ORAパビリオン夜間演出 光と食のデジタル体験

ORAパビリオン夜の光演出

開催期間:9月11日〜10月13日

ORAパビリオン夜の光演出
いつ見られるの?
2025年9月11日~10月13日の期間中、毎日18:30~21:00に点灯します(※日没後からパビリオン閉店まで)。上映時間や混雑状況は公式情報で確認すると安心です。
入場料とか予約いるの?
万博会場への入場が必要で、ORAパビリオン内で鑑賞できます。会場へ行くシャトルバスは西ゲート利用時に予約(KANSAI MaaSアプリ)が必須なので注意してください。

光と食が重なり合う夜――ORAパビリオンで始まったデジタルアート演出

2025年9月11日(木)より、大阪・関西万博のORAパビリオン内特設エリアで、株式会社グルメ杵屋による夜間のデジタルアート演出が始まりました。点灯は毎日18:30から21:00まで(※日没後よりパビリオン閉店まで)で、実施期間は2025年9月11日(木)~10月13日(月・祝)です。

このライトアップは、貝塚市・水間観音で好評を博した光の演出をベースに、万博仕様として再構築したものであり、光と映像、音を組み合わせて食文化や地域の歴史、未来へのメッセージを表現します。食に関わる企業が主導する演出として、視覚的な美しさだけでなく、五感を刺激する体験を目指した構成が特徴です。

残り1か月!大阪関西万博の夜を彩る幻想的なデジタルアート50年以上の歴史を誇るグルメ杵屋が新たな挑戦 画像 2

演出の概要と特徴

演出は、既存のプロジェクションマッピングを土台に、万博会場の来場者層に合わせた再構成を行っています。映像は地域の歴史的要素や食文化に関するモチーフを織り込みながら、音響と連動して展開される設計です。

夜間ライトアップはファミリー層やインバウンド観光客からも評価を得やすい時間帯に設定され、食と光の融合による「五感で味わう万博体験」を提供することを狙いとしています。演出のポイントは、視覚(プロジェクション)、聴覚(音響)、空間演出(照明配置)を連携させる点にあります。

  • 実施期間:2025年9月11日(木)~10月13日(月・祝)
  • 点灯時間:毎日18:30~21:00(※日没後よりパビリオン閉店まで)
  • 実施場所:大阪・関西万博「ORAパビリオン」内特設エリア
  • 演出内容:水間観音で展開中のプロジェクションマッピングをベースに再構成。食文化・地域の歴史・未来へのメッセージを光と音で表現。
対象
万博来場者全般(ファミリー層、インバウンド観光客などを想定)
制作元
株式会社グルメ杵屋(本社:大阪市)
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由来と背景――水間観音での実績を万博へ拡張

今回の企画は、グループ企業である水間鉄道の沿線にある水間観音で毎年開催されている「デジタルアートフェスin水間観音」の演出を出発点としています。水間観音で積み重ねてきた光の演出のノウハウを、大阪・関西万博の舞台に合わせて拡張・再構築したものです。

水間観音での実績は、地域の歴史や文化を題材にした映像表現とそれを支える技術的なアプローチの両面で評価を得ており、その成果を万博会場でより多様な来場者に届けるための取り組みとなっています。

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水間観音での取り組みと連携

地元で培った表現手法や運営ノウハウを基盤に、ORAパビリオン向けにはスケールや演出内容の最適化が行われました。映像素材の一部は地域の歴史資料や食文化の要素を取り込むことで、視覚的な訴求力と文化的な深みの両立を試みています。

水間観音のフェスは地域参加型のイベントとしても知られており、地域住民や観光客に向けた発信力を持っている点が、万博での演出に活かされています。プロジェクトは地域文化の可視化と外部発信を同時に目指す構成です。

  1. 水間観音でのデジタルアートの試行・実績
  2. 演出内容の選別と万博向け再構築
  3. 会場運営との調整および来場者動線への配慮

グルメ杵屋の歴史と多角化戦略

株式会社グルメ杵屋は1967年設立で、1971年に実演手打うどん「杵屋」1号店を開店して以来、うどん・そばを中心に多様な業種業態のレストラン事業を展開してきました。創業以来「食を通じて人と地域をつなぐ」という理念を掲げています。

