9月25日開幕 東京ゲームショウでサムスンがHDR体験
ベストカレンダー編集部
2025年9月16日 10:19
東京ゲームショウ出展
開催期間:9月25日〜9月28日

サムスン日本研究所が東京ゲームショウ2025に出展 — 開催概要と出展の意図
株式会社サムスン日本研究所(本社:横浜市、代表取締役:多田 充)は、2025年9月25日(木)から28日(日)に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」に出展します。本出展はプレスリリースとして2025年9月16日10時00分に発表されています。
昨年はビジネスソリューションコーナーへの出展でしたが、今年は一般展示として出展されます。一般公開日には、来場者が実際に体験できる試遊を用意しており、事前予約は不要です。会場内の小間番号は07-N01です。
- 出展社
- 株式会社サムスン日本研究所(横浜市、代表取締役:多田 充)
- プレス発表日時
- 2025年9月16日 10時00分
- 展示会名
- 東京ゲームショウ2025
- 会期
- 2025年9月25日(木)~28日(日)
- 会場
- 幕張メッセ
- 小間番号
- 07-N01

HDR10+ GAMINGの技術解説 — SBTMと低遅延表示の仕組み
今回の出展では、HDR10+ GAMINGの効果をサムスン製スマートテレビ「QN90F」を用いてデモンストレーションします。HDR10+ GAMINGはロイヤリティフリーでオープンな規格であり、映像のトーンマップ処理をソース側で行うSBTM(Source-Based Tone Mapping)を採用することが特徴です。
SBTMにより、ソース側でトーンマップ処理を実行するため、受信側のディスプレイに依存せずに正確な色、コントラスト、輝度を低遅延で提供することが可能になります。これにより、より自然で力強い映像表現が実現され、プレイヤーの没入感に寄与します。
要素 | 説明 |
---|---|
SBTM(Source-Based Tone Mapping) | ソース側でトーンマップを処理し、ディスプレイ依存性を低減。精度の高い色再現とコントラスト制御を実現。 |
デフォルトHDR輝度の自動調整 | コンテンツに合わせて輝度を最適化し、白飛びや暗部潰れを抑制する機能。 |
低遅延 | トーンマップ処理をソース側で行うことにより、映像の遅延を最小化し、操作感のあるゲームプレイに適合。 |
HDR10+ GAMINGの利点と適用状況
HDR10+ GAMINGはロイヤリティフリーでオープンな規格であるため、適用するゲームタイトルの拡大が進んでいます。適用により、ゲーム開発者やプラットフォーム側でHDR表現の一貫性を確保しやすくなります。
2025年9月3日の発表では、以下のタイトルがHDR10+ GAMINGの適用を公表しました。これらは同規格を活用した実装例として注目されます。
- EA SPORTS™ “F1Ⓡ 25“(2025 FIA Formula One World Championshipオフィシャルゲーム)
- NACON and Rogue Factor “Hell is Us”
- 2K and Gearbox Software “Borderlands Ⓡ 4”
関連発表の詳細は公開資料としてPDFが存在します。公開元URL:https://hdr10plus.org/wp-content/uploads/2025/09/HDR10-Gamescom-Announcement-9-3-2025_Final.pdf
展示内容の具体的な案内と試遊タイトルについて
東京ゲームショウ2025での出展は一般展示で、来場者は事前予約不要でブースに来場のうえ、サムスンの最新スマートテレビ“QN90F”を使ったHDR10+ GAMINGのデモを体験できます。展示ブースは小間番号07-N01です。
展示では、HDR10+ GAMINGを採用しているタイトル「Hell is Us」の試遊が用意されています。昨年の出展とは異なり一般公開向けの試遊を含む展示構成になっている点がポイントです。
試遊タイトル「Hell is Us」の紹介
試遊に用いられるタイトルはNACON and Rogue Factorの“Hell is Us”です。本作は舞台となる孤立した国家で内戦により荒廃した地を探索し、過去の秘密を追いながら謎めいた惨禍の影響を乗り越えていく物語を描きます。
プレスリリースの記述では「地球上でもっとも忠実に地獄を体験できる事象が戦争だとしたら、それは地球に『人類』という名の最悪の悪魔が巣食っているからに他ならない」とされ、作品の世界観は過酷で濃密な体験を提示するものです。HDR10+ GAMINGによる輝度や色、コントラストの再現が、没入感のある体験に貢献する意図が示されています。
来場者向けの案内と展示資料
事前予約は不要で、一般公開日にブースにて直接参加できます。サムスン日本研究所はHDR10+ GAMINGの日本国内における普及を担当しており、来場者は実機を用いた比較やデモを通じて規格の効果を確認できます。
また、本プレスリリース内で使用されている画像ファイルがダウンロード可能であることも明記されています。展示会の公式情報は東京ゲームショウの公式サイトで確認できます:https://tgs.cesa.or.jp/jp
- 問い合わせ先
- 株式会社サムスン日本研究所 Display & Device Lab: 太田英行
- h.ota@samsung.com
出展情報と主要ポイントの一覧(要点まとめ)
以下は本出展に関する主要情報を整理した表です。展示会の基本情報、出展の主題、デモ機材、試遊タイトル、問い合わせ先などを一目で把握できるようにまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
出展社 | 株式会社サムスン日本研究所(本社:横浜市、代表取締役:多田 充) |
プレス発表日時 | 2025年9月16日 10時00分 |
展示会名 | 東京ゲームショウ2025 |
会期 | 2025年9月25日(木)~28日(日) |
会場 | 幕張メッセ |
小間番号 | 07-N01 |
デモ内容 | サムスン製スマートテレビ「QN90F」を使用したHDR10+ GAMINGの効果展示 |
試遊タイトル | NACON and Rogue Factor “Hell is Us” |
HDR10+ GAMING適用タイトル(発表済み) | EA SPORTS™ “F1Ⓡ 25”、NACON and Rogue Factor “Hell is Us”、2K and Gearbox Software “Borderlands Ⓡ 4” |
公式情報 | 東京ゲームショウ公式:https://tgs.cesa.or.jp/jp HDR10+ 発表資料:https://hdr10plus.org/wp-content/uploads/2025/09/HDR10-Gamescom-Announcement-9-3-2025_Final.pdf |
問い合わせ | Display & Device Lab: 太田英行 Email: h.ota@samsung.com |
以上の内容は、サムスン日本研究所によるプレスリリースの全文に基づいて整理しています。出展ではHDR10+ GAMINGの技術的な説明と実機デモが中心となり、対応ゲームの増加や、QN90Fを用いた視覚表現の差異を来場者が体験できる構成となっています。画像ダウンロードや詳細資料はプレスリリースの関連素材から入手可能です。