オリゼ、10月にSHOPを研究拠点「ORYZAE LABO」へ
ベストカレンダー編集部
2025年9月15日 18:55
ORYZAE LABO開設
開催日:10月1日

発酵の“場”が研究拠点へ — ORYZAE SHOP TOKYOの転換
株式会社オリゼは、これまで一般来店者向けに運営してきた「ORYZAE SHOP TOKYO」を、2025年9月12日をもって休業し、2025年10月より研究開発施設「ORYZAE LABO」としてリニューアルオープンすると発表しました。プレスリリースは2025年9月15日11時00分に配信されており、今回の転換は単なる店名変更にとどまらず、機能の根本的なシフトを意味します。
同社はこれまで、店舗を通じて発酵や自社製品を“広める場所”として運営してきましたが、来店者から「発酵の仕組みをもっと知りたい」「研究や開発の裏側を見たい」といった要望が多数寄せられたことを背景に、より深い研究と社会発信を両立する場としての再編を決めました。今回の発表では、単なる展示や販売に留まらない「追求する場」を目指す意図が明確に示されています。

休業と再開のスケジュール
発表資料によれば、実店舗であるORYZAE SHOP TOKYOは2025年9月12日に休業し、ORYZAE LABOは2025年10月から新たに運用開始となります。常設の販売機能はLABO内に設けられませんが、公式オンラインショップでの販売は継続されます。
イベントやポップアップなどの開催時には一般来場を受け入れる予定で、限定商品の提供や試食の機会が設けられる場合があります。また、招待制イベントも計画しているため、参加案内は同社の公式SNSや発信メディアでの告知を通じて行われます。

ORYZAE LABOの役割と具体的な取り組み
ORYZAE LABOは本社併設の研究・開発拠点として、研究活動と地域・企業との共創を行う場になります。これまでの“商品を購入する場”という枠組みから発展させ、研究成果の発表や共同プロジェクトの推進、教育的なワークショップの実施など多面的な機能を担います。
発表資料にはLABOで予定される取り組みが具体的に列挙されています。研究・商品企画の中心は米麹に関するもので、イベントや展示を通じて研究の過程や成果を開示することも想定されています。
- 米麹研究・開発・商品企画の場
- 麹や発酵をテーマにしたワークショップ・イベントの開催
- 研究成果やコラボレーションプロジェクトの展示・発表
- 地域や企業と共に取り組む新たな共創活動
- 発酵にまつわる情報発信メディア「HAKKO Journal」での発信

公開性と専門性の両立
LABOは、研究拠点としての専門性を確保しつつ、イベントやポップアップの機会に一般に開かれる“開かれた場”としての性格を持ち合わせます。研究の透明性を高めるための展示や説明、ワークショップを通じて来訪者に研究過程を紹介することが予定されています。
同時に、企業や地域との共同研究・共同企画が想定されており、製品化や社会実装を念頭に置いた活動が進められます。常設販売は行わないものの、イベント時に限定商品を提供することにより研究成果の社会との接点を作り出す計画です。
オリゼ甘味料(米麹発酵糖分)の特徴と活用実例
株式会社オリゼが展開する製品群の中心には、米麹由来の発酵甘味料「オリゼ甘味料(米麹発酵糖分)」があります。プレスリリースではこの甘味料について、やさしい甘さと健康性、そしてサステナビリティに配慮した製造方法が強調されています。
特徴としては、米麹による発酵を通じて米由来の自然な甘みを引き出す点にあり、砂糖代替として利用可能です。飲食店や菓子製造メーカー、同社の自社ブランド「フードコスメ ORYZAE」など、多様な用途での活用が進められています。
- 主な特徴
- やさしい甘さ:米麹発酵により得られる自然な甘み。
- 健康と味の両立:砂糖代替としての利用を想定した製品設計。
- アップサイクル製造:古米や規格外米を原料に取り入れることが可能で、サステナブルな供給方法に対応。
同社は企業コラボレーションを通じて、規格外の米や古米の再活用を進めることで、廃棄削減と資源循環に貢献する技術として展開しています。製品の詳細は同社の紹介動画での説明も案内されています。
動画や詳細情報の閲覧は、プレス資料中で案内されたリンク先を参照してください。製品紹介ページには使用例や導入事例が掲載されていることが明記されています。
組織情報と連絡先、重要な日程の整理
プレスリリースでは、オリゼの経営理念や会社概要についても言及されています。同社は「地球を発酵させる」という経営理念を掲げ、米麹由来の甘味料を通じた社会課題の解決と循環型社会の構築を目指しています。ミッションとして掲げる「FIVE WIN」は、生活者・生産者・地球環境・伝統文化・事業者(企業成長)の五者にとっての利益を追求する考え方です。
以下はプレスリリースに記載された会社情報と連絡先です。所在地については本文内で異なる表記が存在するため両方を表記します。
- 会社名:株式会社オリゼ
- 代表者:代表取締役 小泉泰英
- 本社(本文冒頭表記):東京都渋谷区(プレスリリース本文記載)
- 会社概要欄の住所:東京都目黒区大橋 2丁目6-12 佐藤フラッツ301
- 企業サイト:https://www.oryzae.site/
- 公式オンラインショップ:https://oryzae.shop/
- メール:info@oryzae.site
- 電話番号:080-9537-6584
- 公式SNS(X):https://x.com/foodcosmeoryzae
- 公式SNS(Instagram):https://www.instagram.com/oryzae_foodcosme/
重要な日程と公開予定
発表された日付と今後のスケジュールは以下の通りです。実施予定日はプレスリリース内に明記されている日にちと月を基に記載しています。
- プレスリリース配信:2025年9月15日 11時00分
- ORYZAE SHOP TOKYO休業:2025年9月12日
- ORYZAE LABOリニューアルオープン:2025年10月(具体的な日付はリリース中は10月からの運用開始と表現)
LABOでは常設の販売機能は設けられませんが、イベント開催時には限定商品の提供や招待制の催しが予定されています。イベント情報およびHAKKO Journalでの情報発信は、公式SNSでの告知が行われます。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月15日 11:00(プレスリリース配信) |
店舗休業日 | 2025年9月12日(ORYZAE SHOP TOKYO休業) |
LABOオープン | 2025年10月よりリニューアルオープン(具体日未記載) |
LABOの主な機能 | 米麹研究・開発・商品企画、ワークショップ、展示、共創活動、HAKKO Journalでの発信 |
販売体制 | 常設の販売機能はなし。公式オンラインショップでの販売継続、イベント時に限定商品を提供予定 |
製品 | オリゼ甘味料(米麹発酵糖分) — 米麹由来の砂糖代替甘味料、古米や規格外米のアップサイクルが可能 |
代表者 | 代表取締役 小泉泰英 |
連絡先 | 企業サイト:https://www.oryzae.site/ / オンラインショップ:https://oryzae.shop/ / メール:info@oryzae.site / TEL:080-9537-6584 |
公式SNS | X:https://x.com/foodcosmeoryzae / Instagram:https://www.instagram.com/oryzae_foodcosme/ |
会社所在地(本文) | 東京都渋谷区(プレスリリース本文内の表記) |
会社所在地(会社概要欄) | 東京都目黒区大橋 2丁目6-12 佐藤フラッツ301 |
以上の表は、プレスリリースに記載された主要情報を整理したものです。発表内容には、研究拠点としての機能や製品特性、連絡先・公開スケジュールなど、今後の活動を理解するために必要な要素が含まれています。読者は表を参照することで、発表の要点を短時間で把握できます。