『Exelio』序盤改善版をTGS2025で試遊展示、EAは2026年前半へ
ベストカレンダー編集部
2025年9月17日 15:21
東京ゲームショウ出展
開催日:9月17日

東京ゲームショウ2025で披露される最新版──試遊と映像公開の概要
株式会社AI Frog Interactiveは、開発中の1人用クラフト系サバイバルゲーム『Exelio -エグゼリオ-』の最新版を、東京ゲームショウ2025のインディーゲームコーナーにてプレイアブル展示します。出展日時については本プレスリリースが公開された日付が2025年9月17日 13:00であり、会場でのデモは同イベント期間中に行われます。ブース番号はインディーゲームコーナーの11-C23です。
展示に合わせて、ゲーム冒頭の実機プレイ動画を順次公開します。公開先はSteamストアページおよび公式YouTube、さらにSNS(X)での配信も予定されており、展示の様子や序盤のプレイ感を映像で確認できます。Steamストアページは以下のURLです:https://store.steampowered.com/app/2465510/EXELIO/

試遊ブースと公開映像のスケジュール
展示は東京ゲームショウ会場のブースでの試遊が中心となりますが、会場に来られないユーザー向けに実機映像を公開する計画が進行中です。映像はTGS会期に合わせて段階的に公開され、最初にゲームの開始から序盤の流れを示す映像が公開されます。
公開は以下の媒体を用いて順次行われます。実機での試遊はSteam Deckでも行えるビルドが用意されるため、携帯機での操作感も確認可能です。
- Steamストアページ(映像・情報掲載):https://store.steampowered.com/app/2465510/EXELIO/
- 公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@AIFrogInteractive
- SNS(X):https://x.com/AIFrogInt

『Exelio -エグゼリオ-』の世界観と基本システム
『Exelio -エグゼリオ-』は、未知の惑星「エグゼリオ」に目覚めた主人公が探索・サバイバル・クラフト・戦闘を通じて過酷な自然と向き合う、1人用サバイバル・アドベンチャーです。ゲームは二人の主人公を切り替えながら進行し、昼と夜で異なる行動目的が設けられています。
開発にはUnreal Engine 5を採用しており、PCでは最大4K解像度に対応する一方で、Steam Deckや低スペックPCでの快適動作を目指して最適化を継続しています。視覚的な表現と動作負荷の両立を図る設計が進められています。

日中と夜間のサイクルとプレイ設計
ゲームのコアは昼と夜の対照的なサイクルにあります。昼は資源確保と拠点拡張、夜は敵の襲撃への備えという二相の行動を戦略的に回していく設計です。昼と夜で役割が切り替わることで、短期的な戦術と中長期的な拠点づくりの両方が求められます。
日中の活動と夜間の防衛は主人公の切替えによって行われ、状況に応じて最適な人物を選ぶ判断が重要です。探索やクラフト、戦闘が連動する設計により、プレイヤーは毎回のプレイで異なる選択肢を検討することになります。
- 昼:資源の採集、拠点の拡張、ミッション遂行
- 夜:敵の襲撃に備える、防衛ライン構築、戦闘
- 切替:二人の主人公を状況に応じて切り替え、役割分担を行う

最新版での追加・改善点(東京ゲームショウ2025版の注目点)
今回展示する最新版は、操作性や序盤体験の大幅な改善を中心に、フィードバックを反映した複数のアップデートが含まれます。主な目的は「序盤の導入の明確化」と「継続して遊べるテンポ感の向上」です。
以下はプレスリリースで示された追加/改善ハイライトの全項目です。すべての項目を具体的に挙げて整理します。
改善項目 | 詳細 |
---|---|
疲労システムの見直し | 従来の疲労システムを撤廃し、時間制限システムへ切替。これに合わせたUIの大幅変更を実施。 |
序盤の誘導強化 | 「序盤に何をすればよいか」を分かりやすくするための誘導とチュートリアル改善。 |
クラフトの拡張 | 資材→素材→設備→拠点という構造を強化。ミッション機能やアシスト機能を導入してクラフトの負担を軽減。 |
拠点構築のテンポ改善 | 建築UIの改良、スナップ挙動の見直し、拠点開発機能の強化で建設の手間を短縮。 |
夜間の敵襲リファイン | 音・光・足跡などの察知フィードバックを調整し、バトルシステムを一新。 |
音声の追加テスト | ユーザーからの要望が多かった音声を一部追加し、演出の厚みを増加。 |
加えて、今回の展示で使用される映像やスクリーンショットには「山並みから謎の塔を望む」「天候の変化とともに探索が進む」「物語の鍵を握る謎の立体物」「拠点を築き、襲撃に備える」「謎の卵状のオブジェクト」「夜になると敵が押し寄せる」「最大級の脅威となる敵」といったビジュアルや状況が含まれます。これらはゲーム序盤の情景や緊迫感を伝えるために表現が洗練されています。

音声・演出・バトル周りの具体的なリファイン
夜間の察知要素(音・光・足跡)に関するフィードバックは、プレイヤーに情報を適切に伝えることを重視して調整されました。敵の発見や回避、迎撃に関連する演出は、誤認や理不尽さを減らす方向で改修されています。
バトルシステムは一新され、戦闘時の操作感と敵挙動の応答性が改善されています。これにより、夜間の防衛フェーズが単なる数合わせではなく戦術的な展開になることが意図されています。

開発体制、AI活用、Early Accessの時期と関連情報
株式会社AI Frog Interactiveは少人数体制ながらゲーム業界での経験があるスタッフを中心に構成されたインディーズ開発スタジオです。生成AIなどの最新AI技術を積極的に活用することで、効率的かつ高品質なオリジナルゲームの開発を進めています。代表取締役は新 清士、本社は東京都港区です。
今回、Early Access(アーリーアクセス)の開始時期は当初予定から変更され、2026年前半に設定されました。変更理由はユーザー体験の磨き込み、コンテンツ拡充、そして最適化作業の期間を確保するためと説明されています。

代表コメント
代表・新 清士のコメント(原文の要旨)では、『Exelio』が“昼は築き、夜は守る”という高密度な往復を核とするサバイバル体験であること、今回の出展で序盤の入りやすさと継続プレイの気持ちよさを大きく改善した最新版を展示すること、そしてEarly Accessの開始を2026年前半に変更して品質を最優先に作り込む方針が示されています。
代表はまた、東京ゲームショウ会場での直接のフィードバックを歓迎する旨を述べていますが、宣伝色を抑えつつ開発の意図と目的を明確に示す形での発言となっています。
AI活用に関する詳細は代表が執筆した事例紹介などで参照可能です。代表執筆の例としてはASCII.jpでのコラム「新清士の『メタバース・プレゼンス』第81回 AIイラスト、こうしてゲームに使っています」が挙げられています。また、経済産業省による「コンテンツ制作のための生成AI利活用ガイドブック」にも先行事例として取り上げられています。
- Steam(ストアページ):https://store.steampowered.com/app/2465510/EXELIO/
- X(旧Twitter):https://x.com/AIFrogInt
- YouTube:https://www.youtube.com/@AIFrogInteractive
- TikTok:https://www.tiktok.com/@exelioaifrog

まとめ(主要事項の整理)
以下の表は、本稿で取り上げた『Exelio -エグゼリオ-』の出展・開発・公開予定に関する主要事項を整理したものです。表の後に本稿の要点を簡潔にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | Exelio -エグゼリオ- |
発表元 | 株式会社AI Frog Interactive(本社:東京都港区、代表取締役:新 清士) |
プレスリリース日 | 2025年9月17日 13:00 |
東京ゲームショウ出展 | インディーゲームコーナー 11-C23(プレイアブル展示) |
公開映像 | Steamストアページ、公式YouTube、SNS(X)で順次公開 |
Early Access開始時期 | 2026年前半(変更済み) |
対応・技術 | Unreal Engine 5、PC(最大4K)、Steam Deck最適化、低スペックPC対応目標 |
ジャンル | 1人用クラフト系サバイバル・アドベンチャー(探索/サバイバル/クラフト/戦闘) |
主要変更点 | 疲労→時間制限システム、UI刷新、序盤誘導強化、クラフト/拠点構築改善、夜間の敵襲リファイン、音声追加テスト |
関連リンク | Steam: https://store.steampowered.com/app/2465510/EXELIO/ ほか公式SNS・YouTubeあり |
今回の出展は、序盤体験と操作性の改善を中心に据えた最新版の実機試遊と、映像公開によってより多くのユーザーに現状の体験を伝える目的があります。Early Accessの時期を2026年前半に移すことで、品質向上や最適化、コンテンツ拡充の余地を確保する意図が明示されています。展示はインディーゲームコーナーの11-C23で行われ、Steamストアや各種SNSでの情報発信が並行して進められます。
参考リンク: