日本さつまいもサミット、エントリー受付と日程を解説

エントリー開始9/15

開催日:9月15日

エントリー開始9/15
エントリーって誰でもできるの?
日本国内でさつまいもを生産している法人・個人ならエントリー可能。一次通過後に今年度生産のさつまいもを食味審査用に約10kg提出できることが必要で、ファーマーズ部門は作付け2反以上または生産量4トン以上が参加条件です。
表彰式はいつどこで行われるの?
表彰式は「さつまいも博2026」の会期中に行われ、受賞者は2026年2月14日に幕張メッセ ホール3のメインステージで表彰されます。さつまいも博自体は2026年2月11日〜15日に開催されます。

生産者の栄誉を競う『日本さつまいもサミット2025−2026』、エントリーが9月15日から開始

さつまいも生産者とその生産物に贈られるアワード「日本さつまいもサミット2025−2026」のエントリー受付が、さつまいも博実行委員会により2025年9月15日から開始されました。プレスリリースは株式会社頼人より2025年9月16日 09時00分に発表されています。主催はさつまいも博実行委員会(代表:石原健司、東京都新宿区西新宿7-7-26)です。

このサミットは2019年の開始以来、さつまいも生産者の取り組みやさつまいもの品質を国内外に示す場として継続的に開催されており、今回で7回目の開催となります。評価はさつまいも有識者による評価委員会が行い、毎年ユニークで優れた生産者とさつまいもを選出しています。今回のエントリーは生産者に向けて無料で実施されます。

今年度のファーマーズ・オブ・ザ・イヤー/さつまいも・オブ・ザ・イヤーは誰の手に!日本さつまいもサミット2025−2026 生産者エントリー開始! 画像 2

二つの賞とその意義

日本さつまいもサミットでは「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」の二部門で受賞者を選出します。前者は生産者としての一年間の取り組みや生産活動全体を評価するもので、後者は主に食味を中心としたさつまいもの個体としての優劣を評価するものです。

受賞者および受賞さつまいもは、さつまいも博2026のメインステージで表彰式が行われ、注目度の高い場で栄誉を讃えられることになります。表彰の舞台は、冬では初の幕張メッセで、過去最大規模での開催が予定されています(写真は「さつまいも博2025」表彰式のもの)。

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審査の流れと詳細スケジュール

審査は複数段階で進められます。一次評価会での選抜を経て二次評価会で最終選考を行い、食味審査などを通じて受賞者が決定されます。一次審査通過者には、実際に今年度生産したさつまいもを食味審査用に提出いただく必要があります。

以下はサミットおよび表彰式に関する決定済みスケジュールです。各日付は主催側発表の通りです。

  • 2025年 9月15日:募集開始(エントリー無料)
  • 2025年 11月17日:エントリー締切
  • 2025年 12月上旬:一次評価会
  • 2026年 1月下旬:二次評価会
  • 2026年 1月末頃:受賞者決定
  • 2026年 2月14日:表彰式(さつまいも博2026会場にて)

なお、さつまいも博2026自体は2026年2月11日(水・祝)〜15日(日)に幕張メッセ ホール3で開催されます。表彰式はその会期中の2月14日に設定されています。

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審査内容と提出物の取り扱い

一次審査通過者は今年度生産したさつまいもを食味審査用に提出する必要があります。主催側の案内では、提出量の目安は10kg程度とされており、提出にかかる送料およびさつまいも自体の費用は出品者の負担です。通過者には詳細が別途連絡されます。

審査は有識者による評価委員会が行い、食味、栽培管理、品質管理など総合的に評価される想定です。選抜された生産者は「さつまいも博」が実施するさまざまな活動へも参加する機会が提供されます。