近年はM&A等を通じて事業領域を拡大しており、機内食事業、業務用食品製造事業、日本語学校など、飲食にとどまらない多面的な事業展開を進めています。これにより、①ニッポンの食の魅力を国内外に提供する事業、②地域から求められる生活に欠かせない事業、③参入障壁の高い事業、という三つの柱を意識した経営を行っています。

近年の事業領域と位置付け

具体的には、国内外の消費者に向けた価格帯のバランスや品質管理を重視した飲食提供、企業間取引向けの食品製造、教育関連事業などを通じて、企業体としての多角化を進めています。今回の万博におけるデジタルアート演出は、食文化を主題に据えた発信活動の延長線上に位置します。

代表執行役社長は椋本充士で、本社は大阪市にあります。万博での取り組みは、地域連携の延長と企業のブランディングを兼ねた試みとして位置付けられます。

アクセス方法と会場での見どころ、まとめ表

ORAパビリオンへのアクセスは複数の導線が用意されています。電車ではOsaka Metro 中央線 夢洲駅1番出口からEXPO 2025 大阪・関西万博会場(東ゲート)へ直結しており、東ゲートから会場内を10分ほど歩くとORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』に到着します。バス利用では主要駅からのシャトルバス(西ゲート着)が利用可能ですが、利用には予約が必須で、予約にはKANSAI MaaSアプリのダウンロードが必要です。

西ゲートで下車した場合は徒歩で約3分、東ゲートからは徒歩で約10分の案内となります。ツアーで来場する場合も西ゲートでの降車となる点は共通しています。会場内での鑑賞は夜間時間帯に設定されているため、日没時間の確認や動線の把握が重要です。

鑑賞にあたってのポイント

鑑賞の際は、上映スケジュールや混雑状況をあらかじめ確認するとよいでしょう。夜間演出が中心となるため、日没時間の変化に伴う見え方の違いも鑑賞の要素になります。演出はプロジェクションマッピングと音響の連動が肝となるため、視点や立ち位置によって受ける印象が変わる点にも注意が必要です。

会場周辺にはORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』などの飲食スペースもあり、食とアートを組み合わせた体験の提供が意図されています。食文化をテーマにした映像表現があることから、コンテンツとしての一貫性が保たれている点も特徴です。

項目 内容
実施主体 株式会社グルメ杵屋(本社:大阪市、代表執行役社長:椋本充士)
実施期間 2025年9月11日(木)~10月13日(月・祝)
点灯時間 毎日18:30~21:00(※日没後よりパビリオン閉店まで)
実施場所 大阪・関西万博「ORAパビリオン」内特設エリア
演出内容 水間観音で展開中のプロジェクションマッピングをベースに万博向けに再構成。食文化・地域の歴史・未来へのメッセージを光と音で表現。
アクセス(電車) Osaka Metro 中央線 夢洲駅1番出口→東ゲート経由(東ゲートから徒歩約10分)
アクセス(バス) 主要駅からのシャトルバス(西ゲート着、予約必須・KANSAI MaaSアプリでの予約が必要)。西ゲートから徒歩約3分。
関連SNS 公式X: https://x.com/gkineya
公式Instagram: https://www.instagram.com/gourmetkineya/
カテゴリ・キーワード カテゴリ:アート・カルチャー、レストラン・ファストフード・居酒屋
キーワード:万博、EXPO2025、デジタルアート、グルメ杵屋、水間観音、食文化、アート、歴史

今回の演出は、水間観音で培った光の表現を基に、万博という国際的な舞台で食文化と地域文化を映像と音で伝える試みです。期間・点灯時間・会場・アクセス方法などの実務的な情報は上の表に整理しました。夜間の演出は視覚と音響の連動が要であり、観覧にあたっては上映時間帯や動線を確認したうえでの行動が推奨されます。