『やり遺したこと』11/6開幕 皇帝ロックホッパー新作
ベストカレンダー編集部
2025年9月15日 21:42
やり遺したこと上演
開催期間:11月6日〜11月10日

キービジュアル公開と作品の核となるコンセプト
劇団・皇帝ロックホッパーによる5th stage performance『やり遺したこと』のキービジュアルが公開されました。本作は「分かりやすく、見やすい」をコンセプトに掲げ、モットーである「嘘の世界に真実を」に基づいた感情表現を重視する演劇作品として制作されています。公開されたビジュアルは、作品の持つ静謐さと緊張感、そして登場人物たちの関係性を象徴する構図が採られており、観客に作品のテーマを予感させます。
本作の中心テーマは、余命宣告を受けた青年とその兄の関係、そして「やり遺したこと」を巡る行動と葛藤です。俳優たちの演技と演出によって、「逝く側」と「送る側」の視点が丁寧に描かれることが予告されています。脚本・演出は栗原大河が担当し、彼自身も出演する点が特徴です。
ビジュアル公開の意義と期待される表現
キービジュアルの公開は、早期の作品理解と観客の興味喚起を目的としています。配されたビジュアル要素は、物語の関係性や雰囲気を視覚的に伝え、公式サイトやSNSでの情報拡散を通じて公演までの期待値を高める役割を果たします。
ビジュアルから読み取れるのは、作品が「個々の感情の真実性」を重視する点です。見た目の派手さではなく、登場人物の内面や残された時間に対する緊張感に焦点を当てた表現が予想されます。これにより舞台表現ならではの生の迫力が表れることが期待されます。
あらすじと出演者、それぞれのコメント
本作のあらすじは明確です。余命宣告を受けた青年・亮太は、自分が死ぬ前にひとつだけ「やり残したこと」があると告げますが、その内容は明かしません。弟である亮太の願いを叶えようとする兄・雄太が、その「やり残したこと」を必死に探し続けるという物語です。物語はその探求過程で生じる葛藤や後悔、希望を描きます。
出演者は以下の通りです。主演は早川維織と佐藤智広によるW主演で、二人が兄弟役を務めます。その他にも個性豊かなキャストが揃い、物語を支えます。
- 早川維織(W主演)
- 佐藤智広(W主演)
- 小原卓也
- 後本萌葉
- 田中愛実
- 月乃美海
- 三姫奈々
- 串田真人
- 工藤広誠
- 村上拓哉
- 神﨑飛鳥
- 美波花音
- 保科光
- 栗原大河(脚本・演出/出演)
主要キャストと制作側のコメント
脚本・演出を務める栗原大河は、作品のテーマについて「人生最後だからこその『やり残したこと』」と語り、逝く側と送る側のそれぞれの視点を重視することを明言しています。栗原は本作で脚本・演出だけでなく俳優としても出演し、自らの現場感覚を演出に活かす点が注目されます。
早川維織はW主演について「初めて大河さんの脚本、演出の作品に出演することにワクワクしている」と述べ、作品づくりへの意欲を示しています。佐藤智広は「1つ1つの場面や言葉を大切にしないと後悔する」と語り、台本の重みと稽古から千秋楽までの一連の積み重ねを強調しました。これらのコメントは、作品の細部にまで丁寧に取り組む姿勢を示しています。
上演スケジュール、会場、チケット情報
公演は2025年11月6日(木)から11月10日(月)まで、東京都の上野ストアハウスにて上演されます。上演時間は約120分を予定しており、未就学児の入場は不可です。開場は開演の45分前、受付・当日券販売は開演60分前から開始されます。
初日となる11月6日(木)19:00の公演にはBlu-ray撮影が入る旨が明記されています。観劇の際は撮影に関する案内や劇場からの注意事項に従う必要があります。
上演スケジュール | 日時 |
---|---|
2025年11月6日(木) | 19:00★(Blu-ray撮影) |
11月7日(金) | 14:00 / 19:00 |
11月8日(土) | 13:00 / 18:00 |
11月9日(日) | 13:00 / 18:00 |
11月10日(月) | 14:00 |
チケット詳細と販売情報
チケットは2025年9月22日(月)10:00より一般販売が開始されます。取り扱いは以下の通りです。
- カンフェティ:https://www.confetti-web.com/@/kouteirockhopper_5
- こりっち:https://ticket.corich.jp/apply/400815/
料金体系は特典付きの最前列・2列目席、通常A席、当日券追加料金の設定があります。特典付き席には非売品の2L版ブロマイド(サイン入り)が付属しますが、最前列の座席はミニ椅子である旨の注意があります。
- 特典付き最前列:¥8,500(非売品2L版ブロマイド・サイン入り)
- 特典付き2列目:¥7,500(非売品2L版ブロマイド・サイン入り)
- 通常A席:¥5,900
- 当日券:各券種に+¥500
スタッフ・協力団体・関連情報の詳細
本公演の制作スタッフは舞台制作における各分野の担当が明記されており、舞台監督や舞台美術、音響、照明、映像撮影・編集など役割分担が明確です。主催はVtoly、企画は皇帝ロックホッパー、制作・票券はstyle officeが担当しています。
さらに協力として複数のプロダクションや事務所が名前を連ねており、舞台制作に必要な協力体制が整えられています。これにより制作面での信頼性が補強されています。
- 脚本・演出
- 栗原大河(皇帝ロックホッパー)
- 舞台監督
- 前田圭一(LDA)
- 舞台美術
- 前田愛子(LDA)
- 音響
- 角丸雄亮(DISCOLOR Company)
- 照明
- 祝迫佳小里(DISCOLOR Company)
- 映像撮影・編集
- 小野寺昭憲
- 制作・票券
- style office
- 主催
- Vtoly
- プロデューサー
- 小原卓也(皇帝ロックホッパー)
協力(50音順):アデッソ / Apollo Bay(アポロベイ) / RMP / イッツフォーリーズ / SPM / オールスタッフ / クィーンズアベニュー / スペースクラフト / タイムリーオフィス
団体の公式情報は以下で確認できます。公式HPやX、専用公演サイトにて最新情報や詳細が随時更新されます。
- 団体公式HP:https://kouteirockhopper.wixsite.com/main
- 団体公式X:https://x.com/k_rockhopper
- 公演HP:https://yarinoko2025.com/
公演情報の整理と要点まとめ
以下の表は、この記事で取り上げた主要情報を分かりやすく整理したものです。公演名、脚本・演出、上演期間・会場、チケット発売日と料金体系、出演者など、観劇を検討する際に必要な基本情報を網羅しています。
項目 | 内容 |
---|---|
公演名 | 皇帝ロックホッパー 5th stage performance『やり遺したこと』 |
脚本・演出 | 栗原大河(出演も含む) |
上演期間 | 2025年11月6日(木)~11月10日(月) |
会場 | 上野ストアハウス(東京都台東区北上野1-6-11 NORDビルB1) |
上演時間 | 約120分(予定) |
チケット発売日 | 2025年9月22日(月)10:00(一般販売開始) |
料金 | 特典付き最前列 ¥8,500/特典付き2列目 ¥7,500/通常A席 ¥5,900/当日券 +¥500 |
注意事項 | 未就学児不可/開場は開演45分前、受付は開演60分前/最前列はミニ椅子/11/6 19:00はBlu-ray撮影あり |
出演 | 早川維織(W主演)、佐藤智広(W主演)、小原卓也、後本萌葉、田中愛実、月乃美海、三姫奈々、串田真人、工藤広誠、村上拓哉、神﨑飛鳥、美波花音、保科光、栗原大河 |
公式情報 | 団体公式HP https://kouteirockhopper.wixsite.com/main / 公演HP https://yarinoko2025.com/ / 団体公式X https://x.com/k_rockhopper |
本記事では、公開されたキービジュアルを中心に作品のコンセプト、あらすじ、キャスト・スタッフ、スケジュール、チケット情報を網羅して報告しました。上演に関する詳細や最新の告知は公式サイトおよび販売サイトでの確認が確実です。
参考リンク: