タイで盛況のNextWave Japan、ギャル文化が好評

バンコクでNextWave開催

開催日:8月29日

バンコクでNextWave開催
NextWave Japanって何をやったの?
ジャパンポップカルチャーを軸にしたマーケティングフォーラムで、メタバースやインフルエンサー、アイドル、ギャル活用の事例紹介と実演ライブ、鏡開きやフォトセッションなど参加型プログラムでビジネスと体験を結びつけました。
国内の次回イベントにはどうやって参加するの?
国内開催は2025年9月19日16:00〜渋谷QWS CROSS PARKで実施。参加無料でPeatixのチケット予約ページから申し込む形式。定員に達し次第締切、会場のみ開催で配信はありません。

バンコクで開かれたNextWave Japan──開催の背景と目的

合同会社CGOドットコム(本社:東京都渋谷区、代表:総長 バブリー(竹野 理香子))、株式会社大丸松坂屋百貨店(本社:東京都江東区、代表取締役社長:宗森 耕二)、株式会社ツギステ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:橋本 ゆき)の三社は、現地時間の2025年8月29日(金)にタイ・バンコクのDonki Hallにて、ジャパンポップカルチャーを活用するマーケティングフォーラム「NextWave Japan」を開催しました。プレスリリースは2025年9月17日 12時48分に発表されています。

三社は2025年7月に業務提携を開始し、ジャパンポップカルチャーを軸にした企業のマーケティング支援、コンテンツ開発、人材開発支援を国内外で展開することを目的としています。大丸松坂屋百貨店のインフルエンサー事業における既存の取り組み(タイの国民的女優がプロデュースするバンコクの日本食レストランとの協業)を踏まえ、タイ市場でのフォーラム開催へとつながりました。

開催日時
2025年8月29日(金)(現地時間)
会場
Donki Hall(バンコク)
主催/共催
主催:大丸松坂屋百貨店 共催:ツギステ・CGOドットコム
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第1部:事業者向けビジネスセッションの詳細と登壇者紹介

第1部はビジネスパートとして、ジャパンポップカルチャーを活用したマーケティング事例の紹介を中心に実施され、合計3名の登壇者が登壇しました。各登壇者は自社のノウハウやコラボ事例を具体的に提示し、メタバース、インフルエンサー、アイドル、ギャルといった切り口を用いた実務的な示唆を提供しました。

各セッションは、企業のマーケティング担当者やプロデューサー、インフルエンサー支援に関わる関係者を主な対象とし、実践的な導入方法や期待される効果について具体的に示した点が特徴です。

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登壇者と講演テーマ

  • 岡﨑路易(大丸松坂屋百貨店 DX推進部 部長):テーマ「最新ポップカルチャー・マーケティング事例(インフルエンサー/メタバース)」。デジタルを掛け合わせたマーケティング手法、メタバースの活用やインフルエンサー施策の具体事例を紹介しました。
  • 総長 バブリー(竹野 理香子)(CGOドットコム):テーマ「ギャル史概説+企業コラボ実績」。ギャルが外見表現にとどまらず価値観や生き方を示す〈ギャルマインド〉へと評価軸が広がったことを解説し、人材・組織開発商品開発・プロモーションの2領域における活用事例を提示しました。自治体や企業との協業事例として、岩手県の銘酒「南部美人」とコラボした日本酒ブランド「YUICHU」の事例も紹介しました。
  • 桜のどか(ツギステ 取締役):テーマ「日本のアイドルとコミュニティ形成史 / 飲食コラボの実例」。ライブアイドル文化がファンコミュニティの核となった経緯を説明し、飲食チェーンとのコラボ事例を通じて「来店・体験・拡散」を一貫設計するポイントを示しました。
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ビジネスパートで提示された示唆

セミナーでは、インフルエンサーやメタバースといったデジタル領域の活用、アイドルやギャルといったリアルなカルチャーを組み合わせた施策が、来店・体験・拡散までの導線設計に有効であると示されました。

企業の課題解決に向けた具体的施策として、独自IP活用による商品開発、コミュニティ形成を前提としたプロモーション、カルチャーに根ざした人材育成手法の導入などが挙げられました。

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第2部:ライブ・パフォーマンスと参加体験の内容

第2部はパフォーマンスパートとして、タイの観客に向けた実演・交流を中心に構成されました。音楽とダンス、文化体験を通じてジャパンポップカルチャーの“参加型”の魅力を示すプログラムが実施されました。

会場ではライブやパフォーマンスに加え、鏡開きによる日本酒紹介、フォトセッションなどの体験型コンテンツが行われ、来場者が直接交流できる時間が組まれていました。

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出演アーティストとパフォーマンス構成

  • JAPANARIZM(ジャパナリズム):JAPAN EXPO 2024出演実績を持つアイドルグループが和のリズムとモダンサウンドを融合したステージを披露。手拍子やコールを取り入れ、言語の壁を超えた参加型の演出で会場を盛り上げました。
  • ギャルパフォーマンス:うさたにパイセン、ギャル大臣、リリースペイシーの3名がパラパラのライブパフォーマンスを実施。自己表現とポジティブさを体現するギャル文化のエネルギーを届けました。
  • 鏡開きと日本酒「YUICHU」紹介:CGOドットコムと岩手・南部美人のコラボ日本酒「YUICHU」を用いた鏡開きを実施。タイの参加者には日本酒が初めてという方も多く、会場からは「美味しい」との声が聞かれました。
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参加型の交流と撮影

ステージ後には来場者と出演者が撮影・交流できるフォトセッションを実施しました。撮影データを共有することで、リアルでの体験をオンラインに拡張する可能性を示しています。

会場内ではオフィシャルカメラマンやメディアによる撮影が行われ、当社およびグループ会社の広報物や報道で写真・動画が掲載・放映される場合がある旨の案内が事前にありました。

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アンケート結果・成果と国内開催の告知

イベント後の参加者アンケートでは、ビジネスパートの総合満足度が平均4.68/5ポイント、パフォーマンスパート全体の満足度が平均4.88/5ポイント、ギャルパフォーマンスへの満足度は平均4.73/5ポイントと、高評価を得ました。合わせて、参加者の65%が「ギャルカルチャーが好き」と回答しており、タイにおける日本のギャル文化の親和性が示されています。

ギャルの魅力としては「ファッション」だけでなく「自由さ」や「自己表現力」が評価され、見た目に留まらない精神性への共感が強いことが明らかになりました。会場にはギャルファッションで来場した参加者も多く、実地の文化受容度が高かったことが確認されています。

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今後の事業活用の方向性と可能性

報告では、タイ市場で特に有望と考えられるビジネス活用の展開として、Y2Kとタイ風ファッションを取り入れた「ギャル×ファッション」の掛け合わせ、化粧品ブランドや飲食店とのコラボレーション、タイのインフルエンサーやアーティストとの共演などが挙げられています。

これらはタイの消費者嗜好と日本のポップカルチャーの接点を軸にした事業モデルであり、今回のフォーラムはその第一歩としての位置づけが示されました。

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国内開催の告知(NextWave Japan Forum)

三社はまた、国内開催としてNextWave Japan Forumを以下の通り開催する旨を告知しています。国内での開催では、タイでのフォーラムの模様のレポートや独自IPを活かした事業開発・動画制作・人材研修の最新事例を紹介します。

  • 日時:2025年9月19日(金)16:00-20:00(16:00-18:00 セミナー、18:00-20:00 ネットワーキングパーティ)
  • 会場:渋谷 QWS CROSS PARK(東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア15階)
  • 参加料:無料
  • チケット予約ページ:https://nextwavejapanforum202509.peatix.com
  • セミナー参加に関する問い合わせ先:大丸松坂屋百貨店 インフルエンサー事業(お問い合わせフォーム:https://www.daimaru-matsuzakaya.com/business/influencer/

注意事項として、定員に達し次第予約受付を終了すること、会場内での撮影が行われること、本セッションはリアル会場のみの開催でオンライン配信はないことが明示されています。

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企業情報、連絡先、まとめ(要点表)

CGOドットコムは「世の中のバイブスをアゲる」をミッションに掲げ、ギャル式ブレスト®︎をはじめとしたワークショップや企業向けプログラムで組織改革やアウターブランディング支援を行っています。導入実績には三菱鉛筆、東急建設、札幌市役所など100社以上が含まれており、メディア掲載も多数あります。

取材や問い合わせ、その他詳細は各社の公式窓口を通じて案内されています。イベントで使用された画像ファイルはプレスリリース素材としてダウンロード可能である旨も付記されています。

項目 要点
イベント名 NextWave Japan(タイ開催)
開催日(現地) 2025年8月29日(金)
開催場所 Donki Hall(バンコク)
主催/共催 主催:大丸松坂屋百貨店 共催:ツギステ・CGOドットコム
登壇者(主な氏名と所属) 岡﨑路易(大丸松坂屋百貨店 DX推進部部長)、総長 バブリー(CGOドットコム)、桜のどか(ツギステ取締役)
パフォーマンス出演 JAPANARIZM、うさたにパイセン、ギャル大臣、リリースペイシー
アンケート結果(満足度) ビジネスパート平均4.68/5、パフォーマンス平均4.88/5、ギャルパフォーマンス平均4.73/5
ギャルカルチャー好意度 65%が「ギャルカルチャーが好き」と回答
国内次回開催 NextWave Japan Forum:2025年9月19日(渋谷 QWS CROSS PARK)
関連サービス(CGO) ギャル式ブレスト®︎、企業向けワークショップ、アウターブランディング支援(導入実績:三菱鉛筆、東急建設、札幌市役所 等)
連絡・申込 チケット:https://nextwavejapanforum202509.peatix.com 問い合わせ:大丸松坂屋 百貨店 インフルエンサー事業

以上の内容は、三社が公表したプレスリリースの情報をもとに整理・要約したものです。今回のフォーラムは、タイにおけるジャパンポップカルチャーの受容性と、文化をビジネスに繋げるための具体的な手法を示す機会となりました。