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エントリー条件と参加上の留意点

エントリーは法人・個人を問わず、日本国内でさつまいもを生産していることが条件です。提出物や表彰式参加に関する具体的な条件も示されています。

以下ではエントリーにあたっての条件を整理します。該当する生産者は条件を満たすか事前に確認する必要があります。

基本条件
日本国内でさつまいもを生産していること(法人、個人いずれも可)。
提出物
一次審査通過後に今年度生産したさつまいもを食味審査のために10kg程度提出できること。送料やさつまいもそのものは出品者負担。通過者に詳細を別途連絡。
表彰式参加
受賞した場合に2026年の表彰式に極力参加できることが求められます。
ファーマーズ・オブ・ザ・イヤーの限定条件
ファーマーズ・オブ・ザ・イヤーのエントリーは作付け面積が2反以上または生産量が4トン以上の方に限定されます。

エントリーは無料ですが、一次審査通過後の実物提出や表彰式参加に伴う費用(輸送費や移動費など)は出品者側の負担となる点に留意が必要です。

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表彰式、会場情報、問い合わせ先/関連情報のまとめ

受賞者は「さつまいも博2026」に招待され、幕張メッセのメインステージで表彰式が行われます。さつまいも博2026は、冬の幕張メッセ開催としては初の規模で、ホール3にて2026年2月11日〜15日に開催されます。会場の最寄り駅はJR京葉線「海浜幕張駅」で徒歩約5分です。

主催はさつまいも博実行委員会、後援申請予定には北海道、茨城県、徳島県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、行方市、千葉市、鹿屋市、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構が含まれます。

報道・取材や問い合わせは、さつまいも博実行委員会 広報事務局(株式会社頼人 内)へ下記連絡先で受付されています。住所は東京都新宿区西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル、MAILは press@imohaku.com 、TELは 03-6555-3480 です。

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主催・後援・関連事項の整理

主催・運営はさつまいも博実行委員会が務め、地域や研究機関の後援申請が予定されています。地域振興や品種の普及、品質向上など、さつまいもに関する幅広い施策と連動して開催される点が特徴です。

本サミットは品評会としての側面だけでなく、選抜された生産者をさつまいも博の活動へ参加させることで、消費者や産地、流通との接点を強化する役割も担います。出品キーワードとしては「べにはるか」「シルクスイート」といった人気品種の名も挙げられています。

『日本さつまいもサミット2025−2026』主要情報まとめ
項目 内容
主催 さつまいも博実行委員会(代表:石原健司)
発表(プレスリリース) 株式会社頼人(2025年9月16日 09時00分)
エントリー期間 開始:2025年9月15日 / 締切:2025年11月17日
審査スケジュール 一次評価:2025年12月上旬、二次評価:2026年1月下旬、受賞者決定:2026年1月末頃
表彰式 2026年2月14日(さつまいも博2026会場、幕張メッセ ホール3)
会場(さつまいも博2026) 幕張メッセ ホール3(2026年2月11日〜15日)/最寄り:JR京葉線「海浜幕張駅」徒歩約5分
賞の部門 ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー(生産者評価)/さつまいも・オブ・ザ・イヤー(食味評価)
エントリー条件(主な点) 日本国内で生産(法人・個人可)、一次通過後に食味審査用に10kg程度の提出が可能であること、ファーマーズ部門は作付面積2反以上または生産量4t以上に限定
費用負担 エントリー無料。提出物の送料・出品物は出品者負担。表彰式参加に伴う経費は個別対応。
連絡先 さつまいも博実行委員会 広報事務局(株式会社頼人 内) 住所:東京都新宿区西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル/MAIL:press@imohaku.com/TEL:03-6555-3480
関連WEB 公式サイト:imohaku.com、サミット詳細:imohaku.com/satsumaimosummit、エントリーフォーム:form.k3r.jp/risin3/summit2526

本記事では、さつまいも博実行委員会による発表内容を整理して伝えた。エントリーは9月15日開始で締切は11月17日、受賞者は1月末頃に決定し、表彰式はさつまいも博2026会場(幕張メッセ)にて2月14日に行われる予定であること、ならびにエントリーや提出物に関する条件と連絡先情報を上記にまとめた。