9月27・28日限定、TGSで『TopplePOP』がSwitch試遊可能に
ベストカレンダー編集部
2025年9月17日 13:30
TGSでTopplePOP試遊
開催期間:9月27日〜9月28日

東京ゲームショウでNintendo Switch版が初プレイ。出展の概要と日程
オーストラリアのインディー開発スタジオArkimAが手がける物理パズルパーティーゲーム『TopplePOP』が、東京ゲームショウ(TGS)でNintendo Switch向けに初めて試遊できる機会を用意します。プレスリリースは2025年9月17日10時33分、配信元はSpirit Animal Corp Pty Ltd。発表地は東京となっています。
東京ゲームショウ本会期は2025年9月25日から9月28日で、その期間中に『TopplePOP』の試遊・展示が行われます。特にNintendo Switchでの試遊は9月27日~28日に実施される旨が案内されています。なお、PC向けには現在Steamで早期アクセス配信中です(Steamストアページ: https://store.steampowered.com/app/1175770/)。

ゲーム性の詳細:直感的な操作と戦略が両立する物理パズル
『TopplePOP』は、アーケードスタイルのパズルゲームに物理挙動を導入したタイトルです。バンジーのような物理挙動がゲームプレイの核となり、プレイヤーは画面内のオブジェクトやブロックを操作して連鎖や得点を狙います。
操作は直感的で短時間で遊べる一方、キャラクターや戦術のカスタマイズ性によって奥深い戦略性も備えています。ローカルでのマルチプレイ・パーティモードからオンラインでのeスポーツ対戦まで幅広い遊び方を想定して設計されています。

主な特徴
以下は開発側が提示している『TopplePOP』の主要な特徴です。遊びの幅や開発意図を具体的に示す内容を列挙します。
- 物理ベースの挙動:バンジーのような挙動でブロックが跳ねたり転がったりする動きがゲーム性に深みを与えます。
- カスタマイズ可能な“ブロックバスター”キャラクター:プレイスタイルに合わせてキャラクターの外見や性能を調整可能です。
- 多彩なサプライズ要素:プレイ中に発生するギミックやボーナスなどで試合の展開が変化します。
- ローカル/オンライン両対応:家族や友人とのパーティ遊びから、競技性の高いオンライン対戦まで対応します。
また、本作は日本の1990年代に流行したパズル対戦ゲーム群(『ぷよぷよ』『ドクターマリオ』『ポケットファイター』『パズルボブル』など)からインスピレーションを受けており、開発チームは特に日本のゲーマーへのアピールを重視しています。

東京ゲームショウでの出展場所と関連イベント
『TopplePOP』はTGS会場内の複数箇所で試遊可能です。試遊場所ごとに対象や付帯イベントが異なるため、来場者が目的に応じて訪問できるようになっています。
具体的な試遊場所は次の3ヵ所です。各ブースの位置情報や周辺状況も併せて案内されています。
- HALL 11 2F「Selected Indie 80」エリア:ブースE-65
- インディーミーティングエリア近くに設置されるブース。ここで試遊した来場者には開発チームと直接会える機会や、特製コレクションアイテムを獲得するチャンスが提供される予定です。
- HALL 08「一般展示」エリア:「Graph」ブース08-N04
- 北8出口付近に位置する一般展示ブース。より広範な来場者層に向けた展示を想定しています。
- 幕張イベントホール「Asoviva!」ファミリーゲームパーク内:ブースA-10
- お子様やご家族向けのエリアに設置されるブースで、家族連れが体験しやすい構成での展示が行われます。

イベントスケジュールとスペシャル出演
『TopplePOP』は東京ゲームショウのインディーショーケース「Sense of Wonder Night(SoWN)」のファイナリスト8作品の1つに選ばれています。応募総数は1,000件を超える応募で、その中からファイナリストとして8作品に選出されたことが発表されています。
「SoWN」アワードは9月26日(金)にTGS会場で開催され、ArkimAのリードデベロッパーであるDan Graf氏が登壇して開発秘話の披露および質疑応答を行います。審査員にはインフルエンサーのPocky_Sweets氏、元PlayStation Indies責任者の吉田修平氏(吉田修平)など業界の第一線で活躍する専門家が名を連ねます。
メディア・コンテンツクリエイター向け情報と関連メディア
東京ゲームショウ期間中(9月25日~28日)、ArkimAはプレスおよびコンテンツクリエイター向けにプライベートアポイントやインタビューを受け付ける旨を発表しています。これには非公開のデモや深掘りした技術解説、開発チームとの対談が含まれる可能性があります。
メディアやクリエイターが利用できるサポートセクションはTopplePOPのLinktree上にまとまっており、プレスキットやFAQが提供されています。さらに最近開催されたコンテンツクリエイターパーティーの様子もLinktreeから確認可能です。
動画コンテンツ
日本語トレーラーが用意されており、ゲームの特徴や各モードを簡潔に紹介しています。併せて遊び方解説動画も公開されており、その中には「プロeスポーツプレイヤーになるためのヒント」も含まれています。これらの動画は試遊前にルールや操作を把握するのに有用です。
Linktreeや公式の配信ページからこれらの素材にアクセスでき、プレスや配信者は事前に素材を確認して取材・配信の準備を進めることが可能です。
ArkimA の歩みとチームの価値観
ArkimA(読み方:「アーキマ」)はシドニー中心部近くのニュータウンに拠点を置く小さなインディーゲームスタジオです。チームとしての公式発表は2020年ですが、メンバー同士は20年来の友人関係にあり、2000年代初頭から多数のプロジェクトで共同作業を続けてきました。
ArkimAの主要な実績には次のようなものがあります。
- Appleアワード受賞のモバイルゲーム『Rodeo Stampede』に関与
- アカデミー賞受賞映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』関連プロジェクトの参加実績
- IGFアワード受賞のチーム制FPS『Dystopia Game』
- Ludum Dare受賞作の『SmallTrek』『Bushfire Rescue Tactics』などのカルト的名作
『TopplePOP』というプロジェクトには、以下の価値観が込められているとチームは説明しています:
「共に成長し、よりクリエイティブに、よりインクルーシブに、より協力的に、そしてより競争力を高める」という理念です。
まとめ(項目別一覧)
以下の表で本記事で扱った主要情報を整理します。出展日程、試遊場所、関連イベント、アクセス先などを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
プレス発表日 | 2025年9月17日 10:33(配信元:Spirit Animal Corp Pty Ltd、発表地:東京) |
TGS会期 | 2025年9月25日~9月28日 |
Nintendo Switch試遊日 | 2025年9月27日~9月28日(東京ゲームショウ会場) |
PC版(現状) | Steamにて早期アクセス配信中(ストアページ:Steamストア) |
試遊会場(3カ所) |
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SoWN(Sense of Wonder Night) | 応募総数1,000件超の中からファイナリスト8作品の一つに選出。審査発表・登壇は9月26日。リードデベロッパー Dan Graf 氏が登壇。審査員にPocky_Sweets氏、吉田修平氏ほか。 |
メディア対応 | プレス・コンテンツクリエイター向けにArkimAとのプライベートアポイントやインタビューを受付(期間:9月25日~9月28日)。プレスキット・FAQはLinktreeにまとめられている。 |
関連コンテンツ | 日本語トレーラー、遊び方解説動画(プロeスポーツプレイヤー向けヒント含む)、コンテンツクリエイターパーティーの模様等 |
開発チーム | ArkimA(ニュータウン、シドニー近郊拠点)。公式発表2020年、チームメンバーは20年来の友人関係。過去実績に『Rodeo Stampede』『Dystopia Game』『SmallTrek』など。 |
以上が発表内容の要点と詳細の整理です。東京ゲームショウでの試遊場所や日程、SoWNでのファイナリスト選出、プレス向け対応など、発表された全ての情報を正確にまとめました。
参考リンク: