証担当者や歴史学者がそれぞれの専門領域から最新の研究成果や資料解釈を提示します。
当日は3名の専門家が個別に講演を行い、その後3人によるトークセッションと質疑応答(会場参加者のみ)を行います。講演の内容はドラマ視聴前後での参照資料としても有用で、視聴体験を史実と照らし合わせる手掛かりを提供します。
- 登壇者による研究最前線の解説
- ドラマ制作における時代考証の実務と意図の説明
- 質疑応答と会場限定のサイン会

開催要項と参加方法:会場・配信・チケット情報
開催概要は以下の通りです。日時は2025年10月13日(月・祝)14:00〜17:00(開場13:30)、会場は五番町グランドビル7Fセミナールーム(東京・市ヶ谷)です。主催発表の原文には、当日の会場の様子をリアルタイムで配信し、アーカイブ配信も実施する旨が明記されていますので、現地参加が難しい場合でもオンラインでの視聴が可能です。
参加費は税込3,500円で、会場参加・オンライン参加とも共通料金です。定員は会場100名、オンライン250名で、いずれも先着申込順となっています。申込は下記のチケット販売ページから行います。セミナーに関する詳細や問い合わせ先は同ページで案内されています。
- 申込ページ
- https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/022qg9xi3qn41.html
- 参加費
- 税込3,500円(会場・オンライン共通)
- 定員
- 会場100名、オンライン250名(先着順)
チケットは好評発売中と発表されています。会場参加とオンライン配信は同時に実施されますが、質疑応答は会場参加者のみが対象となる点と、サイン会は会場参加者の希望者を対象に実施される点に注意が必要です。なお、プログラムの時間は多少前後する場合があると案内されています。

当日のスケジュール詳細
タイムスケジュールは比較的明確に整理されています。開場は13:30、イベント開始は14:00。主催者挨拶の後、14:10から第1部として登壇者講演が行われ、16:00から第2部のトークセッション、16:40より質疑応答(会場限定)、17:00からサイン会(会場希望者のみ)、17:30にサイン会終了予定です。時間は参考として若干の前後がある旨が付記されています。
- 13:30 開場・受付開始
- 14:00 イベント開始、主催者挨拶
- 14:10 第1部 登壇者講演
- 16:00 第2部 トークセッション
- 16:40 質疑応答(質問は会場のみ)
- 17:00 サイン会(会場の希望者のみ)
- 17:30 サイン会 終了予定

出演者と会場特典:講師の専門性と関連書籍
登壇するのは時代考証を務める黒田基樹氏、柴裕之氏、そして歴史学者の平山優氏の3名です。各氏ともに大河ドラマの時代考証や多数の著作を通じて、戦国・近世史に関する研究とその一般向け発信を行っている研究者です。登壇者それぞれの専門領域と近刊・近著を含む業績が、当日の講演内容の基盤となります。
会場では関連書籍の販売と、講演後のサイン会が実施されます。販売書籍は角川選書や角川ソフィア文庫、角川新書などKADOKAWA刊の主要な研究書が揃い、セミナー参加者は講師と直接対話しながら書籍を手に取ることができます。

講師プロフィール(要点)
- 黒田基樹(Motoki Kuroda)
-
1965年東京都生まれ。駿河台大学教授、博士(日本史)。専門は日本中世史。近年は羽柴(豊臣)家関連の研究を多く発表しており、大河ドラマ「真田丸」「豊臣兄弟!」の時代考証を務めています。
主要著作には『羽柴秀吉とその一族 秀吉の出自から秀長の家族まで』『羽柴を名乗った人々』『羽柴秀長の生涯 秀吉を支えた「補佐役」の実像』などがあり、今回のセミナーでは秀長を巡る家族関係や家臣団の分析が期待されます。
- 柴 裕之(Hiroyuki Shiba)
-
1973年東京都生まれ。東洋大学文学部・駒澤大学文学部非常勤講師、博士(文学)。専攻は日本中近世移行期の政治・社会史です。大河ドラマ「どうする家康」「豊臣兄弟!」の時代考証を担当しています。
著作には『羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟』や『秀吉と秀長 「豊臣兄弟」の天下一統』などがあり、政治史的視点から秀長の役割と時代の構造を説明する講演が行われる見込みです。
- 平山 優(Yu Hirayama)
-
1964年東京都生まれ。健康科学大学特任教授。大河ドラマ「真田丸」「どうする家康」などの時代考証を務め、戦国期の合戦史や領国形成をテーマに多数の著作があります。
代表作に『小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相』などがあり、合戦史や軍事・外交面からの検証が期待されます。

会場で販売される関連書籍(一覧)
会場では次の関連書籍が販売されます。発売日、定価、判型、ページ数、ISBNなどの書誌情報も案内されていますので購入前に確認が可能です。
- 黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち 秀吉兄弟の天下一統を支えた18人』(角川選書)※発売日:2025年10月3日/定価:1,914円(本体1,740円+税)/四六判/210ページ/ISBN:978-4-04-703744-1
- 柴 裕之『羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟』(角川選書)※発売日:2025年9月5日/定価:2,024円(本体1,840円+税)/四六判/240ページ/ISBN:978-4-04-703740-3
- 桑田忠親(解説:柴 裕之、黒田基樹)『豊臣秀吉研究』上・下セット(角川選書クラシックス)※発売日:2025年9月5日/上:定価3,388円(四六判・450ページ・ISBN:978-4-04-703746-5)、下:定価3,388円(四六判・462ページ・ISBN:978-4-04-703747-2)
- 黒田基樹『羽柴を名乗った人々』(角川ソフィア文庫)※発売日:2025年7月25日/定価:1,254円(本体1,140円+税)/文庫判/288ページ/ISBN:978-4-04-400863-5
- 黒田基樹『羽柴秀吉とその一族 秀吉の出自から秀長の家族まで』(角川選書)※発売日:2025年5月7日/定価:2,024円(本体1,840円+税)/四六判/276ページ/ISBN:978-4-04-703739-7
- 平山 優『小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相』(角川新書)※発売日:2024年12月10日/定価:1,210円(本体1,100円+税)/新書判/404ページ/ISBN:978-4-04-082494-9
書籍の購入は会場販売に加え、各書誌のKADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページでも確認できます。サイン会は講演終了後に会場の希望者のみ対象で実施されます。

イベントの要点を一覧化して締めくくる
以下の表に、本イベントの主要情報を整理して示します。参加を検討する際に必要な日時、会場、参加費、定員、講師、書籍情報などをまとめています。表の下には本記事の整理コメントを添えます。
項目 | 内容 |
---|---|
主催者 | 株式会社KADOKAWA(発表日:2025年9月12日 10:47) |
催し名 | 『2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」がもっと楽しくなる歴史セミナー』 |
日時 | 2025年10月13日(月・祝)14:00〜17:00(開場13:30) |
会場 | 五番町グランドビル7F セミナールーム(東京・市ヶ谷) |
参加費 | 税込3,500円(会場・オンライン共通) |
定員 | 会場100名、オンライン250名(先着申込順) |
登壇者 | 黒田基樹(時代考証)、柴裕之(時代考証)、平山優(歴史学者) |
申込 | チケット販売ページ(先着) |
配信・アーカイブ | 当日リアルタイム配信およびアーカイブ配信あり |
質疑応答 | 会場参加者のみ(質問受付は会場にて) |
サイン会 | 講演後に会場希望者のみ実施(17:00開始予定、17:30終了予定) |
会場販売書籍(代表) | 黒田基樹・柴裕之・桑田忠親・平山優の関連書籍(発売日・定価・ISBNは本文参照) |
本記事ではセミナーの趣旨、開催概要、登壇者、会場特典、書誌情報を網羅して整理しました。セミナーはドラマの時代背景を学術的に確認する機会として設計されており、現地参加・オンライン参加ともに先着順となっています。詳細や問い合わせはチケット販売ページおよびKADOKAWAの公式サイトで案内されています。
参考リンク: