mfloow新ダッシュボードでバックオフィスをリアルタイム可視化
ベストカレンダー編集部
2025年9月17日 13:46
mfloowダッシュボード開始
開催日:9月17日

バックオフィスの“見える化”を前進させる新ダッシュボード機能を提供開始
株式会社メタップスホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長:山﨑 祐一郎)は、従業員ライフサイクル管理ツール「mfloow(エムフロー)」において、新機能「ダッシュボード機能」の提供を2025年9月17日(水)に開始しました。本機能は、従来システムや部門ごとに分散していた人員動態情報と業務利用データをワンストップで可視化することを目的としています。
提供開始日は2025年9月17日 10時00分
- 提供開始日:2025年9月17日(水)
- 提供製品:mfloow(従業員ライフサイクル管理SaaS)
- 新機能名:ダッシュボード機能(リアルタイム可視化)

分散データと業務評価の課題に応える開発背景
企業のバックオフィス業務は、手続きの複雑化や業務量の増加に伴い、部門間での業務負荷やタスクの遅延を早期に把握して迅速に対応したいというニーズが高まっています。加えて、入社・退職・休職・育休といった人員動態を一元管理し、組織全体の動きを俯瞰したいという要望も増加しています。
しかし現状では、人事・業務に関する情報はシステムや部門ごとに分散しており、全体像の把握が困難である点が大きな課題です。バックオフィス業務は成果が見えにくく、定量的評価が難しいため、組織における貢献が正当に評価されにくいという構造的な問題も指摘されています。
- 主な課題
- 情報が部門・システムごとに分散し、全体の把握が困難
- タスク漏れや連携ミスによる遅延が発生しやすい
- バックオフィス業務の定量評価が難しく、貢献の可視化が進まない
これらを踏まえ、メタップスホールディングスは人事データと業務データを統合的に可視化する仕組みを開発し、課題の早期発見と迅速な意思決定を支援することを目指しました。

ダッシュボード機能の詳細と実務での活用方法
新しく実装されたダッシュボード機能は、人員動態と業務利用データを同一画面で表示し、管理者が即座に課題発見と改善アクションを行える点が特徴です。表示項目や集計の柔軟性により、会議資料やレポート作成の手間も削減されます。
以下に機能詳細と実務での活用例を整理します。各項目は管理画面のカードやグラフ、リストからワンクリックでフロー詳細や該当者リストへ遷移できる設計です。

人事データの集計と分析
ダッシュボードは入社・退職・育休・休職などの人員動態を「mfloow」のフローから自動集計します。集計は年単位、四半期、月単位など任意の期間設定が可能で、会議用の資料や報告書作成に直接利用できます。
カードをクリックすると該当者リストやフローの詳細へアクセスでき、担当者単位の確認や個別フォローが容易になります。傾向分析や繁忙期予測に用いることで、配置計画の精度向上や人員補強の検討にもつながります。
- 自動集計:入社・退職・育休・休職を自動収集
- 柔軟な期間設定:年・四半期・月ごとに集計可能
- ワンクリック遷移:カード→該当者リスト/フロー詳細
業務状況のモニタリングと遅延傾向分析
業務量やタスクの完了/未完了数、遅延率、担当者ごとの進捗状況を一画面で確認できます。これにより、どの時期にどのタスクが滞りやすいか、誰のタスクが遅延する傾向にあるかを可視化します。
遅延率は自動算出され、時間経過や担当者別の傾向をグラフや表で提示するため、問題箇所の特定と対策の優先順位付けが効率的に行えます。結果として特定のメンバーに業務が集中する状況を見える化し、適切な業務配分やリソース調整が可能になります。
- 遅延傾向の把握:時期・タスク・担当者別の遅延を視覚化
- 業務量最適化:メンバーごとの負荷バランスを調整
- 進捗管理:リアルタイム表示で短期的な改善策実行が容易
マニュアル・テンプレート活用と成果の定量化
ダッシュボードはマニュアル(テンプレート)の利用状況も可視化します。テンプレートがどの程度活用されているかを把握することで、業務フローの標準化・改善状況を客観的に評価できます。
また、これまで捉えにくかったバックオフィス業務の成果を数値化することで、貢献度の定量的評価が可能になります。評価基準の整備や報酬・評価制度と結びつけることも視野に入れられます。
- テンプレート利用率の可視化
- 業務成果の数値化により評価基準を明確化
- 業務設計のPDCAを回しやすくするフィードバック基盤
mfloowの既存機能とAI支援
mfloowは従業員の入退社・異動・産休・育休など、従業員ライフサイクルに関わる手続きを一元管理するSaaSです。手続きのタスク漏れや連携ミス、業務の属人化を防ぎ、情報の共有と蓄積をシームレスに行います。
主な機能として、リアルタイム可視化、タスク連携自動通知、テンプレート機能、そしてAIによる自動フロー生成機能を備えています。AI機能はフロー名とタイプを入力するだけで自動的にテンプレートを生成するため、フロー作成の負担を軽減します。
- 主な機能一覧
- リアルタイム可視化:業務の進捗や遅延を一目で把握
- タスク連携自動通知:次の担当者へ自動的に通知
- テンプレート機能:誰でも使える業務フローテンプレートを標準装備
- AI自動生成:「フローテンプレート AI自動生成機能」によりテンプレート作成を支援
リソース、参考情報、会社概要と問い合わせ先
本機能に関する詳細は、mfloowの公式サイトに掲載されています。導入や機能に関する問い合わせは、同社のグロース戦略部(担当:笠原)宛に専用フォームから問い合わせ可能です。
報道関係者向けの問い合わせは社長室 広報が担当しています。以下に会社概要、連絡先、参考プレスリリースを含む関連情報を整理します。
連絡先と窓口
報道関係者お問い合わせ先:株式会社メタップスホールディングス 社長室 広報
メール:pr@metaps.com
サービスに関するお問い合わせ先:株式会社メタップスホールディングス グロース戦略部(担当:笠原)
問い合わせフォーム:https://contents.mfloow.com/inquiry
参考プレスリリース
過去の関連リリースも公開されており、機能強化や開発の流れを確認できます。以下のリリースおよびURLが参照先です。
- 2024年2月29日:人事・総務部門の入退社・異動手続きで起こる連携ミスやタスク漏れゼロへ
https://metaps.com/ja/archives/press_release/6042 - 2024年12月10日:生成AIで業務フローの作成を効率的にサポート、「フローテンプレート」機能を強化
https://metaps.com/ja/archives/press_release/11144 - 2025年3月5日:マルチワークスペースを実現する新機能を開発、組織に合わせた柔軟な管理が可能に
https://metaps.com/ja/archives/press_release/12324
会社概要(報道資料に基づく)
会社名:株式会社メタップスホールディングス
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
代表者:代表取締役社長 山﨑 祐一郎
設立:2023年1月26日
資本金:100百万円(資本準備金を含む)※2025年6月末時点
コーポレートサイト:https://metaps.com/
本記事の要点整理
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。機能の提供開始日、製品名、主な機能、問い合わせ先など、重要項目を一覧にしています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表企業 | 株式会社メタップスホールディングス(代表取締役社長:山﨑 祐一郎) |
発表日 | 2025年9月17日 10時00分 |
製品名 | mfloow(従業員ライフサイクル管理SaaS) |
新機能 | ダッシュボード機能(人員動態と業務利用データのワンストップ可視化) |
主な機能 | 人事データ自動集計、業務状況モニタリング、遅延傾向分析、テンプレート活用状況の可視化、AIによるフローテンプレート自動生成 |
問い合わせ(報道) | pr@metaps.com(社長室 広報) |
問い合わせ(サービス) | グロース戦略部(笠原)問い合わせフォーム:https://contents.mfloow.com/inquiry |
コーポレートサイト | https://metaps.com/ |
参考リリース |
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今回のダッシュボード機能は、バックオフィス業務の可視化と定量的評価を可能にし、業務負荷の偏りを是正する運用や人員計画の精緻化に資する設計となっています。管理者や経営層が組織の状態をリアルタイムで把握し、改善に向けた判断を行いやすくする点が、本機能の中心的な役割です。